詩で、人は救えない。
  
  
  
  
  詩にしがみつき
  
  ひたすら走り続けて来た私が
  
  貴方から突きつけられた
  
  現 ....
  
  
  
  最近、思う。
  
  
  
  宇宙に果ては有るのか、無いのか。
  
  
  
  
  
  科学者は追う、宇宙の果てを。
  
  
 ....
同窓会のたびに
あなたを探す

席に着いてからも
入口ばかり見てる

お酒を飲みすぎて
タクシーでホテルに帰る

ドアを開くと
カーテンが揺れてる

さっきまでここにいたの?
 ....
欲望に飲み込まれぬよう、食い尽くされぬよう
頭が病で侵されぬよう。 大切な人を失わぬよう。
たとえ、晴天でも隙をつくるな 
失望しても自棄を起こすな。たとえ絶望的に思えても、あきらめるな。
光 ....
なにに触れたい
どんな言葉にして告げたい
その言葉に夕日は驚くほど
ウブなふりをするのでしょうか?

すっかりと
夕日は街を歩く人の影を
針の線にし
けれどようやく生き返った人はみな
 ....
ある日少年が目覚めてみると 
背中に翼が生えていました


とても大きくて重そうな翼です


少年は空を自由に飛びまわることが夢でした
なので嬉しくてうれしくて
早速その翼を羽ばたか ....
この忌々しい
憎しみに満ちた
いつも苛立っている
人生を棄てたい夜もある。

そっと、だ。

人も、仔猫も、眠るコタツで
ここからはじまる春の風に寂しさが
青ざめていくのだと ....
この古くからある
閉ざされた小さな町で
いつからこんなに人がたくさん
人生を過ごそうとするのかしら。

仲良しも、子よしも、休みの日
ここにも私に与えている気持ちを
800回の青ざめた嘘 ....
僕がサラリーマンだった頃
自称自由人らしき若者に侮蔑されて

僕が学生だった頃
就職組から学生なんて甘いよと言われて

結構傷ついて考えたあげく
僕は鳥になって

いつか誰も知らない ....
小さな神様は二人いて、一度現れて
そして影となり、二度と現れなくなった



とてもむかしから飼っている犬がいる
夜は犬小屋で静かにしている

死んだような影を落として
鳴 ....
窓枠にとまったノコギリクワガタが
居心地のいい私の部屋を守ろうと
ハサミを開いて威嚇する

私もプレイリストから
作業用ロマサガ戦闘曲集を流す
私が歩くとできた道を
君があとからついて来る

しばらく歩くと私は振り返り
大正デモクラシーみたいな
ロマンチックな夢を
ふたりのあいだになら
見ることもできるみたい

そっとやさし ....
逢いに、飢えているのか。

冬の間、まるで導火線の火花を撒き散らし
恋心を待ち続ける歌を歌うのか。

水平線の朝日の静かだがゴシックで
低く刻まれる音がゆらぎながら、ゴゴゴゴゴ ....
蛇が好き
でも鰐も好き牙を剥き
言葉をかじる不気味な青さが


飛び上がる
急にお尻を抓られて
同性ですけどセクハラだからね


記念日に
安いイミテーションをして
買う気 ....
心の優しさのなかに
針を浮かべていたら
痛いでしょう?

覗き込んだ闇色の影の人は
でも届かない特別な鳶色の瞳をしていた

諦めないと
何度も何度も繰り返し
握りしめた ....
目の前が真っ暗
けれども
光るしあわせが
横切るのは
みえる
はじめ
それが小鬼かと
思ったので
世界に対してもっている
咳払いのような嫌悪感で
吠えながら ....
まるで白昼夢だ
満月の頃
青空に黒い月が浮かんでいるように
胸には小さな宇宙のような穴が開いていて
埋める星の金平糖を探し続けていた

潮の香りの染みついた
大きな河の静かな照り返し ....
うす汚れた
けだものの涎が熱い

この顔に
塗りたくられる
情熱の匂いがする
ねばつく息がくさい

それを
好ましいと思ってしまった
わたしの心臓が早い

いだきたい背中に ....
タブレットを口へ
冷たい柑橘の匂いが鼻腔を満たす
雪の爪が
空の扉に描く

生まれ故郷の風景、あのころの
笑顔………

オレンジ色の陽射しが
寒くて寒くて震えているこころを
 ....
メガネをはずすから
いけないんじゃない?


