すべてのおすすめ
ねじる腰のあたりいったい
やどるからだぜんぶに
ひとみチカラみちみち
くりかえしくりかえしては
みちなかば
そこをこえたい
そこをこえてゆく
そこをこえきって


できた!
 ....
空っぽを積み上げて
空っぽを積み上げて
空っぽを積み上げて
空っぽを積み上げて
空っぽを積み上げて
空っぽを積み上げて
空っぽを積み上げて

やがて積むものもなくなって  ....
夕焼けは空全体が燃えることだった
そんな日々からずいぶん経って
いま夕空のどこを探しても
みつけられない六歳の空

大人なのに泣いている理由がわかって
こんな場合にこの気持ち
どう切り替 ....
山の中で

あっを聴いたらだめだ

それは何かの始まりであるかもしれないが

私自身の終わりを意味する予感が

鳥肌ともに飛来する

その人工湖のほとりでは

山奥なのに車の発 ....
うつら、うつら
でも
鬱で、現で、眠れない
うつら、うつら
最後の日はいつだった
うつつで、うつら
眠れない
うずら、のたまご、は
今日も確実に生まれていて
でも  ....
白金の雲が天球を流れ
大きな波はぽちゃぽちゃと音を立てて
わたしたちは海を見下ろす小高い丘陵の
点のような椅子に腰掛けていた
腰掛けて
水平線のあやうい空気の色をなぞりながら
ゆっくりとテ ....
さぁ鮮やかに
暗転、ブラックアウト

分かち合う僕達の世界、夜
畏れているのはあまりにも酷い結末
狭いグラスには溢れかえる朝
僕と君の時間が止まったみたいに
忙しなく充電を始める、「世界 ....
買い物の帰り道
道端に植えてあるように人参が置かれてる
空を見ると夕日で赤くて、視界の端からも赤い

タイムセールの時の自分は
白いレシートと一緒に捨ててきました
店員さんの顔を見れば、そ ....
人影まばらな平日の寂れたアーケイド、二〇時過ぎ
四弦鳴りきらないカッティングで愛をうたう男
暇を持て余している何人かが立ち止まるが
すぐに興味を無くして立ち去っていく


 ....
やさしい歌しか歌えない君は
どれだけ瘡蓋を剥がされたのだろう



もう止めにしないか、
止めにしようか



新宿の南口
人波を掻き分けるように歌っていた
存在して良 ....
足をつけ
渡ってみたら
浅いせせらぎだった
キラキラ
光を浮かべてた


攀じ登ってみたら
低い壁だった
何一つ遮ることなどできないような


飛び越えてみたら
小さな亀裂に ....
透明な地図をつくるような風は、きみの小さくふる手のかたちをしていた。 「透明の色が見たいんだ」

あなたがそう言ったのはよく覚えている

わたしが何て答えたのかは忘れてしまった
全ての詩文を引き裂いたとしても生まれてくるのは新しい詩なんかじゃないさ、魂の触角に植えつけられた古い血が次のセンテンスへの欲望を昂らせるんだ、さあ、いまのおまえのあるがままをここに書き記せばい ....      本意なのか 建前なのか
とある医大のドクターが
       テレビで答えていた
「先生にとって死とはなんですか
        ひとことで言うと」
「そうですねぇ 死とは
   ....
第一レースで君は僕に向かって
「いきそうになったら言って」と溜め息を吐くように言う
それは優しさですか? それとも愛ですか
そんなこと、どうでもいいんだ

たまに小さな嘘が吐けたらいい
誰 ....
撹拌されて
まじりあう
フラスコの中の
時間が
わらわらと踊っている

次第に
重さを帯びた幸せは
底で沈殿する

浮かびあがる
透明な
うわずみ
空には、小さい雲がある。
この町には、ぼくがいる。
ぼくの友人の「友達リスト」にぼくはいる。

空の青は いつか小さな雲の存在を失い、忘れるだろう。
この町は こんなちっぽけなぼくの存在なん ....
言葉によって一人歩く

孤独を嫌えば集団があって

集団には鉄の規律があるという

皆、自分を恐れる故、徒党を組み

そして徒党を恐れる事によって自己から逃れ去ろうとする

そうし ....
線香の匂いが漂う軒先で、手持ち花火を子供と遊ぶ。
そのうち妻も加わって家族三人花火を遊ぶ。
色とりどりの花が咲き、子供の顔に笑顔が浮かぶ。
隣の家の縁側で寝ていた猫が咳をする。

