すべてのおすすめ
指を伸ばして
最初に触れたものの名前を教えて
それはきっとこれからの
示唆を含んでいるから
たとえそれが
取るに足らない冗談めいたものでも
なにも手に入らないよりはきっとましなことでし ....
つあぐ 추억

 つめたかったあなたと
 あったかかったあなた
 ぐらいは忘れないから
 


ぼすぽみなにや Воспоминания

 ぼすの顔に似合わない
  ....
どれだけ沢山の人が報われず死んだか
そういった話題を君は好んだ
死の間際、彼らが何を望んだのかはわからない
君が好む思考実験にあえて臨む
これが日曜の過ごし方

木の椅子に浅く腰掛けて
 ....
私は長いエクステをつけて
フェイスシールドに嘴を書く
ちいさめのゴム手袋は
水掻きに見えるだろう

それから長い祈祷に入る
疫病退散
疫病退散・・

ついでに地球温暖化
露呈した人 ....
俺は野球が嫌いだ


特に夏のナイターが嫌いだ



生理的に




吐き気がするほど





受け ....
 誓いの言葉バス停に 記す 名も無い銃弾にも 刻む
 下向きの原語 夜中に樵が 摘みに来る
 思考の缶詰 腐りにくい思考だ
 甘みをコントロールした 指先で 矢を放つ
 お前は誰だ ひなびた豆 ....
もしもし元気?
それは受話器のように咲いている
遠く離れた人を思いながら
言いたいことが
あふれてくるけれど
線路はもうすぐ
遮断機が降りるから
叫んでも壊れないで
君にはねられた
 ....
世界中に生まれ、世界中に生きたという

か弱い幸せが、

いつも、その時は抱えきれない。


選んだ筈の 幸せに

飛び込んだ 神聖なカップルの

か弱いまぼろしみたいに

 ....
〇一日目
お盆には帰ってくる? と聞けば
コロナ次第かな、と答える息子
じゃあね、と手を振る
新幹線の改札口
人はこんなにもさみしくなれる
胃袋までさみしさでいっぱい

白薔薇
花言 ....
遥か彼方へ流れ続け
時のうねりにこの身を削られる

生きてく事は自傷行為さ
傷つくこと避けられないけど

ダイアモンドはブリリアント・カットに
削り出されて輝くって言うじゃない


 ....
私は其処にいないでしょう
私は貴方の中に
貴方のたどる
指の先に

嗚呼

生命を受けたことは呪いだよ
それを絶てないことも また
呪いだよ
この狭苦しいうつわの中で
ただぎりぎ ....
とどまる 1

{引用=ここに
とどまっていると
裁かれる

変化のない停滞に見えて
それは罪であると
見做される}


とどまる 2

{引用=ここになんとか
と ....
鍵をかけて、

夕暮れの、まだらな空を閉じ込めた
マジックアワーと君の境界線がぼやけて
滲んでいくよ、私の目の前で

蜻蛉が 飛んでゆく
飛行機雲の上をなぞって 飛んでゆく
左手の缶チ ....
思い出は

ぼんやりした
景色の中にあるよ

夏の夕暮れの
田舎の電車とか

色あせた自動販売機とか

誰かの白いシャツとか

それはどんな記念日よりも
心に残って消えない
 ....
微睡む窓から
静かな私が飛びたつ
静かさに沿うかぎり
どこまでも遠くまで飛んでゆける

さえずりや
せせらぎや
さざめきや
ざわめきや
を 内包しつつも
静かさは静かさのままで
 ....
 逆光の履歴書 5段活用された
 金庫番のマトリョーシカ 人付き合いは いいらしい
 その場しのぎの犯罪 そこかしこ
 よそいきの足音で 猫が来る チョキの出せない
 肉球して 途方に くれる ....
三つ編みの先で書いた夢が
君に触れたら叶う気がした
ひと筆の間で宇宙が揺れて
頬に咲く花を見つけるよ
君の言葉が何度も聞こえた
幸せになりたいだなんて
透明な欲望が受粉をして
私の心に笑 ....
 音のない部屋の窓からしっとり濡れた庭が見える。
 泣き濡れた空に向かって紫陽花が優しく微笑む。
 ゆっくりと窓を開けると夏の匂いがした。
 季節が移り変わろうとしている。

