すべてのおすすめ
踊ってテーマ名乗る。春の名前で鉄道。
おどっててえまなのる はるのなまえでてつどお


捨てられ天使はシンデレラです。
すてられてんしは しんでれらです


水が澄んだら一人きり。扉、 ....
雪の結晶が開いたり閉じたりする夜に
瞼の中のもう一つの瞼を眠らせるように
内側から鍵のかかった黒猫の中で
一体どのような犯罪が行われていたのか
雪の結晶が開いたり閉じたりする夜に
鳥籠の中に ....
ある日、あなたの背中に
窓があるのを見つけた
開けてみると
普通に外の景色があった
眩しければ鳥になるといいよ
とあなたが言うので
わたしは鳥になって
空へと飛びたつしかなかった ....
ガラスの壁に、手が触れて、彼は見る、音もなく、蠢く、群衆を。一人一人に、足音はつかない。そうして、忙しなく、いつまでも、蠢いている。真昼の、静かな都会。鳥が、空を、飛んでいる、ような気がする。駅のホー .... 情熱はもう涸れてしまった。

一行目では誰もが世界一の詩人になれる。

二行目、三行目からは篩にかけられたように、

詩人だったものはただの凡人に成り下がる。

バレてはいけないよ、夕 ....
下に行くほどきりがなくて
上に行くほど見苦しい
そんな場所がここにあるよ
三月に降る小雪をつかまえようと
手のひらを天にむかって
差し出せば
どの子もふわり、
風にひるがえりながら
上手にわたしをよけて
アスファルトへと着地するから
こんにちはも
さようなら ....
目覚めは1人ぼっちの朝に始まり
誰もいない街を歩く1人きりの昼
終わりは明かりも音もない孤独な夜
1つや1人はたくさんあるのに
私は私だけ
 .... ゲット・アップ・ルーシー

『われわ ....
 .... おれの心象に積もった雪へ
ダイブする
あなたのかたち それは
不思議な窓 
あるいは、うつくしい鈴
絡まった糸を切るひと
ほどいて
むすびなおすひと 夢で
会ったよね もうない、学校へ ....
靴の波形が
朝に眠っている
せっかく書いた
花粉の名がついた遺書を
私たちは窓に落としてしまった
加工場から続くダクトの
先を曲がると
梅雨が始まる
身体が雨のようになる
そ ....
 人なんて 一緒に食事してみないと分からない
 お酒を飲める人ならば
 呑ませてみないと分からない

 いつもそう 思っているが
 同僚の彼女は呑ませてみても分からない

 生ビール中ジ ....
 泉涌寺の
 楊貴妃観音
 のお堂の前に
 春の日が暮れて

 ほのぼのと薄く紅
 開きそめて囁く枝の
 下に 微かな響き伝え
 息づいている空気が在る

 遠い春雷の 音ない震え ....
見渡す限りの平坦な湿地帯に一本の線路だけがあり、この小さな駅から双眼鏡で見えるほどの先にもうひとつの駅があり、底なしの湿地帯のなかでわたしたちは何キロかの距離を隔てた一次元をせめぎあっていたのだっ .... お堂の屋根が破れているから
雨が僧と経本を濡らすんだ

蝋燭はまだ消えず
線香は煙を真上に一筋を
昇って薄く消えて

読経と雨音
衣と袈裟は濡れて
赤と青は黒に近づく

瞼に水滴 ....
 ペールベージュのストッキングの脚は歩く度
 踵に隙間のできるパンプスが
 擬音で表現しずらい音を立てる

 そのアレグレットな足音に
 澄んだ媒介を感じとって 
 追い抜かず 私は着いて ....
 会社では広大な敷地内を 車と自転車が往来する。
 歩行者には「さわやかあいさつ通り」と名称される
 アーケードの歩道が設けられている。

 東の正門で守衛室に社員証を提示しても
 配属先の ....
contents.

