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紙コップ握ればひしゃげるその器己が心の浅ましさの果て

湯の水面暗闇の波広がりて妙なる調べあなたへの蒼

時越えて地の果てまでもどこまでもそんな誓いも時の彼方に

肌破り爪たて君を望みしは ....
生まれては消えてゆきます片恋は炭酸水の泡の数ほど

もくもくと瞼の裏に夏の雲夕立のあと虹ふたつ

遠雷におびえる硝子風鈴の母を呼んでるかぼそき声

はてしなく走る草原夏の日の思い出は今ポッ ....
かけゆきていきぎれするほどのぞむさきのぼりみつめたあなたのそのせ


そのひとみながめるものをとせをのばしおなじめせんにうつるあおぞら


かえりみちくつずれかくしすずしがおとおい ....
風めくるページの中に君を見る押し花のよな僕の心は

暗闇に輝く電子その震え君の思いを伝える小箱

走りきる海の無い道走りきる人生の崖君を求めて

ただ雨を飲み干し満たすこの渇き恵みの雨の慈 ....
コーヒーを嫌いな時がありまして僕は素敵な恋をしました

苦いのが好きと言ったはずのコーヒーに君は少しの砂糖を足した

今日の日も、たぶん僕らの記念日と、君と二人でコーヒーを飲む

繋がらず ....
標識は海それだけを手がかりにギアはトップで{ルビ夏風疾走=サマーラナウェイ}

かざなぎでアクアスカイに叫ぶとき見えていたんだ白きクラック

無人駅いつから来ない夢列車ココナツの浜 ....
「本当に好きな人はいないの?」と真面目な顔して私に聞くな。


「みんな好き。」そう答えてもあなたが満足しないと知っているから。


友愛も恋愛だって愛でしょう?どう違うかは知らないけ ....
薄味の恋をしたって
欲張りな

こころは満足できないの
坂道と 空の狭間に 滲み湧く 誰そ彼影に 未練が霞む 《宿題は涼しいうちに済ませましょう》 お前の胸は痛むだろうな


ぢあぢあと蝉が鳴くのを外に聞く お前の胸は痛むだろうな


世を嘆き人を憎んで夢の中 お前の胸は痛むだろうな

 ....
やさしさは 甘い復讐 美しく 
       
別れの理由を 想う毎日
立ち止まり
何を待つのか
空見上げ
来ぬ人思い
風舞う果てへ
あの夏のサナギの記憶はありますか
(ランドセルに隠した羽根の罪)




「人生が退屈なんだ」とつぶやいた
僕を殴るように 夏が 夏が 




しましまの正義を装填した銃を抱 ....
柔軟な 広い心で 聴いてみて 
      すこし解った 宇多田ヒカル
草あざみ風はどこへと吹くのやら
    一人の道に時は惑いて


くちづけはブーゲンビリアあかあかと
    見つめる瞳にしずむ太陽


透きとおる{ルビ項=うなじ}をみせて{ルビ月見 ....
ゼラチンも火薬もレーザー光線もいらぬ彼女の艶やかな笑み
(KILLER QUEEN)

光速のエクスタシーを身に纏い 今はオイラを止めてくれるな
(DON'T STOP ME NOW)

 ....
・・



「プロローグ・夏」


風が吹く渚できみと見たものは プロローグ「夏」シャインドリーム

楽園と示す標は傾いて君へとむかう(アイタイキモチ)

駆け抜けろ渚通りは ....
コロッケ屋の店先に掛く花の絵にたびたび立ちてめでにけり

渋き色調溶けこみてそこはかとなく包む雰囲気売りはすまい
呼吸するすべなど誰も教わらない駆け出す夏はどこまでも海


鍵盤を戸惑うような告白が胸をすみかに未来へ渡る


横顔にかける祈りもつかのまに夢から夢へ原理をつなぐ


 ....
左手のダイヤの裏に隠された本当の意味知らぬ幸せ

寝言では私の名前が出ないよう 
         呼び名はいつも愛犬『ナナ』で

「ねぇ今日は記念日でしょ」と花束を 
        ....
雨音のぱたりぱたりと心地よくけぶる視界にひらく番傘 夏のぬくもりってどんなの?と少女、軋む氷のかけらを溶かす

この雨が上がればさよならの予感半袖の先爪に塗りこむ

果汁がどのくらいの夏ならいいの太陽と日焼け止め調合

何も考えずに揃って鳴 ....
 
