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デジタルの時計を見ている
タイムスリップを繰り返している
1が出て唐突に2が来て
3がその上に重なっていく



分の十の位が一の位に話しかけていて
突然相手が変わったので
びっくり ....
{画像=081015022910.jpg}

フィルムが入ってないカメラはいい。
いっぱい撮れるからいい。
ローライフレックスタイプという二眼レフカメラは
磨りガラスに画像を結んで逆さまに写 ....

仕事帰りの街灯の下
夜がひたひたと打ち寄せている
その波打ち際に立ってふと
えッと吐き気を催した
げぼッと咳き込んだ口から足元へ落ちたのは
幼いころのお友達だ
あの頃いつも遊んでいた ....
三年半思い詰めた彼女は

涙も出ない顔で幻覚をさまよう

暗がりの中映し出されたライトは

彼女が走るレールを照らす

レールは幾多にも枝分かれし


影が

「デュス デュ ....
 
 
見渡すかぎり牧場でした
穴がありました
さりさりと音をたてて
ショベルカーが掘っていました
人が幾人か落ちていきました
むかし近くにあって駅みたいでした
僕と僕の大切な人は
 ....
運動の継続がいつからか快楽を産んだ
回り続けることを繰り返すうちに
どうどう巡りの道筋をすら不思議とは感じなくなった
漕ぎ始めた自転車のように
慣れ親しんだ道を慈しむように
昨日の苦悩と今日 ....
戻ってみると
それは満を持していて
あああはち切れそうだったのだ
と知る

傍観から身をよじって
ひらめいた監視を
始めたのは、そこにわたしが懸かり始めたからであって
勿論、
出した ....
該当する方を黒く塗って下さい。

夜中に誰かを想い、胸が熱くなることがありますか?
□はい
□いいえ

どうせ自分なんか・・・とあきらめた経験がありますか?
□はい
□いいえ

小 ....
ペットボトルに入ったとうめいな水
キラキラ光って向こうまで見えて綺麗なんだ
でもそんな色 絵の具屋さんに売ってなかった
だから僕はとうめい色がほしくなったら
お水を買いに行くんだ

消費者金融の無人審査機の前で
背筋をこころもち曲げている女
どういう顔をしていたらいいか
分からないのだろう
真っ二つに分けた前髪の間からは
かきまぜたコーヒーに入れたミルク
みたい ....
少し甲高い おさないその声を
目を細めて 懐かしむ人がいて 
はじめて
失われることに気づく

風はとどめてはおけないから
目を細めて 懐かしむ人に
自分を重ね 手を重ね
それでも 吹 ....
      
             081007



オリノコ川に
月が出て
野猿の群れも
眠りについた
静かな雨が降る前は
猫の子一匹騒がない

幻想と否定するだけの
 ....
秋は
もともとが 美しいものだから
心を奪われないように歩く

木琴の連打がやわらかな足跡をつけていくとしても

スリットのむこう
無言のまま去っていった あの
影のない犬の
ように
求人中の
企業の採用担当の皆様

本日
北村に
新しい機能が追加されましたので
データを更新させて頂きました

ご覧の上
ご検討いただけましたら
と思います

なお
障害発生 ....
そうだね
あまりきにしない



なにがおこっても
きみがおこっても
あまりきにしない



そうだなぁ
そんなきにしない



きみがき ....
斜面を切り分けて
父の家が建つ
小さな

直方体を
重ねただけの
たぶん
遠い質量の

かたちのないたましいを
とどめおくために

ほっとした表情で
母は告げる
これで
 ....
奪われないので
今日もひとり分を生きた
果てのない風船の暗闇で
惑星の君が手をふっている
伸びる道は無限に存在し
いつでも繋がっていると同時に
いつでも一定の隔たりがあり
謎 ....
    (わたしは秋
     枯れゆく落ち葉のしたで
     春の夢を待ち焦がれている)



北国の夏はぬるい
日焼けした肌
汗臭いTシャツ
サングラス
海と空がひと ....
 
会議室を人が歩く
金属や樹脂などでできた
冷水機のようなものがあって
その向こうに浜松町が広がっている
どこまで行っても僕には体しかないのに
ポケットに突っ込んだはずの
手だけが見つ ....
実態がない
1ミリもない

あの子の必要としているのは俺じゃあ無くて
俺が必要としているのはなぜあの子なのか
そしてこのタイミングなのか

三本足の野良犬のびっこの足跡をたどる ....
 