はしゃ ....
わたしをAと見たて踊らせるのは
おそろしいことにちがいなかったが
おかげで血はとまった

うすばかげろう、
知らない言葉を育てることで
知らない自分を見捨てることができた
(辞書はよ ....
月のみえない夜空をみあげた
シャイな星が雲の隙間かくれんぼ
水面を蹴った水飛沫の粒のようにキラリと
脚に絡みつく風が冷たかった
心地良いからカーディガンを腕まくり
玄関の階段座り白 ....
               130721


切り倒されて朽ちた幹には
王子様のような茸が生えて
胞子を出して枯れるのだと
教えられて育つ
屋根 ....
言葉には棘がある?
だから履いたら足が痛む

言葉には角がある?
だから当たれば胸が痛む

言葉には温もりがある?
だから抱けば涙が流れる

支えられて
傷つけられて
癒されて
 ....
夜がしのびこんできた、体内に、夢の続きがみたくてごみ箱をあさった、夢のなかで、あんたの首筋から鎖骨にかけてのへこみに野花を飾って、希望とかなんとかについて語るわたしたちの唇に寂しい思いをさせないように .... 祖父のお葬式で、母が私に涙を見せまいと向こうを振り返った時

本当に零れ落ちそうでした、それは

私は、あの時、大人になったと思います

自分の中の子供は全員死にました

祖母のお葬式 ....
みっふぃーー!

!(・×・)!

みりおん!×みりおん!

びりおん!×びりおん!

かむかむ!

噛む噛む!

かっ喰らうかっ喰らう!

むさぼるよむさぼるよー!

 ....
 ほら、たべものがよかったのかなわたし、おいしくできてるからわたし、ほら、軟骨はつやつやとしてみずみずしく、膝はつやつやとして夜に半月映るし、ほら、かわいい服とかかわいい靴とか、化粧品たち、小物たち、 .... 風が吹けば
裏返り 寝返る
白と黒 
どちらも表で
どちらも裏で

裏の中に表が潜み
はっきりさせないことが
生きる術
だというけれど
白 黒 × ○
二者択一を迫られる
意思 ....
ま昼にうす闇の絶望をえがいて
えがききれずに筆を折るのはおよし
空はまいにち傾いて
だんだんに染まる木々や青を
眺めている場所がちがうってだけだろう

筆を折るのはおよし
ま昼にはま ....
深水遊脚さんの自由詩おすすめリスト(913)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
意志と表象としてのねがえり- 美砂自由詩413-8-17
きっとそれは塗ったように青い- 自由詩4*13-8-15
六歳- もっぷ自由詩1013-8-15
歪み- 灰泥軽茶自由詩813-8-11
うつら、うつら- かの自由詩113-8-10
海辺の丘陵で_〜Sせんせいに〜- オイタル自由詩6*13-8-10
林檎の香りにブラックアウト/ビスケットは品切れ- 智鶴自由詩213-8-9
或る主婦の憂鬱- 北橋勇輝自由詩3*13-8-9
君は英雄なんかじゃない_(歌うたいと詩人と絵描き)- ホロウ・ ...自由詩6*13-8-7
方向音痴- ニワコ自由詩3*13-8-5
思い切って- Lucy自由詩18*13-8-3
風をみた- 阿ト理恵自由詩4*13-8-3
絵の具にはない、- さぼてん ...自由詩313-8-3
ほら、そこで見なれない何かがまた息を潜めている- ホロウ・ ...自由詩5*13-8-2
屑糸の緞帳(十)- 信天翁自由詩313-8-2
いきそうになったら言って- 北橋勇輝自由詩5*13-8-1
うわずみ- そらの珊 ...自由詩16*13-7-29
空と町と人が忘れていく- 創輝自由詩113-7-26
惨め- yamadahifumi自由詩413-7-26
家族花火- ヒヤシン ...自由詩7*13-7-25
A- はるな自由詩513-7-24
翅虫- マーブル自由詩313-7-21
星からおちた小さな人- あおば自由詩10*13-7-21
言葉- 朧月自由詩513-7-21
空白になったら曲がれ- ざらざら ...自由詩1013-7-21
なみだそれから- ohtaki自由詩313-7-20
!(・×・)!- 2012自由詩3*13-7-20
ショッピングモール- 片野晃司自由詩19*13-7-20
オセロ- イナエ自由詩12*13-7-19
- はるな自由詩313-7-18

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