朝焼けに乾く唇噛み締めて君を待つてる息が白ずむ
 
 
ごんどらの唄を聞きたし二十八歳の夜更けに乙女に還れり
 
 
小指だけ繋ぐ初しさもどかしさつたはるならば今すぐにでも
 
 ....
朝目覚め窓見てみれば
澄みきった青
白い雲 穏やかな空


吹き返す風の強さに耐えかねて
君を盾にし
突き進まんや


過ぎ去って
祇園祭は出来るよう
着物姿の男女が向かう
 ....
あやめ草あやに恋しき君なれば
  夢も染むらむ花むらさきは



名にし負はば紫野辺の夕やみや
  見せようつつに千代の面影



ときじくの花にはあらで露の花
  ただ ....
右側から来た物体を左側に受け流すだけじゃ許されないから


ぢぢぢぢぢ 公衆トイレの看板を殴りつけたい 逃げ場所がない


漠然とした安全も漠然とした不安もいつも感じる


 ....
I miss you 呟いてみる午後三時アールグレイに満たされてゆく


木苺のタルトをさくりとかじるときグレーテルの声が聴こえた


空白の手帳に記す明日もなくガトーショコラはほ ....
光合成が不得意の僕らにまた夏の陽が降り注ぐだろう


屋上のベンチに座り互いの塩分濃度を確かめ合った


生き物の忘れていった生ものが機体の上で腐りかけてる


メデューサが美容院に ....
{引用=月日に添へて時の花咲き
前の花のいといみじふ美しき
おぼろなりて花の匂ひを忘る
あやめの花もまた同じなり

時の移ろひとはかくのごとくと
定めを知るなり}

花あやめ消えゆく色 ....
ぬばたまの髪をほどいて君の手に瞳あずけてビトウィーン・ザ・シーツ


うつせみの命のかぎりを惜しむべく両の乳房を愛されている


ひさかたの月夜を飽かず眺めてるブランケットにふたり ....
北大路京介さんの短歌おすすめリスト(784)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
妙なる- アマル・ ...短歌6*07-7-27
思い出- 小川 葉短歌707-7-27
あこがれ- リュウセ ...短歌3*07-7-26
君を- アマル・ ...短歌6+*07-7-26
コーヒーと僕と君と- たにがわ ...短歌307-7-25
「サファイアン・サマー」- Rin K短歌21*07-7-25
答えられない- 秋桜短歌7*07-7-23
うすあじのこい- 佐和短歌307-7-23
黄昏- 松本 卓 ...短歌307-7-23
お前の胸は痛むだろうな- 鳥獲短歌9*07-7-22
sweet_revenge- 佐和短歌207-7-22
待風- 秋桜短歌5*07-7-21
不完全少年- しろいろ短歌8*07-7-20
マイナー好み- 佐和短歌407-7-20
花言葉Ⅳ- 石瀬琳々短歌17*07-7-20
うたえ女王様!〜Music_on_575(Part4)- AKINONA短歌307-7-19
■共同作品■楽園で抱いた星の名は・- Rin K短歌21*07-7-18
コロッケ屋の絵- 生田 稔短歌307-7-18
◆もぎたての夏- 千波 一 ...短歌10*07-7-18
adultery- 十六夜短歌507-7-17
ツキニムラクモ- リュウセ ...短歌5*07-7-17
もぬける夏- 唐草フウ短歌14*07-7-17
恋せよ乙女- 黒子 恭短歌11*07-7-16
台風一過- 秋桜短歌6*07-7-15
あやめも知らぬ恋の道_____■古語の宴参加作品■- Rin K短歌16*07-7-14
ぶっ壊せ、泣きたくなる時に泣け、でも人生は一度じゃない- ピッピ短歌707-7-14
おやつの時間- 落合朱美短歌1507-7-13
真夏の記念日- たもつ短歌1207-7-13
あやめ_★古語の宴_参加作品_★- ぽえむ君短歌6*07-7-13
ピロートーク- 落合朱美短歌1107-7-12

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