すべてのおすすめ
帰宅すると妻がキレていた
子供が泣いている 上手にお座りしながら

帰りが遅いとキレていた
仕方のない理由 会議とラインしたが既読スルーだった
育児中のストレスを二人で割っているつもりだけれ ....
大昔からそうだったように
この先もずっとこうなんだろうと思う
物語にはただアダムとイブと蛇と林檎が出てくればよい
要素はそれで全部足り ....
きこえますか、息をしているの


あめがおちていく
あめがおちていく
あめがおちていく
あめがおちていく


きこえませんね



くちづけをといて
ひとつぶ
あなたと距 ....
 .... どうしようもない孤独が天井を塞いでいる
今夜わたしは何もかも捨てて森へいきたい

成しとげることも果たしあうこともなく
ただぶらさげてきたこの腕で
獣の皮をはいでみたかった
その夜の静かさ ....
わたくしという ひとつの石のなかを
いくつもの 星や雲が
とおりすぎていきますので
それを毎朝 ながめているだけで
胸がいっぱいになってしまうんです





ラピスラズリを砕いて ....
よだれをとめられないひとだっている

たたきあう肩がないひとだっている

めぐっていかない星だってある



からだじゅうに小さい脳みそが埋め込まれてるみたいで

走りたい走り ....
真っ赤な花が白い雪でくすんでいる
赤が赤になる前に白がそれを遮り
白が白になる前に赤がそれを遮った
花と雪とが小さな組合を作り
花が風景を焼き過ぎるのを雪が消火し
雪が風景と睦み ....
千年先まで眠らせて

化石になったら好きになれるよ
プラスチックとインターネット
雪のむこうにある街の
電信柱とファミリーマート

化石だったら大事にできる
古めかしければ信じていられ ....
初めて貴方と会った時
私本当に殺されてしまうのね
と思ったのよ ほんとよ

そんな素敵な貴方を
びっくりさせたくて
私決心したのよ

すごく勇気がいったわ
でもその勇気の賜物 ....
  そらのいろはいつしか
  こわれやすいビー玉ににていた


  むらさきの焔をあげる焼却炉の
  そばにたって、あなたは体を温める
  それは遠いところへいくための
  慎ま ....
あなたのみらいのために祈らせてください

そう語りかける女の瞳は
目の前の現実であるわたくしではなく
どこか遠い国を見ているようでした

ミライは
いつの間にか
ミイラにすり変わってい ....
青く見える空間の端で
一つだけゆっくりと時が流れる部屋があったんだ
空は血に、海は点になって
音もなく流れる砂のような
体温の無い柱が何本も立っていて
その部屋には白い君がいて
僕はただ、 ....
雪が音を吸い
うたに意味だけがのこる
だから冬は
うたわない、と
歌手たちは言った


うたのなかのことば
ことばのなかのうた
かれらが一人
また一人
重い罪を負わされて ....
ぶつけられたバースデイケーキの隙間から
新しい時代が僕におはようとはにかむ
遺伝子組み換えの紙吹雪が散ったそばからへばり付く
怪物と科学のジャムセッション


尖りまくった感覚神 ....
昼のひかりで目覚めてはいけない。できるならひかりの青いうちにドアを開けたほうがいい。つめたい風すら味方につけて、歩いていくためには。

サファイアを薄めたような朝があるね。この街には。

した ....
  誰のものともしれぬ侮辱が
  枯葉とともに足元に落ちていた
  ひからびた爪をもつ獣が屋外の
  潅木の陰で忍び笑いをしていたけれど
  あれで聞かれていないつもりだったのだろうか ....
欲しい、捕まえる、逃がす

欲しい、捕まえる、弱らせる、逃がす



婚姻色がきれい(欲しい)
石で作った囲いに追い込む(捕まえる)
物みたいに強く握る(弱らせる)
逃がす
 ....
放課後、
曖昧にわらっていたらだれかに可愛いって言われた
そのうすぐらい背中にくっついていって
きづけば喫煙席に座っていた
火傷した舌にざらついたコーヒー、問いかけの意味がわからなくて
ま ....
流氷をじっと見てる



















