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二時間後待ち合わせをした駅に居る君の背中を想って黙る

甘茶色耳にかかるべき髪の毛を指で遊ばせ五分の間を埋め

梅雨前の最後の晴れに出かけよう三浦海岸二人乗りの午後

まっすぐに続く空とい ....
   こよつきよ              
   ここにもちから およぼせよ。

   夏草ノ原 草ノ海原。


 ノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ
      ノノノノノ ....
{引用=1:声}
暴ければ骨がみえるようつくしい燃ゆる緋色の声みえずとも

{引用=2:色}
郷愁もあざけってくれ雨粒に色などないと笑う君なら

{引用=3:つぼみ}
花つけず逝ってしま ....
  

  放課後の静まりかえった女子トイレ金魚が一つ産み落とされる

  揺れ動く尾びれ背びれに滲む跡肢体をつたう金魚群

  奔放に泳ぎまわるや体内の水槽覗き金魚と目が合う

   ....
北大路京介さんの短歌おすすめリスト(784)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
並ぶ、風と、流れる- 吉原 麻短歌705-6-10
なつくさのはら- 小池房枝短歌13*05-5-24
題詠マラソン伴走_001-010- 待針夢子短歌3*05-3-29
赤い月- 容子短歌1703-7-16

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