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無造作に並べ置かれし本棚の本にも社会の序列在りかと
樹氷林届かぬ春を待ちわびてやわらかな陽にこころ震わせ
かろやかにワルツのステップ踏みながら真冬の精がいま舞い降りる
小窓から夕映えの空眺めれば心だけでも鳥になりたい
夢一夜 時空を超えて遥かなる無限の宇宙を旅してみたい
すれ違う心とこころもどかしく哀しく軋むブランコの音
雨上がり人影のない公園でひとり揺れてる風のぶらんこ
群れて咲く淋しがりやのコスモスは気ままな風にこころ揺らせて
真夜中の午前三時のメール音「眠れないよ」と文字がつぶやく
見つめ合う瞳の奥にお互いのこころ映してただ見つめ合う
別れ際「また明日ね」と言いながらおやすみのキスねだる仕草 ....