吉原の花

ここじゃあオンタもメンタも手負いの獣

 ....
音楽雑誌の裏表紙で好きな音を探した。
新しい知識と歌詞で心は満たされた。
ヒットチャートにヒップホップ。
数十年の時を超えて帰ってくるらしい流行。

自分自身を水中に沈めるラジオごっ ....
海のなかの
窪みはあふれる
浪は押し寄せ
押し寄せ 吹き上げ
幾度も幾度も
空に溺れる


雨が雨の甲を握り
指の隙間を光に満たす
重なる雨 震える雨
雨の上 ....
こころ決して身を投げる
あなたの瞳の奥底へ
海の深みに沈んで落ちて
胸苦しさに酔いしれて


あなたの底に潜むものが
闇に蠢く魔物なら
どうかその触手で存分に
わたしを探って下さいな ....
いつからか
お喋りですら
怖くなってしまって
今に至るのです

ふわりと暖かい風が
背中を押してくれると
良いのですが
今は冷たくて どうもダメ
青い心は封を閉じているのです ....
戦後生まれで
少々白人コンプレックスが
あるにも関わらず
外国人キャバクラで知り合った
スコットランド女性を
ウイスキーの力を借りて
口説いたものの
「オッサン、カンチガイセントイテ」と ....
立ち入り禁止

柵を立て

立ち入り禁止

張り紙し

立ち入り禁止

うずくまる

ひとりっきりのかくれんぼ

もういいかい

まあだだよ

だれかくるのを拒んで ....
.








うぅ...



















素晴らしく晴れた朝













 ....
はじめて楽器をつくったひとは
どんなきもちがしただろうかと思うの
ピアノを聴いてもバイオリンを聴いても
うつくしいほどくやしいから

月を歩いてみたかったし
神話だってつくりたかった
わ ....
(星との約束通りに秒針をへし折って、
文字盤から数字を攫った)

(曲線は人の奇跡だよ)


13番目の椅子の心地は
座った者にしか知らされない
私が歌うもの
消えてゆくもの
 ....
  あまい針を舐めながら あなたは
  世界の骨に温かな肉がともされるのを見ていた
  だれかがあなたの内側に積もった雪を道の傍に退ける
  そしてもう一人のだれかがその雪をさらに傍に退 ....
mizunomadokaさんの自由詩おすすめリスト(1582)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
イクメンには届かない- 朝焼彩茜 ...自由詩23*15-3-17
砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているから- TAT自由詩415-3-11
くちびるはつめたくなっていく- 吐水とり自由詩215-3-9
人狼BBSに捧ぐ- TAT自由詩2*15-3-4
野うさぎ- ユッカ自由詩615-2-19
ラピスラズリを砕いてみたい- ユッカ自由詩415-2-11
希望- イシダユ ...自由詩515-2-7
花と雪- 葉leaf自由詩4+15-2-5
千年おやすみ- ユッカ自由詩515-1-26
再燃の海- 瑞海自由詩2*15-1-18
そらのいろ- 草野春心自由詩4+*15-1-17
巴里、骸骨寺で- そらの珊 ...自由詩17+*15-1-17
水葬- 智鶴自由詩415-1-17
降雪のとき- 遙洋自由詩1*15-1-8
- 吐水とり自由詩4*15-1-1
勝手に汚してくれるな- ユッカ自由詩414-12-28
潅木- 草野春心自由詩414-12-28
_- nemaru自由詩2*14-12-28
ユウコ- 吐水とり自由詩5*14-12-27
最果の旅- TAT自由詩2*14-12-24
夏歌を聴く- 藤沢自由詩214-12-23
夜へ_水へ- 木立 悟自由詩414-12-23
無邪気な竪琴- ただのみ ...自由詩18*14-12-23
青い心- 瑞海自由詩6*14-12-23
連続テレビ小説「オッサン」- 花形新次自由詩114-12-22
かくれんぼ- 花咲風太 ...自由詩514-12-22
背伸びしすぎて足を攣ったとき、何に怒りをぶつけたらいいのか分 ...- 世江自由詩114-12-22
わたしがいない- ユッカ自由詩3*14-12-22
EMIT- 衣 ミコ自由詩4*14-12-21
あまい針- 草野春心自由詩614-12-21

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