ウヨクとサヨクが喧嘩してる
もういい加減に
しといたらいい
 戦争好きがウヨク平和好きがサヨク
 おっと違った ちょっと違った
ウヨクとサヨクがスキップしてる
もういい加減に
沸いたか  ....
詩は勝てない

自分の意見を言葉にできる人に
詩は決して勝てない

気づいたことをちゃんと調理せず(素材そのものの味とか言って)
なんとなく寂しいだとか嬉しいだとか
そういう気持ちのソー ....
  
  
  
  詩で、人は救えない。
  
  
  
  
  詩にしがみつき
  
  ひたすら走り続けて来た私が
  
  貴方から突きつけられた
  
  現 ....
モーテルの階段で呼びとめられて
マニキュアを塗ってもらった

「目立たないから、バレないって」
そう笑って彼女はウィンクする

ピンクに光る爪が
あまりにきれいだったから

120分 ....
詩を創ってネットに書き込んで何か貰えるのお父さん
娘に訊かれた
何も
そう答えると
つまらない
と娘が言った

それなら
俳句とか川柳とか、賞金か賞品の出るやつに応募しなよ
そっちは ....
 長年勤務して来た会社を7月末に退職した。最後は仔会社に転籍して経理責任者をしていたが、丁度グループ会社の再編と重なり、四半期決算を終わらせて落ち着いた所で退職できた。持病の緑内障が進んで来て、視野に .... もしも 三人が しゃれこうべになったら
三人は親子だと すぐにわかる 
なぜなら 同じ頭の形してる。 と、言われ
ハチマキ姿のタコの絵のような 立派な おでこを
三つ つきあわせて
婆さんと ....
透けた文字の凹凸
まだみぬ未来の影を踏むように
まだ逢えないひとの指先を数える
まだまだまだ未だこない時が記されていて
凹凸に触れるゆびさきは酔い痴れる

うらおもて おもてうら  ....
とおーい 声がするのを、するのを見ている。蛇腹にたたんだ気持のなかで子どもが泣いている。あかるい窓べ、海べ、岸辺。
心に彼岸はないから、いつまでも分かり合えない。猫たち性懲りもなく恋する。
 ....
もうすっかり春になりましたね
今日は風が強いです
咲いたばかりの桜の花が
ゆらゆら大きく揺らいでいます

 ■□

私は街を周回していた
人波物凄い都市だった
(流れに乗り遅れたら、 ....
春の夜、ひとつの管玉がアパートの玄関に埋まっていて、きっとこの世の終わりまで気づかれることはない。それはもう定められたことで覆しようがないのだ。誰がそんなことをしたのか、小さな水仙の花が掲示板に画鋲で .... 空き地の段ボールハウスが
雨で溶けてる

Krispy Kremeの窓から
それを見てきみが言う

「17になったらあんな家に住むわ」
父親は帰って来なかった
隠れた墓の中に壺はあるけど
骨は入っていない


アカミチモー(赤道毛)グヮーの真ん中に
旗を掲揚する柱が立っていて
村の誰かに招待状(赤紙)が来たら
みんなが ....
稲妻を見た
同じ木の下で
あみだくじの
当たりみたいな形

二人の間に
透明な線路

導かれるのは
初めてなのに
全てを知ったような
低い声が

鼓膜を震わして
こみ上げる ....
新宿通りと靖国通りが

架橋のしたでつながると

青梅街道になるって

平野の川みたいでおもしろいな

あの辺りや

歌舞伎町や新宿X丁目や

都庁まわりが

ひとが住んで ....
すっかり日々は暖かくなり
桜もいよいよ開花間近

なのに私の心は鉛の様
不安と恐怖が波打って
奥底から沸き上がる
(昨夜は凶暴な悪夢に襲われ
汗みどろで目が覚めた)

すっかり日々は ....
あから順にひらがなを思い浮かべて好みのタイプを探していたら〈ね〉か〈ほ〉がいいなと思ったのだけどそれは〈ほね〉になるなと気がついたのでわたし骨がある人が好みらしい。いやストライクゾーン広すぎじゃね全人 .... 居間のコタツに当たりながら、宿題の絵日記を書いていると、お母さん
が台所から出て来た。
「コタツで寝たらだめよ。何をしているの。」
「冬休みの宿題だよ。休みの間にあった事を絵日記に書くんだ。 ....
新宿が風邪ひいた

