すべてのおすすめ
ずいぶん失ったんです
だから花になったんです
花に歳は尋ねないでしょう
いつものお店で
ラーメンをすすりながら
悪口を並びたてているメイちゃんが
好きな人といる時
全然ちがうこと
最近まで知らなかった

下品な女子
の話をするのは楽しい
人の悪口を言うの ....
雨だれになりたい

樋を伝って膨らんで落ちて

敷石の上で仄かに爆ぜる

細い雨だれになりたい



せせらぎになりたい

闇とも光ともつかぬ暗がりを抜けて

この世界の遥 ....
努力と根性
には星が捧げられる
たとえそれが
自分のためだけだ
としても
カラコンとメイクで
バッチリ決めて
ありがと のひと言で
不思議不思議
伝家の宝刀になる

って
伝授 ....
わかってますわたし毎日


   累 <………
   塁 <どっかーん


なんですけど外から見たら


   るい <………
   るい <どっかーん


なんですから! ....
それでも時は流れていく
ゆっくりと
淀みなく
立ち止まる想いを押しのけ
焦る足元も
掬いあげ

鳴り響く発車のベルの音
口ごもる詩を
何度も試み
置き去りにされる記憶を
追いかけ ....
絶対
とか
永遠
とかいう
言葉は苦手だったけど
ずっと
って言われると
うれしくて
ずっとずっと
続くんだって思ってた

ずっと
って
終わっちゃうんだね
知らなかっ ....
楽しいだろうに  悲しいだろうに

うに  のほうに気をとられ
うつぶせに組み敷かれ
どじょうのような目ーしながら
砂利のここちを確かめる
右の頬ー  左の頬ー  右の頬ー  せわしなく
 ....
とてもはずかしい過去が
前触れもなく頭のなかに広がって
それはたいてい
取るに足りないできごとで
でも忘れられない理由を
ほんとは知っている

とても大事な思い出に
溺れないためだ
 ....
寝転んでたら
足で
ぐりぐりされた

ぬぉおおお(笑)

目は笑ってなかった

大草原に
少女漫画が捨ててある

ちゃんと
ヤギもいるが
男の子もいる

女の子は
ちゃ ....
死にたいと言ったらあたしだって死にたいわよと言われたい

死にたいと言われてもねえと面倒なやつだと思われたい

じゃ死なないことにすると言うとよかったわちゃんと毎日会社へ行ってねと言われたい
 ....
とうに手放したものを
いつでも
たぐりよせられると
隠し持っていた
古びた
麻紐

年月に擦り切れては
いない

乱れる思いに
捩れてもいない

さっぱりと乾いた紐の先には
 ....
タンクトップで石垣のあいだへ
かべちょろを追いかけて入り込むと
アオダイショウも涼んでて目はへろんとしていた
へびいちごは毒があると誰かが言ってた

神社のさい銭箱の下を掘って寛永通宝を発見 ....
ヤクルトを飲んだあと
必ず底に残るものが
輪となり現れる

どういうわけか
そんなつまらぬものが目につき
飲み干してやろうと
舌の上で
容器をさかさまにして
振ってみたりする
ほん ....
 
夏が透ける雨の隙間

渇いた紫陽花が

雨を、乞う



 
パンジー
ビオラを上手く咲かせるコツは
なんといっても
花がら摘みを
怠らないこと

種を作ると
花は終わる

種に養分をとられるから

咲き終わり
萎んだ花を
直ちに摘んで ....
実物の海は心を動かさない

観念上の海は青く凪いでいて
砂浜は足裏が痛い

修辞されて海は形式化の束縛を離れて
泳ぐ 空がそうであるように


記憶の海

漁船でいい蛸釣りしたこ ....
わたくしの思惟は老いて
白い煙になって消える

消える前に言葉に換える
震えながら生存した証拠を
雨が降り始めた
はじめは静かな
そして次第に大げさな音をたてて
雨粒が校庭の砂地へ染み込んでいく
監督がいったん切り上げろと
ベンチ屋根の下で叫んで
みんなで部室棟の張り出した庇の下に駆け ....
君の言う「さよなら」は
少し前向きな意味でありますように

君の言う「おいしい」は
目一杯の笑顔でありますように

君の言う「ごめんね」は
少し不器用でありますように

君の言う ....
満天の星空を見て
思い出す
澄んだ思い出
済んだ思い出

風が髪に纏わり付いて
香りを運ぶと春
長い睫毛が絹の肌にかかり
スカートを脱ぐと夏
手と手がゆったり合わさり
頬を赤らめる ....
チェスのオープニングに
苛立ちながら
不味いコーヒーを口に含む

朝からセントラルパークの
群衆を惹き付けるだけの
気力が沸き起こらない

相手のGMは
シシリアンディフェンスで
 ....
水牛の角をしゃぶりあげる農夫
爪の間で黒く光る唾液で
乱雑な本棚に覗く
オイルライターの火を消してる

腐った出来損ないだけが乗れる
朝晩三本のバスに揺られる俺はそれを見てた

膝 ....
僕と友達は
今日街を二人で歩くんだ
僕と友達は
お互い憎しみ合ってて

気をつけろ!

二人でそれぞれ
錆びたナイフを脇腹に突き刺し合ってる

そのうち腐るものを買い込んで
 ....
あなたが生きている間に空が晴れるといい
人々は曇り空に気球を打ち上げた
言葉を傘にせずとも歩いていけるように
月灯かりの静寂な夜

心を決めて文を書く

ポストに入れる瞬間

手を離れる感触が

揺らめく光の波のよう

防波堤を飛び越える

後悔と期待の波

一瞬で流れ去る
疾走していくドープドープ
前髪ぱっつんと衝動は鋏の気まぐれ
紫の海の中でスモーキンビリー
片足だけ置いて旅立ちのジュークボックス

塗り潰しただけの似顔絵
君とあちら側でエンカウント
 ....
月が哭いている。
明日は嵐になるという。

茜色の感情だけが、夜に紛れることが出来ずに怯えている。
藍色は相変わらず。そういうことにだけは巧みに生きていける。

哀しみを通り過ぎた虚し ....
粥を含んだ口元。
生きる事をかみ締めるかのように
ゆっくりと唇が動く。

とろとろに煮込んだ粥は味付けも無く
米の甘みが弱った体に優しい。

おわん半分に残した粥を下げたとき
父は ....
薄汚れた右手で意味の無い言葉を書き連ねている。
B4の紙が深夜を迎える前に、僕はそれを突き破るだろう。
柔らかな筆先は優しさだ。
優しさが描き出すものが、いつだって優しいはずはないんだって、僕は ....
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1663)
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