日だまりに午後の陽光たちがたむろしていた。
仲間に入れてほしくて駆け寄ったら、急に曇った。
あー眠たい。

昨日は飲み過ぎちゃって、頭の神が神神するわ(こうなったのは、偶然だけど、残しているのはわざとだよ、だって面白いんだもん)。
この変換、面白い。神が神神するってどんな状況?
見て ....
台風の奴が過ぎ去っちまえば、
我が意識はまた、パソコンあさりを再演し始める。
母の一周忌が過ぎてからでいいと思うのだが。
6万ぐらいで、メモリーを16gbにしてとか、
hdは、1tでいいか ....
恋割れた悲しい夜に稲光り


名月をよごしてごめんと淡い雲


失恋に馴染まないよう柿を食う


牛乳を飲み干す高い空見上げ


オリオンをよるの真水のようにのむ ....
ヤキモチは大切に妬きましょう。
わざわざ七輪を用意しちゃいましょう。
軋む夜に宇宙は静謐を装って
僕のアラートは適切には鳴らないようだ

優しい朝のひかりを浴びて
入浴したての君がいてくれればよい

絶対零度の幸福論と
肩のこらないレトリック

アルマ ....
一人、枯野を駆ける
つまり、
蛇の心を、知るか?

おそらくその心に
なんの悪意もなく
あすに向かう希望の光が
灯っているにしても
一人っきりでは生きられない

愛すること ....
恋割れた 悲しい夜は
ひとふたり つみによごす
このむねの 黒さがいやで
牛乳を むねにこぼすの

牛乳を よるのむからさ
かまわずに 消えてほしいの
かいわない 冬の静か ....
夜に
仔猫が出没しなくなって
2週間?
虫の声が聴こえはじめて
1ヶ月?
新しい時代になって
6ヶ月?
私うまれて
何十年?

秋は、紅葉
秋は、満月
秋は、いろんな欲 ....
積み上げたものがパーになっても大丈夫。
いつかチョキで勝って、すべて取り戻せるよ。
楽園への切符をかった
でも誰も待っていないだろうとおもった

楽園への切符を売って
一冊の本を手にいれた

普遍性への手引きという
ちょっと手擦れのある素敵な本だ

ぼくたちのちいさ ....
つくしんぼくわえ煙草の真似をして、東風(こち)と白桃甘水(ピーチジュース)で酔い醒め 月の夜にはからすが舞う
かけたままの心には蟋蟀が鳴いている
無垢な地図帳には地番がない

条件は
いつだって
みたされないものだ

要件は大概なおざりにされ

描き続けること
想 ....
お供えの花を供えても、
同じことです。

強い風の日には。

同じ時間という、
事象はありません。

自分が周っていなくても、
地球は周っている。

白い塩をまきましょう。
 ....
ススキの群れ達

月に手を振って

もうすぐ帰るよ

もうじき行くよ

となりどうしで

指きりげんまん

光を集める尾花

野辺に聞こえる

朝露の落ちる音

 ....
澄みきった青空のブルーシート。
傷ついた人々を雨ざらしから守って下さい。
手で計る
針二つをあわせたら
手首の傷にあわせたら
鈴の鳴く
辻の門に
風を捨てました
供養は茄子
優しさが
流星のように降り注ぐ
あの《恋棄て》のあとの言の葉


清く堕ち
十字架が好きファッションで
汚れた愛がきらめく白銀


苦しみが
人の数だけある意味は
みん ....
季節は流れ詩は座礁して
はるか太平洋の真ん中の島に流れ着くだろう

いきることが何かの証明ならば
返す言葉がつまづいたままでいきてゆこう

あるいは人生に返す言葉を紡ぎながら

座興だ ....
突然の驟雨に 洗われた街は

なんだかとても色っぽくて

雨上がりの 空気の色を

すこしさみしげな 茜色に染めるのです

地に這う けものの しずかな息吹きが

い ....
海に住む少女に会いにゆこう
大西洋の沖合いはるか

めったに船もとおらない
まぼろしの町へゆこう

アイルランド訛りがとびかうはずのタバーンには
看板娘のひとりもひつようだし

だれ ....
持ちきれないほどの
暖かい気持ちが
なんどもなんども老いたミュージシャンの胸を
叩き割ろうとしたから
とても遠いむかしのような
白い霧の朝のニュースを止めてでも
真空管ラジオに乗せ ....
人間の3つの美徳を挙げるならば
柔和 誠実 ほほえみ

