すべてのおすすめ
十年も前





オレら



爆笑しながら






ドライバー一本 ....
その国は最期まで
明日があるかのように
変わりなく時を刻んでいた
つまり



村長がヘイトを買い
アルビンとニコラスは緑色
老人は戦術論を熱弁し
 ....
闇や苦しみをどこに置いてゆく



お前がここまで引きずって来た物だ



お前が担いで持ってけよ






朝陽が昇る場所
 ....
年末の日曜日


昼から呑みながら適当に





部屋の整理をしていたら




















 ....
今ここにまっさらな鍋があって

例えばそこに水を入れて野菜を入れて

カレーのルーや

顆粒ダシを入れて

洒落た器に盛って

チャイブを散らして

これが私の ....
明日のお陽さまが全くあてにならないように

明日のラッキーもあてにはならない

明日の不運の方がとても身近で

明日の雨降りの方がずっとずっと身近な秋

せめて傘だけでもあったらな
 ....
爪から
ほそい光がでるようになってしまった
愛されすぎですね

医者が言った
でもだれに?
という問いには答えずに

気をつけてください
光のぶんだけ
影がたまっていきますか ....
君の人生の文脈を指で辿って胸の鼓動に溜め息が出る。



朝日がノートを照らした間だけ、私が書いた文字が脈を打った。



今日夜が綴る文脈は深海で忘れ物をしたような輝きがある。
 ....
内側に包み
外側へ発す

光のような
明るさと優しさ

こんなに正直で
みんなに好かれ

結婚しない
理由を知りたい

大丈夫

その後に続く
言葉のことだけ

今は ....
小突いても
何も出てこない
すっからかんな子供…

心の
膿も栄養も
きれいさっぱりなくなった

地獄のような劣等感の海から
誰にも会わない天国の浜辺に

ぷくぷくの満月に照らさ ....
きっと、これが最後のお引っ越し
何を残し、何を捨てるか?
たぶん、捨てるもののほうが多い
引っ越し先では、生きるのに
最低限のものがあれば良い

八千代、柏、流山、松戸(以上千葉県)
練 ....
鹿
という字に
お湯をかけるとあらわれる鹿に
みつめられながらカップヌードルをすすっている

いつまでこうしていられるだろう
これからの時代は
もっとたくさん間違ってしまうことも
ある ....
今日という日に友達のことを
一人で思い出しているのはなぜだろう
長ネギの入った買い物袋を抱えて
また 部屋にまで帰ってきた日の 夕暮れ時に


カーテンを開けて 夜空を見ている
何もして ....
隣り合う人間を
違う色にするには
4色あればいい

これが四色問題と呼ばれ
証明するのが難しいことで知られる
数学の問題だ

何故証明が難しいかというと
白人、黒人、黄人以外の色をし ....
こんな下らない世界にて、僕のお腹は下ります。
全人類が空へ上った後も、僕のお腹だけは下ります。
広場



初冬の匂いが満ちた森には、サワグルミが直立して生え
草たちの淫靡な吐息はすでに失せている
たとえばそこにリスが俊敏に動き回り、私たちをじっと眺めていたならば
森はかすかに立体 ....
小さな七つの海の星

人間なんて とても

見えない

こころばかりが幾千万

溢れかえっているけれど



小さな七つの海の星

日常なんて 所詮は

刹那

願 ....
人生の射幸性は何割もないこと、知っているから花を育てる。 もこもこセーター
包まれて
見上げた空は
透明と青
伸ばした手のひらの中
走り回る赤色は
わたしのあかし
種を蒔いて
たくさん たくさん
花の種を蒔いて
あなたの喜ぶ顔が見たい

