『あやとり』
(夜のメモ書きにそれだけが残されていた 次の日
しばらく考えていると 絢香、トリ という言葉が浮かぶ
去年の紅白は絢香の歌がとてもよかった 彼女を ...
凍結は純物と不純物とをろ過し
流れのうちに凝り固まった粒塵は
根を下ろした水草に溜まりをつくり
小さな凍土を作る
足のつま先をそっと浸せば
無数の細かな波紋が
ぷつぷつぷつと
干渉し ...
東京が
くちびるから
たそがれてゆく
秋口に
太陽の首を
刈りとったのは
鋭いほど
耳に残るものも
ないのだから
夜の
冷たさは
みちた春の
しずけさ
声にみ ...
あの日二人
言葉を惜しむ程に
見つめあった時を
昨日の事のように
想い出しているわ
どうしても
時間を止められず
唯それが悔しくて
泣く事も出来ずに
笑って見送ったの
時空 ...
曖昧模糊について、演奏する棘皮な人間.≒藍いろを脚元においておくための.
油彩・造形・音楽
3月5日から3月28日演奏が.
妥協はほんとうにいやだ.
でもなるべく長時間にわ ...
単語ごとに分かれる/今夜
頭痛が/限りある
私をさいなんでゆく/社会が
五月の川のほとり/仲たがえしている
互い違えたボタンを/俯いたままで
引き戻せないと/発表に挑む
仮初めに/高校生が ...
ロスト / 水無月一也
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=200920
忙しいということはストレスがたまることばかりではありません。時には憶えておき ...
大切に育てたモノは
誰にも見せられない
丁重に外を睨め上げて
時折祈るのは空が落ちること
暗く湿った風を蔑んで
耳に残るは静かな破裂
命は吐き気がするほど柔らかく
言葉は寒気がす ...
Walking Snowman
雪の降る寒い日に 僕は生まれたんだ
小さな少女の小さな手から
僕の不格好な 姿を見て無邪気に笑う
彼女の笑顔に心が温まった
短い僕の首に か ...
表現とは他人の言葉
空虚には自分の声の
誰でもない先輩方、教えてくれる
壊れのない骨のワイパーに番号をメモする
思考の先に毛が
考えてこぼれ落ち
歌う道に
靴のない夜の体に腐った ...
俺はひとりの人間なのだ
いなくなった俺よ 空として戻ってきてくれ
そして指先に白色として書くことで
ただ生きた そして書いては 考えさせられている
心は、この器の外なのだろう
羽交い締 ...
What There Is a-ha
http://www.youtube.com/watch?v=E4C5xE2zVwE&feature=related
a-haの最新アルバム『FO ...
あなたという ゆりかごにのって
ゆらり 揺れています
あなたが どんな風に想い
どんな風に泣いても
ゆりかごに乗った私には
見えません
ゆらり ゆらり
通用しないといっては ...
お日様
てかてか
お月様
三日月
心を澄ませて
自然を感じよう
ほうら気が見えるから
回る回る体は回る。
考えてはいけない
感じるんだ
見てはいけない
聞くんだ!
茜に黒のシルエット
三角屋根の向こうには
遙かな世界があるのかな?
茜に星が増えてきて
せっかく覚えた”黒猫のタンゴ”
揺れる輪舞で忘れるのかな?
むくれた僕の手を引いて
繋いで ...
・藤篭に鳴く生きものや死にものや
わたしが佐藤みさ子の川柳と初めて出合ったのは、『川柳MANO』だった。
『川柳MANO』は樋口由紀子が発行人を勤める川柳誌であり、佐藤みさ子はその会 ...
土のなかに宝があると
いいて
あす
かげのなかを下りてゆく
くつ
もう三日、たべていない
空
水みたくつめたい風、月
稚児
赤交じりの着物に隠れ
黄鉄鉱と黄金の別を知らず
まずまずな君
まだまだな僕
引けをとらない君
髭を生やした僕
噛みつきたかった君
髪伸ばしたかった僕
足手まといだと罵る君
手足ばたつかせ泣いている僕
...
江國香織の詩集『すみれの花の砂糖づけ』(新潮文庫)は、理論社刊の詩集『すみれの花の砂糖づけ』に12篇を増補した、全部で70篇ほどの詩集だ。
今回はこの詩集を、「つめたい」というひとつの言葉に着目 ...
{引用=おそばを食べていたのね、ギターの音がしたの、夜になって、電気を消した、私は眠る時間で、猫は目を覚ました。
「空が光っていればよかったんじゃないの。」
夜は出歩かない住宅街の人たち、仲良く同 ...
またたびにでよう
またたびたみん
またたびさがして
またたびたみん
思えば
丸いばかりの宇宙
ユグドラシルの
最初の一本
慣性だけには自信があるので
とにかく歩き出すこと ...
らっきょ の め
らっきょ の かわ
らっきょのしん
らくあればくあり
とはいうけれど
らくてんてきにいきていこう
おれはなんにもかわらない
らっきょ ...
