朝方、目が覚めて
右手に話しかける
右手が最初に
目に入ったから

次に左手に話しかける
左手は黙って聞いている
右手も隣でじっと聞いている
手には耳が無いから
僕の耳で聞い ....
なにかを知ってしまった男は、そのなにかを語ることを躊躇うだろう
なにかを知ってしまった男は、そのなにかを刻みつけるために、書き記すだろう
なにかを知ってしまった男は、なみだを流すことを止めて、天空 ....
お帰りなさい。

そのひとことが言いたくて
私はいそいそと
人差し指を踊らせる

お疲れさま。

そうひとこと労いたくて
どんな詩を綴ろうか
溢れるままに
想いを馳せる

望 ....
内へ内へと向かううち
時間が流れ始める、
留まりながら疾走する
疾走しながら留まる
時の瞬間の
その人その人
それぞれ独自の
それでいて普き時流の

あゝ何れも同じ頂き目指しながらも ....
新横浜駅を降りてから

どうやって そこに辿り着いたやら

彼が教えてくれた家の間取りは

手紙に描かれた図の通り

他愛も無い話は ビールを飲みながら

お互い 何を考えているか ....
ママに抱っこされて

家路へ急ぐ

ママの胸から

暖かい心持ちが

上下に揺れるたびに

私に伝わる

ママのやさしさに

包まれ

夢ごごちに泳ぐ

ママの ....
落ち葉を拾うように
拾ったことはないし
腰が痛いだろうけど
わたしは手を伸ばし
やっぱり落ち葉を拾うように
わたしのやり方で
宇宙で星を拾いながら
考えるのです

随分 ....
足枷が外れた日
少しうれしくて
少しこわい
取り戻した自分が
大丈夫なのか
自信を取り戻すには
まだ時間がかかるだろう

環境が変わっても
変わらないものがある
何かが消えたとして ....
ひとつ、
どうしても叶えたい夢がある

大相撲に行って、
幕下の取り組みから、
幕の内弁当とワンカップ片手に、
ほろ酔いで、ヤンヤヤンヤ、拍手喝采したいのだ。

席は砂かぶりではなく、 ....
○「良医」
評判のいい医者とは
丁寧に診て
丁寧に説明する
医者のことであろう

○「医者と患者」
今診てもらっている医者を信じられなければ
医者をかえるしかない
不信感を持つ患者は ....
時間が止まったとき
カーテンを開けて夜の街をみおろして
ふと
生きているってことが
俯き笑うしかないゲームみたいなもんだなと
ふと
想ったよ

プロフェッショナルは悲しみなんて ....
空が広いことは知っている
空の広さを感じる場面はそんなになくて

空に虹が架かるのも知ってる
虹を掴むような高台に上ったことはなくて

僕が向かう毎日は
誰かが作った毎日

夢 ....
自分のために生きているお兄さんが、こう言いました。
「メジャーデビューしまーしゅ。頑張って夢叶えまーしゅ」

それを聞いていた、献身国民が言いました。
「めんどくせーけど、頑張って。応援しまー ....
やたら
「愛、愛、愛」
と、布教活動しているが、
そもそも、それは「恋」だし。

あなたが欲しい
これは恋だし。

私が幸せにする
これはエゴだし。

愛は求めない
愛はただ、 ....
今宵の月は、
とてもうつくしい、
まるで君の繊細な顎のように、
ぼくにはとても愛おしい、
まるで小鳥を捉えるように、
ついつい捕まえてしまいたいんだ、
こおろぎの歌を
聴く
合掌
この魂といういのちと共に
生きている
私の
体は
いずれどの道
死ねる
その日まで
生きる
小さく小さく
満足しながら
この道を
歩いてゆく
 ....
私の脳髄に
鈴の音鳴らし
響き続けるもの
今に私の意志に従い
思考の言葉を形づくり

改めて私なるもの
この肉体に
担われ保っていること
蚊帳へ入るが如きすれば、

にほふ蚊取り ....
この、心
こみあげるは
人生
痛み

得たものとは?
得た富とは?

