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空高く猫背を気にして君を待つ約束の無い公園通り

枕抱き眠りにつく初夏の宵 夢に見るのは君の曲線

色男ため息ついて開かせる女の心と財布の紐を

カラオケで悲しい曲を歌ってはそれよりマシと ....
心呼吸

嵐前夜の群青に染まる午前七時


「めげない。」


と誓う
なんとなくおいしそうだと思ったの わたしスプートニクを墜とした女

ヒステリー女は丸いカプセルに入れて 水洗レバーは・・・「大」

いらないと思ったからね だってそれただ回るだけのおもちゃ ....
別れ時

君に送りし鉢植えを

君枯らす時

わたしも離ろう
疾走す十六の夏が跳ね上げる飛沫に眩み光に濡れて

夢よりも大事なものもきっと夢何追エバイイ遣る瀬ないまま

迷うのは間違っているからじゃない 信じたいのはたったそれだけ

傷つけるばかりの ....
大抵の車は白き色にして街も大概白き夏かな 春風よわたしは山に籠もります春の匂いを極めてきます


砂塵舞ふ 濡れし視界をみぎひだり桜ぞ桜のままに毀るる


月面を宙返りせしあの影は二月生まれのナルシストなり


 ....
さよならは青い背もたれ始発にて四月の夢を温めにいく



アンニュイな晴間が秘める春雷に片目をとじて君を待つ午後



ないしょです。星くず燃える屋根裏で子猫と愛し合った日々など

 ....
今日はもう眠たいんだと思ってた耳をやさしく齧られている
 

灼熱のキスも荒地の抱き方もじゅっと言ったら終わりなんでしょ
 

喧嘩してキスして抱っこして仲直り小憎らしいとはお前のことか
 ....
さわやかな
公園に差す
五月晴れ
赤い稚児と
緑の群舞
そういえば、春をずっと待っていたのです。春らしからぬ、風に身をよせ

いつのまに桜は散ってしまったの?桜のように私も消えたい

その月を明るくなるまで探してた。君も見ている青い月です

一 ....
吹きぬける冷たい風の空高く
ひかりの鼓動は
静かにそそぐ



雪解けをあつめて川は哭いている
生まれたばかりのわたしの春に


ひとひらの可憐な花は弓使い
瞳砕けて曇りをうるむ ....
いつまでも
私は貴女の
子でいたい
そう思うのは
我が儘ですか?
 
いつの間に
貴女の背丈
追い抜いた
疲れた肩を
そっと抱き寄せ
 
これからは
貴女のことを
支えたい ....
 
あの頃の
二人に捧ぐ
カスミソウ
無邪気なままの
君は遠くて
 
 
歩き出す
二人の旅に
タンポポを
また逢える日を
祈りて贈る
 
光なく音もたてずにうねりゆく野火の描く蛇さまよういのち



はねのける受け入れるだけが生でなく争うことは戦いでなく



足跡も足音も絶え他を焼かず自らを焼く火を歩みゆく ....
瞳孔に赤い花束しのばせて指揮棒で追う蝶の白さよ

シンバルの彼はスポーツ選手の眼、100mとか、なんかそうゆうの



部長から提案があります「なんでしょう」もっと白目を剥いてください
 ....
 
 
若葉燃ゆ
君の熱意に
照らされて
日毎世界も
情熱的に
 
桜散り
蒼き空には
つばくらめ
今日も世界は
光に満ちて
 
 
風の音に
草木の答える音ありて
空高く舞う
自然のメロディー


1音と1音1音重なって
奏でられる
僕らのしらべ
パンパカパーンパパパッパンパカパーンナニワノオッサンシンデモタ 春夏の夢にかけたる浮橋の
  途絶えに月をながめくらさる