どれだけ好きなのかの実験を
いつやるのかを
待っている

負けないはず

あなたの優しいところ
あなたのほのぼのとしたところ
あな ....
蛇がいる
君の微笑む裏切りを
しんじず毒牙で首すじを吸う


キラキラと
瀬戸内海の橋である
入り日を吸い込み赤い息はく

音も無く
飛んで火に入る蜂の羽
そして泣いてるみ ....
いままさに
鬼を優しく撫でながら
やまい蹴散らす詩を詠む俺だし


いまという
黄金色の幸せを
気づかず毒づく者なら殺すし


羽根を捥ぐ
痛みをとめる気もなくて
俺 ....
いつも僕らは
誰も知らない街で

わずかなエアスポットで
歌をつむぐのかもしれない

僕たちの存在を証明するてがかりさえもなく
ましてやお気に入りの音楽なんてながれてやしないけれど
 ....
時の
進み方を
しっかりと知るほどの

勝手に
しなだれかかる
時代が来ている
作られた哀憐が
小さな音を立てて

ぼう、っと燃えている

忘れられない
想い出のダンスを
 ....
いつわりは こころえてるよ
  断章が かるくよごれ
一冊の その重みより
くろいしみ むねにしみたの

牛乳を 朝のむからさ
 睨まずに 褒めてほしいの
かいわない 寒い食卓 ....
はじめて書いた文字は
まどかの「ま」だった
うれしかった
母がほめてくれたから

不思議の国のアリスを読んでもらって
気に入った言葉を
画用紙に集めて色を塗った

コタツに入 ....
むっかしね、
書いたことがあって、
あたし最近記憶力バカになってるから、
どこで、どんな文章で書いたか、
まるで思いだせないんだけど、
書いたフレーズだけ、
アタマの何処かに残っていて
 ....
「あの日から運命が変わってしまった」

そう嘆く人がいる。

「自らの努力で運命を変えるんだ」

そう意気込む人がいる。


運命ってそんなに身近なものだっけ。

僕は、思う。
 ....
寂しいのは怖いんです
心や
言葉まで
寒くなってしまうから

寒いのはいやなんです
子供のころの
冷たい雨に打たれた
終業式の日が思い出されて
通知簿を仕舞い込んで
悩んでいた ....
あくまがいる
わたくしのなかにいる
うまれていた
むねにすくってつるぎのまいをまっていた

てんしがいる
くものうえにいる
あんなめにあったのは
わたくしのせいてんしはてんかいでま ....
夏川ゆうさんのおすすめリスト(1139)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_私の詩が救ったもの_】- 豊嶋祐匠自由詩2*19-3-23
【_宇宙は惣菜なり_】- 豊嶋祐匠自由詩4*19-3-15
shallows- mizunomadoka自由詩819-3-11
晴天でも- あおいみ ...自由詩319-3-9
夕日の約束- 立見春香自由詩1019-3-9
あの頃少年は、行こうと思えばどこへだって行けるって頑なに信じ ...- 涙(ルイ ...自由詩419-3-8
ありえない、くそったれの夜にも- 秋葉竹自由詩1219-3-7
古い小さな町の天使の舞を魅せて?- 秋葉竹自由詩619-3-5
FreeBird- 梅昆布茶自由詩1119-3-4
こらえる犬- 秋葉竹自由詩919-2-28
赤い月が攻めてきた。- mizunomadoka自由詩619-2-25
さみだれの祈り- 立見春香自由詩519-2-23
最後の夢の架け橋- 秋葉竹自由詩619-2-22
藍の空- 秋葉竹短歌619-2-19
冬の花火- 秋葉竹自由詩719-2-16
遠吠え__- 犬絵自由詩619-2-16
まるで人生って!- 立見春香自由詩1019-2-16
ほほえむ_顔- 立見春香自由詩819-2-12
ハチミツ- 秋葉竹自由詩519-2-9
『好き』につける薬- 立見春香自由詩519-2-9
瀬戸の蝶々- 秋葉竹短歌719-2-5
サンキュー神さま- 秋葉竹短歌419-2-2
音楽- 梅昆布茶自由詩819-1-29
新しい黄昏- 犬絵自由詩519-1-26
寒い牛乳- 秋葉竹自由詩519-1-23
誰に弓を習ったの?- mizunomadoka自由詩1519-1-20
しあわせは、好かれるんじゃない、好きになることのほう。- 秋葉竹自由詩519-1-19
運命- 邦秋自由詩4*19-1-19
冬の雨- 立見春香自由詩1519-1-19
- 立見春香自由詩519-1-12

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