人間に3つの悪徳があるとしたら
傲慢 打算 ぼくみたいな飲兵衛

偶数が好き
奇数は不安定だから

きみもぼくも奇数月 ....
今日の月は電気みたいにピカピカ
お月様ははね 宇宙なんだ

君が言うから見上げてみる

眩しいなあ
今日の月
光が丸におさまりきれないよ

そうかぁ
ピンホールカメラなんだ
 ....
イオンタウンはいつでも涼しい
冷えた野菜の匂い
乾いた人混みの匂い

駐車場には警備員さんが
汗流し車両整理に精を出している
まるで神さまみたい

むかし、ふたりで
買い物してた ....
ぼくのてのひらには何ものこってはいない
かどわかした王女を高い塔の小部屋に幽閉している以外は

王女の手のひらには小ちゃな貝殻と等分の人生の重み

新宿2丁目で飲み潰れている僕はいつか夢の中 ....
玄関は男女の冬物のコートでいっぱいだった
ぼくは小間使いにコートを渡すとネクタイの結び目を直した
客間からはテンポの速いピアノ独奏音が響いている
爪先立ちで足音を忍ばせながらぼくはドアを開けた
 ....
日曜日、忘れないように。

天使の羽より軽いエアコンの風を
貰って来たのです。

さんまんきゅうせんはっぴゃくえん。

でした。

それでも、心は、冷えません。

憎しみばか ....
君の幸せは、もう、静かな心臓へ帰るといい。

夜間飛行のともしびが、
寒い砂漠の夜空に灯るといい。

君の笑顔は、もう、私の部屋から出て行けばいい。

そこで砂漠の闇のような心と ....
街灯の下で
佇んで
気づけば乾いた眩しさ
スマホを
みても
ボンヤリと
息をしてる
あっちへ行けって
開放感
が髪の毛の頑なな過去を
ほどいている
髪、乱している修羅場 ....
夏川ゆうさんのおすすめリスト(1118)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たむろ- クーヘン自由詩4*19-10-19
あいた、ゴホンゴホン。- 秋葉竹散文(批評 ...719-10-19
近況- ナンモナ ...散文(批評 ...7*19-10-17
割れたのは、こころか、鏡か- 秋葉竹俳句819-10-16
七輪- クーヘン自由詩3*19-10-14
アラート- 梅昆布茶自由詩1219-10-13
真夜中、出て行くなよな、バカ- 秋葉竹自由詩1019-10-12
牛乳を__むねにこぼすの- 秋葉竹自由詩1119-10-9
窓からながめる満月の夜- 秋葉竹自由詩1119-10-6
チョキ- クーヘン自由詩11*19-10-4
楽園への手引き- 梅昆布茶自由詩1019-9-30
落花春恋- 秋葉竹短歌519-9-26
月夜には- 梅昆布茶自由詩14+19-9-24
彼岸でもまた台風- ナンモナ ...自由詩14*19-9-23
野辺の夢- 丘白月自由詩119-9-21
青空- クーヘン自由詩7*19-9-21
手計- ナンモナ ...自由詩9*19-9-13
東の朝- 秋葉竹短歌519-9-13
オニヤンマ- 梅昆布茶自由詩1119-9-12
過ぎゆく夏の____- 秋葉竹自由詩619-9-12
シュペルヴィエルに捧ぐ- 梅昆布茶自由詩1319-9-7
ブルーな歌がブルースというわけではない- 秋葉竹自由詩819-9-4
反照- 梅昆布茶自由詩1619-9-1
満月- 鵜飼千代 ...自由詩17*19-8-31
静かな世界- 秋葉竹自由詩1319-8-31
新宿2丁目のうた- 梅昆布茶自由詩719-8-31
響き- パウロ自由詩219-8-20
お買いもの- 立見春香自由詩1119-8-14
砂漠のともしび- 秋葉竹自由詩1419-8-12
神さまの背中- 秋葉竹自由詩1119-8-9

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