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灯(ともしび)を 日々省みて
   静寂に ため息しては 
         閉ざす瞼よ
   「ツイン・ブルー」


エヴァー・ブルー恋に名前を付けるなら見つめあい回す地球儀の色

夏休み残りの日々を数えつつ青ばかり塗る絵日記の色



   「おやす ....
   「海恋し潮の遠鳴り・・・」


瑠璃の雨洗いざらしのシャツを染め忘れえぬ日の海へ誘(いざな)う

夏座敷懐かし祖母の生家にて薄き格子のかげとまどろむ

逆光に揺れる向 ....
相手との距離をいちいち測ってるそんな定規、恋にはいらねえ


半目開け寝るクセ笑顔で指摘され治らなくてもいいかと午睡


完熟のすもも真っ赤なジャムにしておまえも染まれと唇にあてる

 ....
朝起きて君に一番におはようを言えた小さな夏の思い出 心地良い風が集まるオープンカー
  サザン・ビートで踏み込むペダル

ためらいを脱いだ渚の砂熱く
  波音のソロに浸すつまさき

ありふれた譜面は飛沫で狂わせて  ....
太陽に撃たれてしまった今日という夏が私を浄化していく

反乱の白い日傘を青に塗りわたしと空が同化する夏

「その花を頂きます」と来る予告、たぶん夏には盗まれている

風鈴の ....
午後の手を夜にするもの流れ落ち月と灯の影ふちどる熱さ



羽のうた夜と火のうた見張るよに双子のはざまを埋める海鳥



のばされた指の遠さに星は消え波をつらぬく矢は燃え上 ....
怪談をひとつも話すことなくて盆を迎える死者はいづこに

迎え火も送り火もなき軒先にちいさくあかく煙草の明かり

花火消えて火薬の匂ひ漂へるここは戦場明日は戦場

左手をなくさなかった砲兵が ....
海岸線沿って定規で空を引く色鉛筆で画け得ぬ青




深く深い場所まで熱せられていくオーバーヒート前の打ち水




おしなべて心を乱す約束と雲の行方をだれも知らない

 ....
濁る世を
  我が身をもって鎮めれば
    いとも艶やかに
         花は咲きけり
『思』
 
損をする
誰かを思うこの気持ち
知らないままに大人になれば


『子』
 
育て方一つで変わる性格に
リセットボタンはあるはずがない


『師』
 
人として ....
 
日差し受け光を弾く水面から
顔出す幼子笑顔眩しく


硝子玉割れても
それは美しく
我を子供に戻した真昼


宝石も金も及ばぬきらきらの光の雫
君の頬へと


星降りの ....
岸壁に打つ高波のごとくにて叫ぶ祈りの歌はひび割れ


午前零時途絶えた電波の端求め彷徨うこころ結べない糸




十八夜愛の定義も永遠の定義も知らねど今を生きたい


 ....
幾千の
輝きを持つ
星々よ
時代を越えて
みなを照らす
無造作に並べ置かれし本棚の本にも社会の序列在りかと さよならを
いうまでもなく あのひとの
背中が これで 終わりといってる
樹氷林届かぬ春を待ちわびてやわらかな陽にこころ震わせ 目には涙を

瞳には空を

まばたたきすれば

心には華が

咲き乱れる
七月の海が三日月たべている
平和な孤独をつかんではなして


猫だけに見える景色があるという
二足歩行の失敗例です


席を立とうとしてつま先を踏んづける
また僕 また僕 また僕なん ....
「さざなぐ海へ」

Runaku Masaki* Zakuroishi* Fujko*Rin Kazanagi


蒼低く岸辺に寄せる夜想曲(ノクターン)傷みをけして、染める ....
「赤い兵児帯」

Musako * Yui Hasuno * Runaku Masaki* kaz * Issey Azusa * Rin Kazanagi


夏祭り心そ ....
やや外に甘く誘えるそのボール、ファールにしては君を待ってる

カウントがツースリーとなる言葉、君も私も追い詰められる

ほらごらん、三振前の大ファール、狙いすぎたらそこに落ちるの

振って ....
展示した
硝子細工じゃあるまいし
愛づよりむしろ
破戒されたし


お座なりの
日和見言葉はもう飽きた
そろそろ本気で
噛付いといでな


挑発に乗らぬ男はつまらない
 ....
かろやかにワルツのステップ踏みながら真冬の精がいま舞い降りる 風が吹き
黒き髪が
肌なぜる

その間から
垣間見えるは
一筋の涙
小窓から夕映えの空眺めれば心だけでも鳥になりたい



夢一夜 時空を超えて遥かなる無限の宇宙を旅してみたい
すれ違う心とこころもどかしく哀しく軋むブランコの音



雨上がり人影のない公園でひとり揺れてる風のぶらんこ
梅雨明けに急いで飛び乗る夏行き電車今年は手元に切符が二枚


右ばかり覗いた出店のお目当てはあんず飴食む君の横顔


息はずみ灯台目指して漕ぐペダル二人乗ってる重さが嬉し


幾重に ....
「ありえなくない?」「ありえない」「やばいよね」「22なんてもうババアじゃし」


ぬりすぎてひじきみたいになるまつ毛「ひじきって何?」「虫じゃねんかな?」


なーなーなー修正ペンだけ貸 ....
北大路京介さんの短歌おすすめリスト(784)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 佐和短歌607-8-21
■共同作品■夏の扉に魔法をかける- Rin.短歌9*07-8-19
■共同作品■傍らの星- Rin.短歌10*07-8-19
鴇色- ポッケ短歌6+*07-8-19
小さな日記- アイバ  ...短歌307-8-18
■共同作品■_「Seaside_ROCK」- Rin.短歌10*07-8-17
浄化していく夏- たにがわ ...短歌8*07-8-14
はじまりと双子- 木立 悟短歌707-8-13
迎え火送り火- 佐々宝砂短歌307-8-12
凪いでいく、夏の、- 望月 ゆ ...短歌26*07-8-11
妖艶な桜の独り言- 渡 ひろ ...短歌3*07-8-9
『し』- 秋桜短歌4+*07-8-8
きらきら- 秋桜短歌2*07-8-1
激浪- アイバ  ...短歌307-8-1
- 結華短歌2*07-7-31
本棚- ゆりえ短歌2*07-7-31
別れ- 風音短歌207-7-31
樹氷林- ゆりえ短歌1*07-7-31
- 結華短歌1*07-7-30
七月の海- しろいろ短歌9*07-7-30
■共同作品■_スペース・オペラ- Rin K短歌19*07-7-30
■共同作品■_硝子細工のノスタルジア- Rin.短歌13*07-7-30
三振する前に君へ言っておくこと- たにがわ ...短歌107-7-30
ルージュ・赤色- 三条短歌3*07-7-30
雪の精- ゆりえ短歌1*07-7-30
- 結華短歌3+*07-7-30
- ゆりえ短歌5*07-7-28
ブランコ- ゆりえ短歌2*07-7-28
君がいる夏- ささやま ...短歌8*07-7-28
岡山県岡山市駅元町1−1- 石原ユキ ...短歌7*07-7-27

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