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 食虫植物ズというノイズバンドでいつも弦の足りていないギターに傷を付けたり付けられたりしていた彼女が今日のライブ中に死んだ。おれは隣で彼女が書いた「子宮なんかいらない」という歌を叫びながらベースアンプ .... 深夜1:59


繁華街では


子供を乗せたママチャリが

私の目の前を横切る



異様な光景





突然連絡のきた元彼は



2次会の会場から
 ....
 
 
ひえいざんで
やかれたこどもも
いたのだろう

ゆうふくすぎるということは
まずしすぎると
おなじくらいつみなのだ

おかねはひとが
いきるためのどうぐ

そのちから ....
中度の神経疾患に冒されて海を目指す







 ....
ここに子猫の首がある………


どうせ君には
私の言葉は
わからないだらう
私が訪ねると、

火星の蛸は海底へ旅立った後だった。


無重力の自由な不自由も、

遠く君と蛸の住む星も、

私をぽつんとさせた。


帰ろうよ、と

耳元で ....
ケーキを食べたのは
ケーキを食べている女の子になりたかったから

ケーキが食べたかったわけじゃない
ケーキを食べている女の子になりたかった
{引用=
ふと、
ながいあいだわすれていた
記憶をすっかりと
おもいだしてしまうと
てのひらに
しっとりと汗を
かいていた

かみさま、
午後にはわたし詩をかきました


 ....
髪を染めても
ピアスをあけても
タバコを吸っても

何にも変わらない

はぁ






空に向かって吐いた溜め息が風に掻き消されました
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
              110518



世界初と聞く度に心を動かし
裏側から表側へと握り拳を突き出して
へらへらと薄い皮一枚で辛うじて形を保つ薄っぺらな奴等を追っ払うが
それ ....
 優しい振りして
 きっとあなたは本当は誰のことも好きじゃないんでしょうね と
 彼女がそろそろ爪を引いて残していった傷口に
 特別に興味はないけれど


 夜半に覚える例えば窒息してしま ....
君が生まれて病院に駆けつけたとき
ベッドに座っていた君の母さんの姿を忘れない

全体に色のない部屋の中で白いネグリジェを着た彼女は
少し放心しているように見えた
表情はとても柔らかく ....
へこたれそうになる
誰かが声を掛けてくれる
肩が重い
休めばいい、Yes indeed!

腰が重い
太りすぎ
荷が重い
働きすぎ

誰にでもできること
休息。Yes indee ....
草むらで無数の虫が舞っていた
概ね円を描くように
青黒い虫が若草色のジャングルを旋回している
終わることの無い
いやもう何度か終わったのか
今度はどう終わるのか
どう消え尽くすのか
白昼 ....
 
 
リンカーン・ヘアのきみが
動物園に忘れ物をして
糸電話で通信している
ノルウェーの森
パジャマに縫いつけられた
イカの一夜干しを
かじりながら
 
地元の英雄に
さい銭を ....
自由なあなたに飛びつきたくて
あの樹のように大空へ手を伸ばした
足がふわっと軽くなり風に乗れたけれど
走れなくなったわたしはあなたを怨んだ


あなたの耳は私のほうをむいていない
わたし ....
さよならスカーレット エイ・ケイ・エイいつかの独白
クレヨンで塗りつぶした画用紙をいくら引っ掻いても
月が転がり落ちることはない
ヘッドエイク
みえないものはみえない

いつか珈琲を飲みな ....
ふらりと君が帰ってきて
玄関に鞄を投げ出し
いつもの無表情で居間に入ってきたら
一体どうしようか

あんがい自然に
おかえりーなんて声かけて
当たり前のような顔をして迎えるかも知れな ....
 .... 夜中にひとり食パンをかじる
バターをつけないで
ジャムをつけないで
電気もつけない

冷蔵庫の前にしゃがんで
はみはみ
虫みたいに食べる


どこか外国から船に乗せられて
海をこ ....
さがしています
わかりやすい たいど
わかりやすい ことば

澤にいたのでしょうか
青筋アゲハが よこぎります
そんなはずはないのに
蝶番のように 澤の景色が見えました
 ....
/AM2:00

天国って宇宙のどっかにあんのかな
と僕がたずねると
女は黙って指をさした

窓辺においたベッドから
起き直って首を曲げる
ちょうおどろいた
世界の破滅みたいに大きな ....
野原に言葉を放したい
青空の下で
道行き人に言葉を預けたい
街灯の下ででも

わたしは「わたし」を捨て去りたい
「わたし」が
わたしを拾う時まで

わたしは
「あなたがた」の影 ....
「水にならなければいけない、氷になるため、黒い液体の注がれた水槽に、地球は浮かんでいて、回転すると、ぬれた部分が夜になるから、ここで、産んでもいないのに死んでいて、生まれてもいないのに殺されていて、わ .... 背中の波が剥がれて泣いて
海が誰かを呼んでいる
あなたのことを考えてみる

体を循環する器官のひとつひとつを
ていねいに洗う
みずの流れに臆病になると
腰にひびが入るんです

ゆるや ....
その線の上に

乗っていた人です

手放しては

いけない人です


踏み入ることは出来ませんから

静かに閉じました


想いは続きますから

どうか

 ....
三月
去りゆく
悲喜こもごも
ひとりひとりの現実

惨状
寂しく
魅かれあっても
日に日に積もる孤独

さんざめく
都会は殺伐
はかなく割れてゆく片々

さらば友よ
 ....
  さくら、
  きみは花ひらき
  したたかに水面を染めてゆく



  さくら、
  もうきみの匂いがする
  春が運んでくる
  忘れかけていたものたちを
  そっとひとかか ....
ロメオ


プロチアデンが呼んでいる
アモキサンが招いている
コンソールの高台
かびた毛布の洞窟
萎びた雑誌の湿地
乱雑に走るシールドは葦 黄ばんだ紙屑の落葉に絡んでいる
色とりどり ....
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1665)
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