可愛いと
言われたことなどかつて無い
それが定めの因果な感じさ


綺麗だと
言われたことなら少しある
可愛くないって聴こえた気がした



夢のような
夢を見ていた良い人も
 ....
滅びという
言葉を使う失恋の
カルフォルニアより青い青空



あたいより
明るい青を空に見て
そんじゃあそれで幸せになれ


ここよりも心揺さぶる真実の
ねじ曲がる意志 ....
飾らない言葉を使って
詩を書きたかっただけ

言葉の洪水に押し流されたくはなくて
言葉の香水をこの身に纏いたいだけ

とても重要なことは
とても簡単に言うことができるから
言葉遊びいが ....
霜、踏む、朝
青空をバックにしても
こころが壊れて寒いとき
こんなまんまじゃ屍人じゃないかと
泣きたくなってもこらえた見栄でも。
その夜更け。
弓張月を仰ぎ見て
心に舞う蝶、静かに回る
 ....
あなたの蛇の皮もどきの諦めを
満月の海に見た

あたしの心は
そのとき蒼く静かに燃え盛り
そして今は静かに冷え切っている

透明な風が 冷やしていくのだ

死の匂いのするス ....
あの子に慰めてもらえて

好きになりました

そんな感じ


久しぶり


肉体は疲労して

生きることに懸命ですが

好きになって良かったです


なによりも

 ....
やさしいと
感じてしまった愛じゃなく
あれはみんなにやさしい小悪魔


こころ堕ち
欠けた十字架とかも好き
汚れたリアルな愛とかも好き


憎しみを
人の数だけ持つ身だが ....
あなたの心についた

すべての傷に

宝石がある


そんな


肉体のものではなく

鉱物としての夢に

生きていて欲しい
閉じた目をあけたとき
私は一個の月となり
孤独な三日月の
寒さに凍えたのでした

ふるふる震える
突き刺さった星の旗は
悲しみから遠く離れて
無関心なあの丘の上で
風に吹かれ ....
  
 
 昨日の信念と、今日の信念が変わる人が居る。
 
 一貫性の無い嘘つきだと、人は言う。
 
 そう否定する人は、今を生きていない。
 
 今の在りかを知らない。
 
 
 ....
自分のことをトーマスと呼ぶ少年の体は青く粉を吹いてた

転職しても家事の基本は身に付かず二階の窓の日射しまぶしく

私は大丈夫になると文字が読めるシミュラクラ楽園の地図は模様

両足の無い ....
ぼくの朝は完結しないつめたい夜を引きずってはいない
ぼくの大腸は閉塞して夜をためこんでいたけれどもね

カーテンを引くと天使はねぼけまなこで羽ばたいている
窓からのぞくと景色のはじに満開の桜の ....
夜になると

いちにち恋をひとつ

棄てようと思って

田んぼの畦道で夜風に

洗われています

やることがほかにないから

しかたがないのです



ここ ....
運命と
目と目があうのはさくら降る
まだ肌寒い4月馬鹿の日



泣くのなら
いつもの棒つきキャンディが
溶けて流れた黄昏にしな


目は優しい
口は軽くてほどほどに
好きっ ....
船はいつものように鎖でつながれるだろう

青い月あかりが尖った夜の冷たさで
恋人たちを未来へと追い立てるだろう

ビルの上を飛ぶアホウドリの
啼き声がなにを求めているのか
大空を ....
詩は勝てない

自分の意見を言葉にできる人に
詩は決して勝てない

気づいたことをちゃんと調理せず(素材そのものの味とか言って)
なんとなく寂しいだとか嬉しいだとか
そういう気持ちのソー ....
  
  
  
  詩で、人は救えない。
  
  
  
  
  詩にしがみつき
  
  ひたすら走り続けて来た私が
  
  貴方から突きつけられた
  
  現 ....
  
  
  
  最近、思う。
  
  
  
  宇宙に果ては有るのか、無いのか。
  
  
  
  
  
  科学者は追う、宇宙の果てを。
  
  
 ....
同窓会のたびに
あなたを探す

席に着いてからも
入口ばかり見てる

お酒を飲みすぎて
タクシーでホテルに帰る

ドアを開くと
カーテンが揺れてる

さっきまでここにいたの?
 ....
欲望に飲み込まれぬよう、食い尽くされぬよう
頭が病で侵されぬよう。 大切な人を失わぬよう。
たとえ、晴天でも隙をつくるな 
失望しても自棄を起こすな。たとえ絶望的に思えても、あきらめるな。
光 ....
なにに触れたい
どんな言葉にして告げたい
その言葉に夕日は驚くほど
ウブなふりをするのでしょうか?

