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日陰のパズルピース拾いながら歩く

最期まで指差し確認しながら人は逝くのだろうか

熟柿盛大に道の真ん中で潰れてゐる

夏蝶の残像ちらちらす

空き地点点としてゐていつまでも空き地
枯葉が駆けてゐるだけの炎天

夏に取り残されてゐる擂り鉢の中 

まめな母の日記帳残される
猛暑日と云えども吹き抜ける風に微かな秋の冷

同じ木になる二つの実仲良く腐ってをり

この袋離れてどこかへ行きたし、こう暑いと

格好の良い松の木青空に映えている、空き家の

通帳の印 ....
ラジオからの平和宣言蝉と聞き入る 蟻の行進またゐで歩く炎天

木に成りながら腐る実の形相

空中でキャッチ出来たかバッタを雀

今日も今日とてアラートな一日始まる
最後の贈り物 扇子の意味をかみしめる 夜の窓口に並ぶ漆黒
手にした切符にかちかちと空が開く
駅前のロータリーで星を齧った

もう飽きたな
花野誉さんの紅茶猫さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生きてます。- 紅茶猫俳句225-9-24
残暑- 紅茶猫俳句3*25-9-16
- 紅茶猫俳句3*25-8-30
平和- 紅茶猫俳句225-8-6
夏の日- 紅茶猫俳句5*25-7-29
_- 紅茶猫俳句525-6-4
カレイドスコープ- 紅茶猫自由詩125-5-16

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