WE
  ・self-similar
  ・sea
  ・lemon

MYSELF
  ・imaginary
  ・gospel
  ・reverse
 ....
満員のバスに
押し込める体の
内側で
すこし壊れるたましひ、
これは本当に
きみに抱かれるのと同じ
体か
曇る眼鏡
街を打つ、
倫理的ではない雨
知らない人の手が
ピアスを掠めて ....
日が差した日傘した
木に貸した機逃した
目を閉じた夫婦した
絵が推した笑顔した
エスカレーターに乗って下りていく
一定の速度で
後から呼吸は追いついてくる
道に迷わないよう
所々に掲示された簡易な地図を
確認しながら下りていく
同じ段にはザリガニもいて
甲殻類に ....
わたしはとびうおだったので
まばたきもしなければ
泣きもしないし
空腹のために蹲ったりもしない
愛のために飛んだりしない
跳ねて すべりおちる
生きることだけをする
そして ぜったい ....
「料理を教えてやる」
「いつか二十人分を作ることになったときのために」
「まず、オイルで大蒜を炒める」
「香りが出たらトマトペーストとトマトを加える」
「焦げ付かないようにな」
「頃合いを見 ....
 あのトマトジュースが飲みたいわ!

 それは缶やペットボトルで売っていない
 ある喫茶店で飲んだ
 初めての味

 こっからだと、ちょっと歩くけど大丈夫か?
 
 夕刻にはまだ早い「 ....
 にこやかに前を歩く私の後ろから着いてきてくれる
 あなたの足取りはまるで
 デパートの屋上へ遊具目当てにやって来る幼児の父親

 やっぱり、ここからが一番綺麗なのよ!
 自慢げに私がそう言 ....
人見知りなもぐらの迷宮と

誰かのてのひら


根暗な抒情とねずみ根性

僕の取り柄


風の切れ間に

そんなことを思って


貴女が笑えばいいと

願いを込めて
卵がない
と言うのとまったく同じ重たさで
愛してない
と言う
君は
軽やかに靴を脱いで
眠りはじめる
鳥たちは
詩の滅亡、と言う
巣の作りかたを忘れてしまって
帰る場所がないの ....
スギナ

麗し

mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1663)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ダンス、春弾んだ(回文)- 水宮うみ自由詩2*24-3-23
Until_next_time- 鳥星自由詩8*24-3-23
不在- たもつ自由詩17*24-3-23
虫籠- 鳥星自由詩6*24-3-21
死に損ないの詩- 鳥星自由詩6*24-3-18
たどり着いた- リィ自由詩2*24-3-6
人は何処へいくのだろう、命ひとつ抱えて- そらの珊 ...自由詩15*24-3-2
異形の人- リィ自由詩5*24-2-29
EVER_BELIEVE_IN- TAT自由詩324-1-30
青い墓標- TAT自由詩124-1-28
赤い墓標- TAT自由詩224-1-27
nonequilibrium- 完備 ver.2自由詩423-12-30
梅雨- たもつ自由詩5*23-5-7
酒豪- リリー自由詩5*23-5-7
楊貴妃桜- リリー自由詩7*23-5-4
線と風景- 片野晃司自由詩523-5-3
屋根のない場所でスズメ蜂が雨宿り- 秋也自由詩323-5-3
青紅葉- リリー自由詩5*23-5-2
朝の月- リリー自由詩10*23-4-30
完備_第二詩集『mirage』- 完備 ver.2自由詩323-4-30
trace- 完備 ver.2自由詩423-4-29
下が上舌が飢え従うへ詩違う餌- 水宮うみ自由詩7*23-4-29
体温- たもつ自由詩4*23-4-28
とびうお- はるな自由詩1323-4-27
ゴッドファーザー- 本田憲嵩自由詩423-4-26
セ・シ・ボン- リリー自由詩3*23-4-26
相合橋- リリー自由詩8*23-4-25
めも- うし自由詩323-4-24
卵たち- はるな自由詩623-4-23
令和5年4月23日(日)- みじんこ自由詩2*23-4-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56