すっかりと
夕日は街を歩く人の影を
針の線にし
けれどようやく生き返った人はみな
 ....
ある日少年が目覚めてみると 
背中に翼が生えていました


とても大きくて重そうな翼です


少年は空を自由に飛びまわることが夢でした
なので嬉しくてうれしくて
早速その翼を羽ばたか ....
この忌々しい
憎しみに満ちた
いつも苛立っている
人生を棄てたい夜もある。

そっと、だ。

人も、仔猫も、眠るコタツで
ここからはじまる春の風に寂しさが
青ざめていくのだと ....
この古くからある
閉ざされた小さな町で
いつからこんなに人がたくさん
人生を過ごそうとするのかしら。

仲良しも、子よしも、休みの日
ここにも私に与えている気持ちを
800回の青ざめた嘘 ....
僕がサラリーマンだった頃
自称自由人らしき若者に侮蔑されて

僕が学生だった頃
就職組から学生なんて甘いよと言われて

結構傷ついて考えたあげく
僕は鳥になって

いつか誰も知らない ....
小さな神様は二人いて、一度現れて
そして影となり、二度と現れなくなった



とてもむかしから飼っている犬がいる
夜は犬小屋で静かにしている

死んだような影を落として
鳴 ....
窓枠にとまったノコギリクワガタが
居心地のいい私の部屋を守ろうと
ハサミを開いて威嚇する

私もプレイリストから
作業用ロマサガ戦闘曲集を流す
私が歩くとできた道を
君があとからついて来る

しばらく歩くと私は振り返り
大正デモクラシーみたいな
ロマンチックな夢を
ふたりのあいだになら
見ることもできるみたい

そっとやさし ....
逢いに、飢えているのか。

冬の間、まるで導火線の火花を撒き散らし
恋心を待ち続ける歌を歌うのか。

水平線の朝日の静かだがゴシックで
低く刻まれる音がゆらぎながら、ゴゴゴゴゴ ....
蛇が好き
でも鰐も好き牙を剥き
言葉をかじる不気味な青さが


飛び上がる
急にお尻を抓られて
同性ですけどセクハラだからね


記念日に
安いイミテーションをして
買う気 ....
夏川ゆうさんのおすすめリスト(1118)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
可愛い馬鹿にさえなれない- 秋葉竹短歌519-5-19
それは、デメキン- 秋葉竹短歌519-5-5
青春と詩- 立見春香自由詩719-5-4
哀しいけものの鳴く声を聴く- 秋葉竹自由詩1019-5-3
赤く冷え切った、蛇の心を- 秋葉竹自由詩1019-4-23
慰め- 立見春香自由詩619-4-23
やさしい嘘つきが好き- 秋葉竹短歌919-4-19
宝石- 立見春香自由詩419-4-13
ハムエッグの月- 秋葉竹自由詩1019-4-11
【_今を生きる_】- 豊嶋祐匠自由詩4*19-4-8
惑星にいる- 阪井マチ短歌419-4-7
夢路- 梅昆布茶自由詩1419-4-5
せんたく- 秋葉竹自由詩819-4-3
こころを濡らす4月馬鹿の日- 秋葉竹短歌619-3-30
春の花の夢見- 秋葉竹自由詩819-3-26
詩は勝てない- 印あかり自由詩7*19-3-23
【_私の詩が救ったもの_】- 豊嶋祐匠自由詩2*19-3-23
【_宇宙は惣菜なり_】- 豊嶋祐匠自由詩4*19-3-15
shallows- mizunomadoka自由詩819-3-11
晴天でも- あおいみ ...自由詩319-3-9
夕日の約束- 立見春香自由詩1019-3-9
あの頃少年は、行こうと思えばどこへだって行けるって頑なに信じ ...- 涙(ルイ ...自由詩419-3-8
ありえない、くそったれの夜にも- 秋葉竹自由詩1219-3-7
古い小さな町の天使の舞を魅せて?- 秋葉竹自由詩619-3-5
FreeBird- 梅昆布茶自由詩1119-3-4
こらえる犬- 秋葉竹自由詩919-2-28
赤い月が攻めてきた。- mizunomadoka自由詩619-2-25
さみだれの祈り- 立見春香自由詩519-2-23
最後の夢の架け橋- 秋葉竹自由詩619-2-22
藍の空- 秋葉竹短歌619-2-19

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