すべてのおすすめ
ひとりにさせてほしい悩みと
あなたにいてほしい悩みとでは
どちらが優先順位を持つのだろう

イヤホンを外す合図で世界が終わればいい
だれの助言も耳に入らない夜だ

雨音を掬っては亡いこと ....
飴はあげた
あとどうすればいいかわからなかったけど
恋を知らないということだけがわたしの羽根 こんな盲滅法な拙作にすら評価頂いてたんですね。
いつも申し訳ない。










 ....
 
 
澄み渡った世界の気配がする
赤い朝顔を買ってきたはずなのに
青い花が咲いた月曜日
今日はたしか
君の誕生日だったと思う
 
 
なみのり
 うみどり
  あめあがり

そんでもって
 ちょっとして
  さってった

なみまに
 ちらばる
  ひのひかり
すっかり きれいな
さっぱり わかれた
そのかお わたしは
みずべで ねそべり
きーんと きこえる
はてのね ふれたい
むりなの わかった
みんなが ないてて
わたしは わらった
し ....
誰かのいいわすれたことが
潮風の強い晩に
白い光となって残り
ああ、これは人間ではないな、と思った

街灯のしたで未練がましく
とどまるものは
人間の心のうちからはみでた
恨みがましい ....
 いつも変ったものを食べようと思っている。なぜなら、ありきたりなものばかりを食べていてもつまらないから。人生は苦しみにひとしいが、その苦しみの中にあっていっときの楽しみといえば食べることをおいて他にな ....  
 
郵便受けに海が入っていた
海配達の人が入れたのだ
いかだが浮いてる
昨日遭難したはずの僕が
新聞を持って手を振っている
 
 
コスモコンピュータの
ファンが回る、
ふあんふあん回る(ぴーかーぴーかー)
死ぬまで不安がると
報いと憂いが、
クレイモアに察知されて
どかーんしちゃう。

フリーフォー ....
こもれびのなかに
あなたがいるような気がする午後

柩は
とうに燃やされ
ひとすじの白い煙になったというのに
竹林をぬけると
境界線がにじみ
時間がさやさやと巻き戻る

愛しい人た ....
晴れた日の陽射しはいつも私の眼には眩しく、外に出掛ける際にはいつもサングラスをかける。
家には何種類かあるけれど、最近はVivienne Westwoodの青いサングラスをかけている。
外界と自分 ....
どこをどう歩いても
科学技術体験館のなかには
誰もいなかったのに
出口にとまっているバスは
人であふれていた
乗りたくない と言ったら
一人でも搭乗を拒否したら
出発でき ....
切りすぎた爪の先の先
吹雪は落ちてまた落ちて
左目の
ふとした鼓動


耳 かたむき
地表の円
泥の紋
飛沫の花


管楽器の一音に
若い宇宙はついてゆく
 ....
なまものを
たべさせる

いつまでも
なまものであるために
むすめを
なかまいりさせる

いのちのない
にんぎょうを
きそくただしく
ならべるために
春からのぼくの目標
字を丁寧に書くこと
給食で野菜を食べること
それから
静かに絵を描くこと

暖房の音が
途切れず部屋を回っている
のを聞くこと
窓に雪の粉が
冷たく張り付いて ....
 
 
人が眠っている
眠っている人を起こして
人はまた眠る
金物屋の主人が寝言を言う
釣り堀から帰ったばかりのように
 
 
「きゅーりさん、
きょうも伸びてるねえ。
 …なかなかに。」

ごぼーさんは言いました。

「そういうおぬしも、
ぬくぬくと伸びておるでないか。
 …なかなかに。」

きゅーり ....
厚手のコートを脱いだら
するららと
時間が落ちて
あなたに一歩近づく

梢の蕾がふくらんだら
するりりと
時間が落ちて
あなたに半歩近づく

約束の日は近くて遠い
ほんのり焦 ....
黄身が男性で例えば異性にモテたいなら







しろ美がナオンで


コンケツたいしーで

 ....
ゆ ゆ ゆれ ゆれる
ふ ふ ふる ふるえる

年老いたふるえ
新鮮なまばたき

新芽がふるえて
春をくすぐる

大きくゆれたのは
気のせいじゃない
なにもかもが崩れ落ちた

 ....
 
 
紙コップを満たす時間 
計算機を分解し続ける少年の側で 
親戚の人が斜めになってる
今日会いたい人の 
苗字が思いつかないのだ
 
 


こんなにも雪に降り込められるのを

喜ぶものがいるなんて

そうやって清らかなものに

深く深く染められていくのを

待っていたものがいるなんて
  いいですか
  コンクリートの塊を
  右脳の隅に沈めておくから
  ちゃんと見ていてくださいね



  そう言われたのは
  日曜日のことだったので
  ひょっとする ....
相手をたいせつにするために、待つ、ということを、おぼえなければならない。 エンドマーク

{引用=



片付かないページを見て
父親たちは 溜息をつき
母親たちは 腹を痛めた
子供たちは 首を切り
土くれを 青紫に染めた

毒を喰らう
毒を喰らう ....
どんなに大きい雨の粒が頬を打とうとも






















 ....
わたし まくら もうふ
わたし まくら もうふ
三層に連なる眠りに寒さはおりて久しく
外気に触れた右人差し指は人肌を求めて冷たく
わたし まくら もうふ
わたし まくら もうふ
わたし 
 ....
 
 
雨上がりの金属に
陽ざしが降り注ぐ
澄んでいく歩道橋の上で

ブルゾンは人の形
人が着るから
着なければならないから

産まれてくる、ということに
ここにいる、ということ ....
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1663)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
だれの助言も耳に入らない夜だ- 佐伯黒子自由詩3*12-3-6
飴はあげた- 6自由詩212-3-6
飛ぶからだ- かなりや自由詩312-3-5
ことわざ絵本- TAT自由詩1*12-3-5
age12- たもつ自由詩912-3-5
うみどり- 心海の旅 ...自由詩112-3-5
だだだだ- 佐伯黒子自由詩20*12-3-5
思い- 瀬崎 虎 ...自由詩312-3-5
むまのきつりやうきつにのをか中くぼれいりくれんどう- 6自由詩112-3-4
age11- たもつ自由詩8+12-3-4
リスポーンする- 小脳自由詩312-3-4
竹林をぬけて- そらの珊 ...自由詩612-3-4
青いサングラス- れもん自由詩5*12-3-4
ノート(48Y.3・3)- 木立 悟自由詩612-3-4
Early_Water- 木立 悟自由詩212-3-3
雛寿司- 小川 葉自由詩312-3-3
春からの- オイタル自由詩7*12-3-3
age10- たもつ自由詩612-3-3
無い- 渡邉建志自由詩3*12-3-3
砂時計- nonya自由詩21*12-3-3
異性にモテるタマゴの割り方- TAT自由詩312-2-25
冬の終点- within自由詩5*12-2-24
age1- たもつ自由詩712-2-23
- 杉菜 晃自由詩6*12-2-23
コンクリート- 草野春心自由詩8*12-2-23
深呼吸して- はなもと ...自由詩8*12-2-23
2011+リライト- ブルーベ ...自由詩2*12-2-22
どんなに大きい雨の粒が- TAT自由詩312-2-22
もうふ- 凛々椿自由詩10+12-2-22
ブルゾン- たもつ自由詩9+12-2-22

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