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ゆらり、ゆらりゆられてと
classicなんて柄じゃないわと
流れるBLUEの一曲目
MY NAME IS JONAS

舌を出しては世界と遊ぶのよ、寝起きのまま
最低なslangを並べ立 ....
ノイジーノイジー君が好きだと
洗濯機の渦中で叫んだ想いを
真っ白に漂白して
少し淫らな匂いだけつけては
くるり、世界、反転させて
まみれてしまえ

せつないような言葉だけ 集めた、押し花 ....
イーゼルには君を、
歯切れの悪い言葉たちを集めては

描く

塗りたくるように


秋風のせいで愁いた窓辺に
優しさを忘れたカーテン
踊る、ボレロ

単調と彩飾の狭間
終結へ ....
みどりの中の
しずかな牧場で
たくさんの友だちと
新しい方程式を
解いていた
ひづめやくちびるで
数値の軌跡を
なでてあそぶ
そのなめらかなラインをたどると
彼の口のなかに入 ....
結晶化されたシュプレヒコールが鈍色に光る
この世界の不平等さを、そろそろ受け入れるべきだ僕ら

正しさを履き違えたレンズが、景色をきらきらさせて
僕の眼鏡は湯気に曇ったまま、啜り上げたものはひ ....
脳内トラフィックジャム
駆け抜けてハイウェイラナウェイ
気が付けばメトロでメーデー

そんな日々から逃げ出したいから
ボーダーボーダー
飛び越えて君にレスポンス
書き連ねてインディビデュ ....
Helloから繋がろうとする世界
バスタブの憂鬱、しゃぼんの気紛れ
熱を帯びては溶け出してドロップアウト
洗い流しても残るのは、スリップダウンのお誘い
固形物であることを裏切りたくなる雨の日の ....
明けにヒグラシが啼く
カナカナカナ…
 そそっかしい奴
夏の薄明は薄暮に似て
あの個体は感知できないのか
明けは涼しく暮れは蒸すのに

カカカカカカ…
ほら、また啼いている
確かに夜 ....
私は自分の信じたいものを信じ
見たいものを見つけ出し
聞きたい言葉を探し出し
不都合な事実は無視し耳を塞ぐ
反論に備えて(怯えて)理論武装する
あたかも敵国を想定して軍事演習をするように
 ....
『毎秒多くの人が死んでいます』
遠い国に生まれて消えて行く悲壮な顔の少年たち
映すコマーシャルに胸を痛めながら無意識のうちに嫌いなニンジンを除ける、捨てる
家庭用の生ごみ処理機に入れてスイッチを ....
なかなか膨らんでくれない風船に
飽きもせず息を吹き込み続ける
何処かに穴が開いているのを知りながら
滑稽な独り遊びを止めることが出来ない

春には妄想を咲かせて散らして
夏には傷痕を弄 ....
犬って言う字はいいよね。

大きいんだぜ、と困りながら言っているような。

大きいの「大」に、点がついてさ。

「犬」だぜ。

大きくていいのかな汗 みたいな。

犬 犬 。 かわ ....
やわらかな夜の入口で
関節のありかを
ひとつひとつ
たしかめていく
幾度となく
繰り返してきた
解体のための
いとおしい作業
継ぎ目よ
さようなら

肉体は部品となって
ていね ....
壁の隅の夜を
蜘蛛のかたちの水が昇る
ひとりの蜘蛛が
従者のように着いてゆく


緑の坂が八月を擦る
指は棘 長い長い棘
水の抵抗に反り返り
鍵盤の主に突き刺さる

 ....
空港からへ
豪勢なバスに疎らな人々

錦江湾に屹立する桜島が背後から覆い被さる道
雄大な景色が灰色に押し潰される。
逃げるように疾走するバスは異様に速い
闇夜がとんでもないスピードで飛び去 ....
内ポケットから手帳を取り出し
暗号を記録する
一晩かかって嗅ぎつけたのだ
約束の時間まであと五分
場所はいつものX埠頭
ここ数週間奥歯が痛む
しかめ面はそのせいもある
トレンチコートの内 ....
風の無い朝
動いていたのは人間だけ
緑も空も犬も
静に息を潜め
耳を済ましているというのに
浮き足だって
僕らは何処に向かっているのだろう
爆発だと、


勇気は爆発だと、


踏み込んだ瞬間重力を押し上げた
福島のお祭りへのライブ参加を終え
皆東京に帰っていったが
俺とKはN子にタカりながら北を目指した
Kの友達が青森にいるという
各駅を乗り継いで下北半島へ
皆東京では無職の歌唄いだった

 ....
松田さんが死んだ
白兎駅でソアラをシャコタンにしようとしていて
車に押し潰されて死んだ
倉吉で暴走族を立ち上げようとしている時で
関西から帰って来られた先輩が何人かおられた
松田さんはその1 ....
ハセ(長谷川)と俺はお互い母子家庭だったので
学校が終わって親のいない家をお互い自由気ままに支配しあったりした
インスタントラーメンを茹でずに
付属の粉をかけてベビースターラーメンのように食べる ....
ルーシ
君の夢見た世界を
今僕は
半笑いで眺めているよ
ルーシ
僕は一度死んだ
俗世の食べ汚しが
脊椎に溜まったんだ
ルーシ
こうなってはいけない
ルーシ
君の歯並びはガタガタだ ....
思ったよりミンミンゼミが鳴かなかった夏の終わりに(1998)














 ....
大事なときはいつも雨降りで
嫌いなものが余計に深くなってしまう
そのうち使うと隠し持っていたけど
水溜りしか突かなくなった水玉の傘あげる

一人分のスペースでは手前しか考えられないし
誰か ....
だってでも結局

俺の勝ちやろそら






 ....
君は例えば三十六才の犬に遭った事があるか?



三十六歳の猫は?



 ....
真夜中のスーパーマーケット
わたしたち、二人逃げこみました
逃亡者なのです
追われているのです
月に、星に、夜に
ここにいれば彼らの姿は見えないので
安心して手をつなぐことが出来ます
最 ....
 .... わたしにも速度がある
誰にでもあるというからには
あるに違いない


とても遅い


祖母たちの
三度目の転生にすら
追い抜かれる


巨樹のさかえた森の
最後のらく葉 ....
あの女はいつも


 ....
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1663)
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