五月雨にみかさ増したる川の瀬に
  月は流れでみづ音ぞ澄む

ひさかたの光をかへすはちす葉の
  浮けるみなもに波たつる風
 ....
一回転してしまえない飛び出せないからぶらんこの鎖がたわむ

靴だけを先に逃がしてぶらんこに繋がれたまま残ったわたし

順番を待ってから乗るぶらんこはつまらないからぎりぎりねじる

ぶらんこ ....
霧の村に石を投げれば切り開く明日の地平は放浪型に

五月空どこ見渡せどあを続き少年雲を翼にかえる

シーザーを刺して終わらむ野外劇星は夜空にあふれて消ゆる
たたいても尽きぬ埃で日常にわが身を埋める「砂の女」

めくる字より脳を痺れさせたのは本が吸ったタバコの煙



 ※「砂の女」安部公房
翻弄する春の嵐が去る先は悲しい顔した菜の花の中

詰め込まれ押しつぶされてぺっちゃんこ現実つれてけ満員電車

集まると寄ってたかって噂して結局みんな彼が好きなのさ
朝焼けに 彩り添える 歌でさえ 笑顔の先に 思い出せると


翳した手 傷は癒えぬと 繰り返し 欠乏の果て 声は枯れゆく


さざ波の 白々しくも 酸い音を 瀬に背に受けて 空 ....
すいみんやく飲んでもねないねないねないねむる気もないアリバイ作る

2時3時4時5時6時7時8時9時10時11時12時

不眠症 不眠症! 不眠症? ねむらないだけ やあ13時
網膜に映っていても見えていないそんなものは幾らでもある


見えなくて不安になっても本当は手放したくないものもあるから

早朝に裸眼のままで散歩する。眼鏡はどっかの鴉にあげた



 ....
春だから星を見てても暖かい一緒に見たよね僕ら青春


桜餅葉っぱを食べてもいいのかな会話の中にも散る散る桜


月笑うあなたは笑っているかしら卒業式を抱きしめる四月


水色が似合う ....
恋圧上昇高恋圧つらい恋には涙で憐分調整。



恋肝瓶詰め塩漬け涙で味付けしょっぱい失恋ちょっぴりね。




遠恋恋々年々えーんえーん未練三年練るば ....
四十年戦いとりしクリスチャンわが人生の武士の一分

絵教室妻よろこばすためにとぞ蜜柑の絵をば描きにかきけり

今日の日はビールを2本呑みたりき絵に勢いをつくるため
北大路京介さんの短歌おすすめリスト(784)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こぼれおちるもの(其の一)- 快晴短歌4*07-5-23
*群青志願*- ちと短歌2*07-5-23
撃墜女- 蛇ノ宮短歌107-5-21
五月- 三条短歌207-5-20
ミセイネン_1999- Rin K短歌18*07-5-18
夏始まる- A-29短歌5*07-5-18
【短歌祭参加作品】えいえんに春は- たたたろ ...短歌607-5-17
さくらさくら- まほし短歌17*07-5-17
ながしそうめんリフレイン__(モアラヴ)- ふるる短歌11*07-5-17
さわやかな- 殿様が得 ...短歌407-5-14
【短歌祭参加作品】春を待っていたのです- たにがわ ...短歌507-5-14
◆春の扉- 千波 一 ...短歌24*07-5-13
お母さん- 秋桜短歌707-5-13
花言葉- 秋桜短歌8*07-5-12
火と歩み- 木立 悟短歌1107-5-11
青春狂想曲- たたたろ ...短歌10*07-5-11
5月- 秋桜短歌507-5-8
Music- Perc短歌107-5-8
ノック逝く- A-29短歌2*07-5-4
さつき待つ___________■古語の宴参加作品■- Rin K短歌20*07-5-2
ぶらんこ- 渦巻二三 ...短歌11*07-5-2
五月空- 村木正成短歌4*07-5-2
読書- ポッケ短歌4*07-4-30
新社会人- chica短歌107-4-30
あいうえお短歌- 山中 烏 ...短歌9*07-4-29
不眠症- たいにぃ ...短歌307-4-24
朝の風景- 士狼(銀)短歌6*07-4-24
【短歌祭参加作品】僕ら青春- ふるる短歌1507-4-24
「_しょっぱい恋々。_」- PULL.短歌4*07-4-21
四月の晴れた日- 生田 稔短歌5*07-4-19

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