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月のない夜に
小さな罪を 沢山着飾って
玉虫色の日傘を くるくる回して
ビルの屋上から 君は
ふわりふわり と降りてくるのだ
お嬢さん、御機いかが?
と、声をかければ 嬉しそうな顔で
....
神様の吐き出したコーラみたいに
スワスワした雨の中を、君は平然とやってくる
べったり甘ったるく掠れた声で、
私のシャツを染みだらけにして
口づけは、互いを飲み込むように夜明けまで
気が抜けき ....
洗貝新さんの神奈備亭さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朔__
-
神奈備亭
自由詩
4
25-6-5
ぬるいコーラに耽る夜
-
神奈備亭
自由詩
5
25-6-2
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