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コンビニで二つあるレジの一つで順番を待っていた
丁度私が並んでいた方じゃない方が空いた時
オヤジが割り込んできた
「先並んでたんで」
そう言って私はレジに商品を置いた
そしたら
「ちっ ....
嗚呼、
バスタブの中で
溺れてしまいたい。
「何か要るものある?」と訊かれて「薔薇を一輪」と答えるのは
私くらいだろう
冬の夜に花火をやろうなんて提案するのは
私くらいだろう
初めてのデートでストリップ劇場に連れて行くのは
私 ....
部屋中にしきつめられた花びらを掬って
私の頭の上で振りまいて
白い隙間から じっと見つめていて
このあをの中に
何処までも溶け込んでいきたい
自分が居なくなるまで
与えて
渇いた男達に
解放の水を
皆、唯通り過ぎるだけ
それを知っているから哀しい
だけど微笑んで受け入れる
溢れる泉に
愛など無いけれど
放出された種は静かに棄てられる