生き急ぐ
降り注ぐ
ああ、

雑踏
雨音

わたしの今いる景色は
わたしは、
景色は

苦し ....
ジェシカ
いつも靄の向こうで
膝を抱えて座っていた

ジェシカ
いつも震えていたんだね
楽しそうに君は
踊っていたけれど

今は、やさしい人のとなり
每日、挑戦してる ....
この夏は海に呼ばれた。
思っている以上に癒しが必要だった。
波の音のピアスは砂浜に落ちていて、
夏色に輝く蝶は深呼吸を担っていた。

この海は幾星霜波と風が象った
遊び心と神秘に満ちたメッ ....
  〇


トウモロコシ畑が黄金色にキラキラと輝いている。一粒一粒の実から潜望鏡がのぞいている。死んだ者たちが小人の幽霊となって、一粒一粒の実のなかから潜望鏡でのぞいているのだ。百億と千億の ....
その神殿の石柱は見上げれば雲まで届くらしい
見上げたら脊骨が折れそうに曲がって私は魚になる
そのまま神殿の在る洞窟の足下の水たまりを
魚の私は泳ぐ
そのすぐ横を大きな踝が通り過ぎた
大きな神 ....
パパの背中は
海より広くて
空より高い

おんぶされて
私はしばしの
大人の身長

見えるものは小さく
遠くまで見晴らしがよく
大人の気分を満喫

早く大きなって
パパを ....
黄金の虫が炎に包まれ
檻の中から飛び立った
見学していた子供達の間から
歓声が上がった

黄金の虫はドーム状の硬い天井近く迄
舞い上がりふらふら堪え揺れ
すっと力尽きコンクリートの床に
 ....
子供の頃はガキ大将がいて
なんでもかんでも奪って胡座をかく
ガキ大将がそのまま大人になって
大声を出して
人々の関心を集める
そうして国を転がしはじめた
なんでもかんでも奪って胡座をかく
 ....
君の
愛は

すぐ
そこに
ある

僕は
分かってるよ
君は
良い子だ

誰より優しくて
それなのに
誰にも愛されてなくて
涙をこらえて
必死で歩いてる

あんな ....
      ―― 死んだ魚が光ることを、はじめて觀察したのは
                アリストテレスであった。〈左京〉

       
{ルビ頬=ほ}につたふ 涙 拭わず
 ....
ポチがどこの犬かは分からない

ポチは大型犬だ
シェパードとシベリアンハスキーと
あ、ゴールデンレトリバーも入っているかな
とにかく立派な大型犬だ

ポチは人懐っこい犬で
私を見ると
 ....
グレタの船は火の道を往く

十戒のように海を割り

水面すらない中空を

それでもグレタの船が往く


ジャンヌ・ダルクのように

ドラクロワのように ....
七億をすぎる人の 
文字への想い

親の願いを込めた
自分の名前すら書けずに
字を読むことすらできない、少女は
母からの手紙を読んでもらいました


詩はいつも文字や言葉を媒介す ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夏休みたもつ9*25/8/20 6:53
なにかを知ってしまった男鏡文志4*25/8/20 5:26
午前5時のジュリエットりつ2+*25/8/20 4:26
NoWhereひだかたけし6*25/8/19 19:59
横浜へ花野誉13+*25/8/19 19:33
ママに抱っ子多賀良ヒカル325/8/19 17:05
星拾いの詩降墨睨白島/...8*25/8/19 16:01
足枷が外れた日6*25/8/19 12:40
私を大相撲に連れてって(くれなくっても構わない)。りつ5*25/8/19 12:20
独り言8.19zenyam...3*25/8/19 10:28
ハミング秋葉竹225/8/19 7:54
夢と知りながら自画自計225/8/19 7:49
献身国民観察日記鏡文志4*25/8/19 3:24
愛と恋の履き違えりつ4*25/8/18 23:57
三日月顎本田憲嵩1125/8/18 23:14
小鬼と私こしごえ7*25/8/18 22:30
詩想、思ふひだかたけし725/8/18 22:20
雨音(Rain's Voice)奥畑 梨奈枝3*25/8/18 22:08
ジェシカ降墨睨白島/...3*25/8/18 21:46
海に呼ばれて朝焼彩茜色725/8/18 21:28
COME TOGETHER。田中宏輔14*25/8/18 16:49
生贄降墨睨白島/...5*25/8/18 15:18
パパの背中多賀良ヒカル225/8/18 15:11
ゼロ地点、水晶天ひだかたけし4*25/8/18 13:15
ガキ大将525/8/18 12:40
10代さん[group]林 理仁125/8/18 8:14
詩の水族館ハァモニィベ...6+*25/8/18 1:56
ポチりつ7*25/8/18 1:39
Lucky Dragon No. 5TAT525/8/17 21:08
 詩論 月乃 猫15*25/8/17 20:57

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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