ミサイルが国こえた

満潮で重油の匂い立ちこめる

みどり濃き砂利道を墓まで散策


ビジネスの商談

近く死ぬんだと

分かっていても

する商談だ ....
ロウが落ちて
冷めてから固まる

誰かの足跡
みたいな雪国

二度とぶり返す
ことのない炎
身体じゅうで
押さえつけた気持ちは

ストーブの窓に
打ち明けた恋

薪の匂いが ....
じろう、きたろう、いず、きしゅう
ゆうべに、はなごしょ
ごしょ、たいしゅう

いろんなカタチをしております

えど、ふじ、はちや、れんだいじ
つるのこ、よこの、たかせ、はがくし

酸 ....
{引用=   青空が好きです。
}
青空。

あれは欠けてしまった心だ、
心の欠けらなのだ、
重力のようにわたしを惹き、
幼子の瞳のように影を呑むのだ、

どこにも行けないという幻肢 ....
思い出そうとしたことに
ハシゴをかけて
一緒になって寝てしまった
小さな虫は春を焦って
網戸に張り付き始めた

次の季節も
私は何ひとつ気づかないまま
きれいに折りたたんで
どこかに ....
低い電線が空を結ぶ春の通り道
見えない花粉たちのように
子供らは散ってしまって
もう影もない

僕は薄い布団に丸まって
よそよそしく朝を呼吸する

枕元のチョコレートを少しかじって
 ....
わたしは退化する。蔑まれないと正しさがわからないような、回路をはんだで繋ぎ直し続けている。どこへ、行かなくても靴がないからって愛想笑いを失敗した、かわいそうな女の子を演じるまでもなく窓辺にうずもれてい .... A

光とパッションで
あい わず ぼおおん
おもわず ぼんぼぼん

三叉路のような枝先に
咲いているのは紙様の花
花の名は みつまたで

なぜだか知らぬが いにしえの人は紙を梳い ....
駱駝の玩具の背に本物のナイフ、飾り柄にいつかの血の記憶、縁の欠けたマグカップの中にはつがいの蝿の死体、それはあまりにも語れない、形を残す時間が短過ぎて…手を取って、ここから離れてゆくすべてのも .... アネモネがばあっと咲いてる道があったんだよな。四月で風もつよくて、ひざしがばからしく春めいて。花のこと知れば知るほどかなしくなるような気がする。物事って、知れば知るほど仕方なくなる。めりめり泥に飲 .... 水溜りを打つ雨の雫は
白いスニーカーに
汚れの履歴

行ったことのある
場所で濡れたから
この地図はきっと
破れないはず

今までもずっと
これからも多分
そうやって歩いて
行 ....
そんな日常なんてと
彼女はいうけれど
じっさいのところ

甘いビニールの匂いがする
黄色いラバーダックが
キッチン洗い場で
逆さになって溺れている

小さな白いビー玉みたいに
勢い ....
石村さんのおすすめリスト(1133)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なんちゃって- オイタル自由詩219-3-23
詩は勝てない- 印あかり自由詩7*19-3-23
【_私の詩が救ったもの_】- 豊嶋祐匠自由詩2*19-3-23
pale_pink- mizunomadoka自由詩519-3-22
詩を創ってネットに書き込んで- こたきひ ...自由詩419-3-22
退職の日に_/_旅立ちの日に(修正最終版)- beebee散文(批評 ...5*19-3-22
ほね- るるりら自由詩15*19-3-22
紙のうら- 帆場蔵人自由詩319-3-21
春のこと- はるな自由詩619-3-21
春の夢- ひだかた ...自由詩519-3-21
副葬のためのノート- 春日線香自由詩519-3-21
ドーナツ- mizunomadoka自由詩919-3-21
イジュン(泉)グヮー- AB(な ...自由詩319-3-20
運命の人- ミナト ...自由詩419-3-20
新宿、虚無のふり都市- ペペロ自由詩319-3-20
walk・on_11(改訂)- ひだかた ...自由詩7*19-3-20
ほね/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩5*19-3-20
雨降蝙蝠傘/想像絵本- beebee散文(批評 ...3*19-3-19
墓までの散策- ペペロ自由詩319-3-19
故郷- ミナト ...自由詩4*19-3-19
名が無くとも- 帆場蔵人自由詩4*19-3-19
青空(改稿)- 新染因循自由詩419-3-19
私の大好きな手- カマキリ自由詩319-3-18
チョコレートの春- オイタル自由詩8*19-3-18
断絶- 来世の自由詩519-3-18
みつまたカノン- るるりら自由詩519-3-18
生き続けろ、ひとつの言葉がひとつのことだけを語っているわけじ ...- ホロウ・ ...自由詩3*19-3-17
アネモネ- はるな散文(批評 ...219-3-17
雨上がり- ミナト ...自由詩3*19-3-17
青色吐息の彼女の日常- 秋葉竹自由詩719-3-17

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