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立ち入り禁止

柵を立て

立ち入り禁止

張り紙し

立ち入り禁止

うずくまる

ひとりっきりのかくれんぼ

もういいかい

まあだだよ

だれかくるのを拒んで ....
幹はとても太くて濃い
樹齢とか想像もつかない

違う。

黄色い花の名前はわからない
元々つけられていないのかも知れない

違う。

昨日の雨を吸い込んだ土
かさかさに乾くのもじ ....
シャカの手のひらの上の気分 行けども行けども辿り着かず

世界の果てまで行ったとしても そこには大きな滝が流れてて

そっから先は誰にも見えない 答えはウェブで CMのあとで

見たことの ....
家でゆっくり映画を見た後
あなたとティータイム
映画の余韻が残ったまま

あまり面白くない映画だった
恋愛の映画が好きな私

紅茶を飲み体が温まる
温かい愛が広がっていくように

 ....
薬を与えられ
曝し首にひとつひとつ丁寧に並べられて
菊は咲く
結ぶ露にさえ重すぎて
添え木に縛られ 立ったまま咲いている

花の高さにあなたは背伸びをして
「真夜中にも美しく咲いているの ....
男は詩を書いていた。
たくさんの詩を読み
感動したり影響を受けたり
時には幻滅したりしながらも
毎日のように詩を書いていた。
そして、
男は自分の作品を一冊にまとめ
ついに詩集を出版した ....
吸ってしまったドの音は
かみなり雲の腹下りだったら怖い
今日はどんな音楽聴かせてくれるのか
頭上の空の黒鍵盤と白鍵盤
しかし飴と紙芝居で喜んだ昔と違って
百年先までシミュレーションし ....
ちょうどあそこの
宅地に囲まれた
整地もなされていなくて
誰も見ているけど
誰も知らないような
小さな野っ原
まずあの野っ原がなければ
始められない気がする

姿のない声が
はっき ....
ある朝、大好き?と聞かれて
大好きだよ、と答えて
お別れしました

ある晩、大嫌いって叫んで
何度も何度も
心で叫んで

忘れられないでいます
キレイごとが好きなのだから


避けて通るのは


錆び釘の赤い汁が淀む



ほら、そこ その・・・よ





それで

どこまで話したかし ....
赤ん坊は
夕暮れに
いつまでも
放り出されている

大人は
夜に
かえっていく

夜じゅう
あのときは
美しかったと
小さい声で
話している

顎に火を受けて
あの ....
昔から演劇ぱ人生の縮図なんて申しますが。こと歌舞伎というのぱこの世の似姿。舞台にぽっかり空いた穴なぞ傑作じゃございませんか。人ぱそれを“奈落”と呼ぷのでごさいます。その奈落の底に待機するのぱ奈落番と申 .... 美しい花は咲き始めるにあたって
他の花々と契約を交わした
それぞれの孤独を干渉し合わない契約を
美は純粋であることから生まれ
自らの美の形成は自らの唯一の中心性に基づく
だがやがて花 ....
待ち合わせの場所

早めに着いた


空は快晴で

雲ひとつない


約束の時が

近付いてきて

心はドキドキ

止まらなくなる


こんな気持ちを

伝え ....
ヒビだらけの水
ずずり音濁嗜好が空破りがらみ
直行
景色のガラス光沢向かうは
ずの劈開なでとるヒフもち浪も
粉々でもなく色寄り
よって血かためうがたれるミの
ろろ土の部分なおまえ
なく ....
私がずっとこわいこと

大切な人が
泣くこと
死ぬこと

大切な人を
嫌いになること
殺そうとすること

それよりもっと
こわいこと

人を好きになること

あな ....
感情は伸び縮みしながらも
軸の周りに等しく釣り合って流れている
この感情の水流に濁った電気が通されると
軸自体が正しい位置からずれてしまい
空いた隙間からストレスが分泌されてゆく
 ....
蒼い空が 遠くて
余計に悲しいのは
僕が
1羽のウサギだから

カメに負けたあと
どうなったのか誰も
知ろうとはしない
色褪せたウサギ

透明な過去の中に
遺失されたまま
埋ず ....
「たとえば」
と、あなたは話しはじめる
私は耳を傾ける

「僕は大トロが食べられない
 脂身の繊維の切れ目が、傷口みたいに見えるから
 僕は小学生のころ、肌が弱くて肩の皮膚がよく裂けて ....
四十四分待ちの直射日光が春を伝える。

2014/04/08
連鎖した
海鳴り
水泡が漂う
宇宙みたいな空間
息をする二人
世界から
突き放されても
構わなくて
異国の笑みで豚のまね
空耳を交換する食事会

いびつな窪み膝の皿
池に魚を泳がせて


コートを縛る腰紐固く
凍るサドルに餅を置く

隔たりは言葉ではない
発音でもなかった
かなしみのコラージュつくって
額に入れてもらって
そして飾ってほしいとかって
思ってかつてを売ってた頃

から、いま遠くなりたいと
思っているんです
いまできていますか
いまそれ、上手 ....
前は子供なんてぜんぜん好きじゃなかったけど最近は他人の子供見てかわいいって思うのね、だって未来の塊みたいでしょ。

そんなふうに力説する人とランチを食べた

生物がなぜ子孫を残すようにプログラ ....
昨日のことはよくわからないけど
明日のことなら思い出せそうな

シャンプーみたいな朝です

高校生は修行者のように林間に列をなし
小さな耳に枯れ下がるイヤフォーンと
丸い掌に膨れ上がるケ ....
ゆらり、ゆらりゆられてと
classicなんて柄じゃないわと
流れるBLUEの一曲目
MY NAME IS JONAS

舌を出しては世界と遊ぶのよ、寝起きのまま
最低なslangを並べ立 ....
奏でることを
忘れているだけのあさの時間に
点滅する信号機のしたで
歩道を飛び越えてゆくの

行き詰まることを
全く知らない幼子のように
楽譜のうえを歩いては
並んだ音符を ....
………いやなやつ ゆめのなかに はじめて あらわれて…きて……………
なかよく……した……*…たぶん かれはしぬ………
……しんだ…その………どちらか……………だ……

夢とは不思 ....
台風が来る
南の海の匂いと一緒に
置いてきた心を運んでくる
まっすぐに僕を目がけて


近づく力のかたまりに
胸の奥が震える
雲を巻き込む大きな螺旋が
心臓の鼓動と響き合う
どきど ....
フォンダンショコラ打ち上げ寒空
深水遊脚さんの自由詩おすすめリスト(913)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かくれんぼ- 花咲風太 ...自由詩514-12-22
出会いの散歩道- あ。自由詩3+14-11-18
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晩夏だったはず- 飯沼ふる ...自由詩2*14-11-11
別れ方- 中原純乃自由詩4*14-11-11
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パーフェクトルージュ- ミナト螢自由詩114-11-6
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防波- 葉leaf自由詩114-10-26
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大トロが食べられない- 栗山透自由詩414-10-25
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晩餐- forgot umbre ...自由詩214-10-19
やさしい神さま- もっぷ自由詩514-10-19
きみのすべてよ応答せよ/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩8*14-10-18
昨日のことはよくわからないけど- オイタル自由詩6*14-10-18
there.- 楽歌自由詩4*14-10-18
聴こえるまでの音- かんな自由詩10*14-10-15
でんぱ- アラガイ ...自由詩5*14-10-5
野分- 八布自由詩414-10-5
フォンダンショコラ打ち上げ寒空- 北大路京 ...自由詩314-10-5

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