雑音が聞こえる
鞄の中から
聞こえる声を聞きながら
母は呆けた

雑音が聞こえなければ
昔のような
声で母は話した

鞄の中から
雑音が聞こえると
途端に母は
声を濁らせ ....
二重奏が聴こえる
ベースとピアノが語らい合っている
たった今、老年のピアノ教師は華やいだカードを引いてしまったらしい
指先からときめいていく旋律が、ベースのコード転回に絡んでいく
熟年のベーシ ....

趣旨がよくわからない格好をしたあなたは
私の家の前を通り過ぎてしまって
罰が悪そうなのと恨めしいのがまざったような顔で
ちょっと笑いながらこっちを見てたのを覚えてる

慣れてないのがバ ....

一か月が
余りに速く過ぎ去るような気がして
どうしようもない
服を着替える間もなく
あっという間に秋である
外ではまるで軍隊のように
流行なのか
同じ型の服を身につけた女子が
勇 ....
ビルは氷柱(つらら)のようであって
交差点に、滴る微笑の鋭角が
夜はひときわ映える

空は無限の海にはあらず
月のマンホールに、僕らは吐き捨てる
ばらけた感情語

それを生 ....
正直今日の日はえぐれるような1日だった
いろんな意味で
あたしはもっと強くなっていかねばならない
昨日よりももっとぐるぐるめまいがした
あたしはもっと強くならなければならない

 ....
ラピスラズリは、青い。

惑星に似た丸い石は、原石のまま磨かれずにいて、
濡れてもいないのにいつも冷たい。

時々、水脈を聞く。

明かりを知らない水の奏でる音楽を。
明かりの届かない ....
頭上の透明な地下水脈と期待だが

橋が雨
風が激しい運動をひるみ
完全な飛蚊症はコンタクトレンズに突き出される
光をグローバルな使用状況を繰り返す
水の分布の進化論と目が降りてゆく

 ....
「何度も言ってたんだよ」


泣き出しそうな声
嘘など微塵もない
君の綺麗なことば…




いつも足りてない


不器用な僕の声
届くこと ....
おかあさんから手紙がきました。
おかあさんは手が震えるから、看護婦さんが字を書いた手紙でした。
おかあさんの写真が2枚入っていました。
おかあさんはおしゃれできれいで自慢のおかあさんでした。
 ....
大村 浩一さんの自由詩おすすめリスト(1612)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
デジタル時計- 小原あき自由詩19*08-10-16
カシャ・カシャ・カメラ- beebee自由詩15*08-10-15
秋の夜- 吉田ぐん ...自由詩3008-10-14
雷魚の世界_⑤- crowd自由詩208-10-13
牧場- たもつ自由詩1508-10-13
ローテーション- HTNYSHR自由詩208-10-12
開眼- 伊月りさ自由詩4*08-10-11
【アンケート】- つむじま ...自由詩12*08-10-10
とうめい色- ゆきこ自由詩608-10-10
すかんぴん(大変貧しく、無一文で身に何もないさま)- 吉田ぐん ...自由詩30+08-10-9
創書日和「声」_声- 北野つづ ...自由詩4*08-10-8
蟻の子一匹- あおば自由詩12*08-10-7
影のない犬- 角田寿星自由詩808-10-7
自己PR- 北村 守 ...自由詩4+08-10-7
きにしない- caleha自由詩208-10-6
帰路- umineko自由詩28*08-10-6
サン/アローン- 石畑由紀 ...自由詩36*08-10-4
わたしは秋- 乱太郎自由詩29*08-10-3
- たもつ自由詩33+08-10-3
ミリ- モリマサ ...自由詩1608-9-30
- 小川 葉自由詩17+*08-9-29
Everybody_Loves_Somebody- 渡 ひろ ...自由詩18*08-9-29
さようなら- 虹村 凌自由詩9*08-9-29
せかいをいきる- 吉田ぐん ...自由詩5508-9-29
さかさまの都会- Rin K自由詩3608-9-28
レター(ミクシーより)- モリマサ ...自由詩40*08-9-25
旅の、あなた- rabbitfighte ...自由詩3008-9-25
別れ_#5- 《81》 ...自由詩4*08-9-25
病〜やまい〜- caleha自由詩208-9-24
手紙- ともちゃ ...自由詩21+*08-9-23

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