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  月が
  奏で、
  室外機が歌う



  実直な夜
  君が
  眠りにつく頃には



  風が
  そっと
  欄干を滑り落ちて
  夢の水へ沈む
 ....
枕元のタバコとサイフと携帯をかき集めて

ついでに目を二個と鼻とか口を持って






 ....
こんな日だ
薄曇りがやんわり晴れ
暑くもない、寒くもない
欠伸がよく合う昼下がり
うたた寝みたいな日曜日

乾いた目やにを払いもせず
裸足の男がリビングで
ぼんやりと窓を見ている
昨 ....
四条烏丸から








大丸デパートへ向かって











大 ....
息子もいつか
フルーツパフェに登りたい
などと
わけのわからないことを言って
この家を出ていくんだろう

わたしもかつて
プリンアラモードに登りたい
と言って家を出たけれど ....
赤いサンダルと
傷だらけの膝小僧
くくく っと
笑いをこらえた君の影が
僕の靴をはらりとかわした

日曜日の太陽は
すぐに傾いてしまうから
それぞれの
背中に淋しさを背負ったまま ....
  影と
  影とが出会い、
  つめたい脚を絡ませる



  太陽は
  西に佇み
  濁ったガソリンが
  そっと背中を流れてゆく
拍手で大爆笑







マジなんだから笑えない











そういうの ....
毎日はどこまでも続く微熱のテンション。きのうのじぶんを殺しながらめざめた。散文の日々。ネジを閉める穴が空いていた。見せびらかすように、太陽で暖まる前のコンクリの上を急いだ。

 ....
    窓を開け放ち
   空気を入れかえる

朝の訪れを遮ってだらりと垂れ下がる
 色褪せた思想を派手に揺らし
  この胸を蝕み患わせている
積もりに積もった誇りや死っけを吹き飛ばし
 ....
俺と同じですっかり老いたけど








 ....
ケンカを始めたら始めるなら片方が死ぬ迄やるべきだし又



中途で仕舞うなら偉そうに大仰な怒号で道をゆく市民 ....
告白したら、わたしメカなの、と、ふられた、前向きにとらえて、体操服を盗むとエージェントがやってきて消されるから考えなおせ、と、いうことだろう、笑顔、汗ではりついた前髪のすきまから数字がのぞいている、な .... {引用=
ときめきごときで生死を別つ、わたしたちの青春は、まだ戦火に燃えていますか


そしてチャイムが鳴って夢が突如として幕を閉じる、きもちよかったから授業が終わったあとも、総天然色に浸され ....
冬の雪夜を仕舞っている
夏の波濤を想っている

儚い薄い殻の外
ひとむれの皐月の襤褸
うぐいす色の花粉を肢に
マルハナバチ
咲き残りの蜜を尋ねて回る
それも昨日のピリカの国へ
曇天の ....
  きみの
  美しく長い舌の上
  一面に広がるれんげ畑



  雪どけの淡い水が
  陽を吸ってさざめいている



  僕は、そこで
  幾つかのたいせつな思い ....
連休なんかくれなくてよかったんだ


だって『家族や愛するひとの無いひとのための連休の過ごし方』という新書は

 ....
夕暮れの大気
弔辞を書く為に
薄墨に筆を染める

水っぽい墨が
時間とともに
幾重にも
幾重にも
塗り返され

暗い時間へ
暗い時間へと
遥かなる
水魔の国へと
僕を誘って ....
歩け!走れ!動け! 遠い星から 歩ってた湯気に当たった
みたことのないささやきと
みたことのない明るい影が
大切に電線を握ってた これからわ 

めにみえない じめんから
うかびあがる 感触だけを手綱なえて
 ....
どれだけ時が過ぎただろう
手を繋ぎ 押し黙ったままの二人の上を…
 水の中の寝室みたいに
 あまりに静かで 目が醒めた

風が紡ぐ詩には 節があって
伝えられない言葉はいくつもいくつも ....
新宿でギターをひいている人の声が聞こえたらそれは生きていたくないっていう歌だったから早くそうすればいいと思う。雑踏がごくごく喉ならしながら意思を飲み込んでいくので喧噪が終わらないんだよ。データを集 .... 百合が
その体を天に向けて開いている
掃き溜めのスターゲイザー

星の見えない夜には
星たちのことを話して過ごします
星の見える夜には星を見ているからね

時刻は
トッケイ時計が告げ ....
たとえば南極、太古の地下湖
掘削機の先端が届く寸前に
掘削を止めたボストーク湖
地下四千メートルの手前

突進しがちな地球人でも
こんな風にたまには
触れるべきでないものには触れずにいる ....
傷がある猫は














 ....
あの日手をひかれるまま
土にふれいまなお息づく幻の陰りを持つ白い夢あなたに隣を託した
時がほぐれ過ちのスカートが白いビニールと燃える
重なるふたつの大切にされないでひとつだけ満たされ ....
日常が
あまりに慌ただしいと
しずかにしている
しは書かない


こころに
隙間ができると
ことばで埋めようとする
そういうしは
少し語彙がかなしい

こころに
刺激があると ....
{画像=120530012115.jpg}



この世の中には
幕間に控えて居る役者は
いっぱいいて
人が羨む役を貰えるかは
まことに運次第なのだと思う


人は与えられた役の ....
犬の眼をじっと見つめていると
黒々としたその瞳から
哀しみだけが
滲んでくる

犬は
なぜ自分が犬であるかを
きっと知っている
遠い昔
野生を
人間の為に捨てた存在
自由よりも不 ....
  四月、僕は
  川のある町に
  あたらしく暮らし始めた
  水をふくんだ日の光を
  吸いこむと、眼には涙が滲んで



  黄色い床に積まれたままの
  段ボールをつ ....
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1665)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
欄干- 草野春心自由詩712-7-12
大人にな◯ない- TAT自由詩312-7-10
日和- salco自由詩10*12-7-8
天野屋利兵衛は、漢でござる。- TAT自由詩312-7-7
男のデザート- 小川 葉自由詩11+12-7-6
かげふみ- nonya自由詩21*12-7-6
ガソリン- 草野春心自由詩6*12-7-5
大爆笑- TAT自由詩112-7-2
サウンドトラック- ねことら自由詩4+12-6-30
いつか世界の窓が開かれると- ただのみ ...自由詩15*12-6-30
あの線から上が空_下が海- TAT自由詩3+12-6-29
とてもSexyに閃け- TAT自由詩312-6-25
アフタースクールスピードチューン- 魚屋スイ ...自由詩9+*12-6-20
trill_drill_girl- しもつき ...自由詩1112-6-19
六月の卵- salco自由詩12*12-6-17
れんげ畑- 草野春心自由詩10+12-6-2
河童を買って- TAT自由詩412-6-1
薄墨- 和田カマ ...自由詩3*12-5-31
叱咤- HAL自由詩4*12-5-31
午後- 十二支蝶自由詩212-5-31
待ち合わせ- 南 さや ...自由詩312-5-31
AM1:16- はるな自由詩312-5-31
移ろいの容器- 海里自由詩212-5-30
アース・アタック!- 海里自由詩112-5-30
傷がある猫は- TAT自由詩112-5-30
VIEW2010_1(2)- はなもと ...自由詩612-5-30
しー- かんな自由詩10*12-5-30
地に沁みる影が光を含むまで- beebee自由詩31+12-5-30
MY_LIFE_AS_A_DOG- そらの珊 ...自由詩23*12-5-26
沙弥子- 草野春心自由詩1012-5-26

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