のどが痛い何したわけでもないと思うのだけれど、痛い。
痛いと打つと遺体と出てああ私は死んでたのかしらとふと思う。
死因のどの痛み。
だいぶ幸せそうな死に方だと
だいぶ楽な死に方だと
語尾 ...
海のさざなみが見える岬で
きっときっと あの水平線を越えたなら
あの青さの向こうに 地上の楽園があるに違いないから
遥かにみはるかす水平には
なにもまだ うかばないけど
でもたしかにひと ...
イエス様のお母様であることを天に捧げ
マリア様もまた
イエス様とおなじ聖なる存在になられた
だから
マリア様のイエス様への肉の愛は
宗教画のなかにしか存在しない
いったい肉の愛とはなんであ ...
神田の内外分ける橋
昌平橋の欄干から
覗く水面は神田川
ゆらゆら揺れる神田川
二人並んで水面を見つめ
僕は君につぶやいた
僕らはどこに行くのだろうか
君は何も答えずに
そのまま水面 ...
俺はポエムが嫌いだ。ポエムと言う単語が嫌いだ。何のセンスも無い、ダサいとしか良いようが無いこの英単語が嫌いだ。そしてそう呼ばれても仕方が無いような作品が嫌いだ。何が嫌いって、ボクとかキミとかカタカ ...
あなたのそういうところがあたしを寂しくさせるの
仕向けてくれなくても分かっているの
だから知らないふりをして
あたしを理解したりしないで
あたしを理解したり注意したり動かしたりしないで
ぜん ...
エミリ、お空でお絵かきしてる
雪のような白の絵の具で
まっ青の空のカンバスに
ときどき 熱心に
ときどき 気まぐれに投げ出して
絵の具だらけの足でかけまわり
白い雲たちとかくれんぼ
...
遠くで踏切りの音が聞こえる
どこに向かう列車だろう
真夜中すこし前、
僕にはもう
行く先なんてない
ここが僕の終点だもの
音量を絞ったラジオからニュースが聞こえる
君の
眼を細めて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
正月日和 (づっとつづくといいナ)
ヨルノテガム
自由詩
0
10/1/12 6:10
氷雪
within
自由詩
8*
10/1/12 4:52
_
石黒
自由詩
2
10/1/12 2:47
抜け殻
弥鈴
自由詩
5*
10/1/12 1:20
家具の為の音楽を耳に注ぎながら海に浮かんでみる。
Monet....
自由詩
0
10/1/12 1:20
仮初めに/その他の憂鬱
真島正人
自由詩
1*
10/1/12 1:11
【批評祭参加作品】 それは水の話ではなく
たりぽん(大...
散文(批評...
3*
10/1/12 1:05
命は吐き気がするほど柔らかく
くろね
自由詩
4
10/1/12 0:51
Walking Snowman
itukam...
自由詩
1*
10/1/12 0:47
朗読
番田
自由詩
1
10/1/12 0:40
ショーウインドー
〃
自由詩
0
10/1/12 0:40
鼻とお別れ
A-29
散文(批評...
0
10/1/12 0:19
ゆりかご
朧月
自由詩
3
10/1/12 0:18
第六感
ペポパンプ
自由詩
4*
10/1/12 0:02
夕映え
仁惰国堕絵師
自由詩
2*
10/1/11 23:55
【批評祭参加作品】ひろげた本のかたち(佐藤みさ子)
古月
散文(批評...
8*
10/1/11 23:50
織部
アキヨシ
自由詩
1
10/1/11 23:50
まずまずな君、まだまだな僕
仁惰国堕絵師
自由詩
0*
10/1/11 23:46
【批評祭参加作品】つめたくひかる、1—江國香織『すみれの花の ...
ことこ
散文(批評...
7*
10/1/11 23:38
【批評祭参加作品】批評もそこそこに現代詩の先行きが不安だ
KETIPA
散文(批評...
8+*
10/1/11 23:27
花消え
海里
自由詩
2
10/1/11 23:19
らっきょ
非在の虹
自由詩
2
10/1/11 22:38
のどが痛い
点子
自由詩
1
10/1/11 22:29
この遥かなるもの
いすず
自由詩
2*
10/1/11 22:19
肉の愛
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
10/1/11 21:38
水面ゆらゆらー昌平橋ー
……とある蛙
自由詩
8*
10/1/11 21:36
【批評祭参加作品】知らんがな【うさこ、戦う】
虹村 凌
散文(批評...
8+*
10/1/11 20:43
知らないふりをしていて
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
10/1/11 20:37
あしたの天気
寅午
自由詩
3
10/1/11 20:30
凪
都志雄
自由詩
3*
10/1/11 20:20
4093
4094
4095
4096
4097
4098
4099
4100
4101
4102
4103
4104
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4110
4111
4112
4113
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4130
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4133
5.35sec.