カラスが落とす胡桃を
あなたは追いかける
カラスと競争して拾うと
割ってあげてと私に言った

チューリップ ....
遅い初雪が降った朝
地面は乾き
空は薄雲に覆われて
空気は張り詰めている

刈り残された秋明菊の平たい葉が
上を向いて受け止めている
クリスマスローズの広い葉も

とける事を忘れた雪 ....
朝目覚めて何もせず
ベッドからソファへと身を移す
時計は6時を指している

街はまだ微睡の中
幹線道路から離れた住宅地のせいか
車の音も人の声も聴こえてはこない
漸く鳥たちが目を覚まし囀 ....
夜 窓に至る暗がりに
幾つかの鉄柱が立っていて
ここからは月の檻です
と言う


長い長い髪の毛が四本
自分が髪の毛だと知らぬまま
夜に絡み
そよいでいた


 ....
掴んだものがぼやけてしまって
咲かないまま枯れた
もうすぐ夜がやってきて
僕らの時を奪っていく
枯れたそれを 握ったまま
干上がりかけた沢の縁
山椒魚は怒るまい
ペンケのダムもパンケの家も
知らずに不幸と泣くだろか
ただ生きるのみの今世に
祖父の語つた魚に逢へずとも

  謳歌せよと、
  忘れられ、た、 ....
書き損じた天気図の余白に
僕らは昨夜見た偽物の夢を書き続ける
筆圧があまりに強いものだから
明日見る予定の夢まで記してしまう

つけ放したラジオから聞こえる
ネジが酸化していく音
そ ....
月のかたむき
くまの夢
片方のこったパンの耳
この日差しのあふれた一粒を
こまかく こまかく
もっとこまかく、美しくみがいて
あつめて
天からふりまいたのを
永遠と呼ぶから
きみ ....
人は詩人にはなれない
まわりくどく
うんざりするほど
くどい説明しか書けない

月や花は何も語らないけど
存在そのもが
永遠に詩を詠ませる

季節だけが唯一詩人であり
人はその ....
風のすっかり止んだ朝
あなたと僕とは 
公園のベンチの見える辺りで
昨日の雨の激しさを思い出した

いつのまにか あなたがポケットに忍ばせた
淡色の宝石が 太陽を透かす
哀しい石鹸の香  ....
知らないうちに僕も大人になっていた。
絵柄を見ずにコアラのマーチを食べていた。
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1704)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
金木犀の匂いがすらあ- TAT自由詩420-2-9
滅んでゆく或る国についての叙事詩- TAT自由詩120-2-1
ブラックジャック- TAT自由詩220-1-18
古い写真- TAT自由詩519-12-22
みんな_どうぶつえんの_なかにいる- TAT自由詩219-12-8
・・・- もっぷ自由詩1*19-11-12
愛される- はるな自由詩1319-11-12
”文”は紙(し)に生まれて”脈”を打つのだ。- きみのて ...自由詩3*19-11-11
大丈夫- ミナト ...自由詩319-11-11
すっからかん- 若乱自由詩419-11-11
ラストお引っ越し- 日比津  ...自由詩519-11-11
インスタント・鹿- ねむのき自由詩1019-11-11
SATAーIDE変換アダプター- 番田 自由詩419-11-11
四色問題- 花形新次自由詩119-11-10
下ります- クーヘン自由詩4*19-11-10
広場- 山人自由詩1*19-11-10
小さな七つの海の星- もっぷ自由詩1*19-11-10
偶然- きみのて ...自由詩319-11-9
いのちのあかし- 卯月とわ ...自由詩319-11-9
あなたは花- 丘白月自由詩219-11-9
いつから仲間になっていたんだろう- Lucy自由詩6*19-11-8
静寂- HAL自由詩7*19-11-8
径と銀河- 木立 悟自由詩419-11-7
咲かないまま枯れた- きみのて ...自由詩219-11-7
挽歌- 自由詩4*19-11-7
余白- たもつ自由詩1119-11-7
かわいい- はるな自由詩519-11-6
- 丘白月自由詩319-11-6
恋愛詩- Giovanni自由詩10*19-11-5
コアラ- クーヘン自由詩9*19-11-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57