 やがて誰 ....
スカートをはいてからおかしくなってしまった
縁側から外宇宙へ向かう道は
あの子の膝にあたまをのせるだけだったのに

まちがいだらけだって言葉に足がすくんだわたしに
日傘が少し傾いた
入り切 ....
静寂が平和の象徴にならない
何か焦らされているようだ

一日ただ祈って懺悔して感謝して
動かずにいる私には
することがありそうなのに
何にも見えないのだ

人間でいたい
今日もそう呟 ....
たくさんの花に埋もれて
あなたは静かに眠っている
これから
遠く遠くへ旅立つあなたに
長い手紙を書いたから
旅の途中で読んでみてよ
ガタゴト揺れる電車の中で
いい時間潰しにはなるよ

 ....
「死にたい」

唇から零れ落ちる夜は
時間の粘度も高くなり
生きたまま
全身の血が失われていきます

苛立ちすら
霧散する無力感

【本当は】
【死にたくないけど】
【もう】 ....
僕は晴れ男にはなれないけど、晴れ間男くらいにならなれるかも。
君が悲しんで泣いてたら、ほんの一瞬くらいなら笑顔に出来るかも。
 水と風が揺れていて
 どうしても出かけた
 話さないか 
 話さない
 憩いの 
 日差しより離れて
母さん??

私が呼ぶと
文節のない文字を
あなたはつぶやく

失ってしまったね

私は

悲しいことだけど
自然なことかもしれないね
あなたの

あと何年かで
そこ ....
あじさい柄の、
日傘が咲いています。

梅雨の間の、
晴れの日の、

左目が痛みます。
午前四時と五時の間で世界は更新されている

深夜帯を泳ぐ
腹の膨れた子供たちの
ざわめきが 液晶越しに
蜃気楼のように 揺れている

更新ボタンをクリックしても
残像はどんどん ....
斜光射し込む裏庭で
子供が一人うずくまり
紫に色づく紫陽花を
両手で触れながら
眺めている

うねる夏の夕暮れ
深まる闇

子供はやがて居なくなり
闇に包まれた裏庭に
紫陽花だけ ....
深夜のマクドナルド。真夜中の高速バスを待つ場所が見つからない。駅から離れたマクドナルドしかなかった。しかし、時間になってもタクシーがつかまらない。駅までの道は暗く長い、人気がない。さて私はどうしたか。 .... テーブルの上に並べられたディナーを
ナイフとフォークで切り分けていく
音は立てない クロスは汚さない
躾けられた習慣は簡単には抜けないね

足しげく通った放課後の図書室で
難しい言葉をいく ....
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1704)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
目隠しの奇想曲- ホロウ・ ...自由詩4*20-6-17
でぃくらぃあと- AB(な ...自由詩220-6-16
エルベレス- 竜門勇気自由詩2*20-6-16
夏が来た- Lucy自由詩320-6-15
野球が大嫌いだ- TAT自由詩3*20-6-15
思考滅裂⑤- あい う ...自由詩120-6-15
紫陽花- ミナト ...自由詩320-6-15
距離とマスクの時代- ハァモニ ...自由詩120-6-15
花言葉ダイアリー- そらの珊 ...自由詩15*20-6-15
自傷なボクら- まいこプ ...自由詩520-6-15
にくのうつわ- 鳴神夭花自由詩220-6-15
小詩集・とどまる- 岡部淳太 ...自由詩820-6-14
栄養- ゆるこ自由詩420-6-14
逆光- ガト自由詩6*20-6-14
微睡む窓- 塔野夏子自由詩4*20-6-13
__思考滅裂③- あい う ...自由詩120-6-12
君色に染まる- ミナト ...自由詩320-6-12
音のない部屋- メープル ...自由詩5*20-6-12
日傘とパンクロック- カマキリ自由詩320-6-12
静寂- 木葉 揺自由詩420-6-11
花葬- 卯月とわ ...自由詩320-6-11
死にたい、が零れる夜- もとこ自由詩11*20-6-11
晴れ間男- クーヘン自由詩6+*20-6-11
_- 雨へのダ ...自由詩220-6-11
青、もしくはブルー- umineko自由詩13*20-6-10
残った夢- ナンモナ ...自由詩11*20-6-9
明け方のフォルテ- ゆるこ自由詩520-6-9
推移- ひだかた ...自由詩420-6-6
君は乗り捨てた自転車だ。- 杏っ子自由詩220-6-6
オリーブ- 1486 106自由詩9*20-6-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57