何もかもが嫌になって
ここにいる意味さえなくなったと感じても
決して
死んではいけないと思った

悩んで悩んで
いっそ君のことを一緒に連れていこうかなんて
追い詰められていたけれど

 ....
ラストチャンスだ
神はいった
これはおまえにやるラストチャンスだ

お手上げですだ
右や左の旦那様
おいらにゃ信じるものがねえ
右往左往の道程でさぁ
もう痛い目はあいたくねえんだ旦那様 ....
要するに
たどりつけないということだ
だけどそこにあるでしょう?
そんなふうに

要するに
好きなんだということです
無限に
割り切れないのです

だけど
そこにあるのです
  ....
痛みを伴って吐き出した言葉が
もし他の誰かを傷つけるものなら
僕はもう言葉は要らない
胸の内暖めた優しい言葉は使うことなく死んでゆく

それでも去ってゆく人達が振り向いてくれるなら
吐 ....
くだらないと嘆いて
毎日を終わらせたくなる
僕の価値がふらつく泥濘
今日も生きていていいの?
誰かに縋りついて……
誰に縋れば?

どうしようもないと
空を見れば底無しの蒼
僕が立つ ....
人は刃を持っている

人を傷つけ 自分を傷つけ

鮮血に染まったとき

己の犯した業を知る
、夜
酔ってばかりの
未解決の心身に、任意の心身
合わせることで隠し合うことを
少し疑いつつも仮に幸福と決めたら幸福と言い幸福と呼び
初めて見上げる天井を見上げ、私
知ってる? ....
 怖かったから泣いていた
 暖かかったから怖かった
 あなたを愛してる

 優しい詩が書きたくて
 優しい風だけを送りたかった
 fly ten' lu-l

 もうきっとキミは ....
青空を
引き裂いたら

タールのような
宇宙が

どろりと
垂れてきた

光を吸い込んだ
その深い艶は

悪魔の
瞳のようだった


そして
今日も同じ
青空の下
 ....
今日も駅前のビデオ屋に入り
18歳未満立ち入り禁止コーナーへまっすぐ向かう
小学生や、中学生の頃にあった恥じらいやスリルなどは
とうの昔に消えているのである

一通り新作を眺めた後
Dan ....
無邪気に咲きまくる
咲きまくる無邪気
携帯電話に手を伸ばして
そわそわ そわそわ
折りたたんでみたり開いてみたり
ぶるるっと震えたのを見て
深呼吸をして 開いてみる

ふぅ

っと溜息

繋がっている
離れている
 ....
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・ ....
しだれた、ほそい葉の隙間に
隠れていたい。

眩しい光に
何度呼ばれても。
どうせ
知れたものしか
残せやしないから
いっそ
何も残すまいか

それでも
それすら叶わぬものね

案外
命の強いこと
私は墓を掘る

吐く息も真夏の熱でどろどろになったイチゴゼリーのように重く
私の腕まわりは約1センチほど前の年よりも太くなった
そして顔のしわは約0・07ミリほど深くなった
かもしれない
 ....
中学の修学旅行で京都に行った
鴨川を見た
仁和寺を見た
苔寺を見た
いろいろお寺を見てから
かわらまちどおりの旅籠に泊まった
消灯後には
マクラ投げを少しした
その後で
真っ暗の ....
ひとりはノベツマクナシ
おしゃべりが止まらない
ふたりはしずかなのんびり屋

ひとりはふたりのそばで
ぐるぐるばたばた走り回ってる

ふたりのうちのひとりは
足が短いって訳じゃないと思 ....
紅い雲を眺めながら
飛ばした自転車の
速度とか

漕いだペダルの
重さとか
まだ鮮明におぼえてる

あの日の風は
ことさらに透明で
沈んでゆく太陽の  ....
君とあの子が目配せしあう。
わたしはそこに入れない。
地下茎を熱り勃たせて力瘤 闇に近い木々の群れ
線路を叩く車輪の甲高い音
幼い日に出会った少年の俯き
裏から見たエイのような雲の顔
それを包む灰になりかけの蒼の空
大きく両手を振りながら坂道を下る僕

みんなどこか ....


うたが



   らら  ら

うたが聞こえる



静寂のみが記された

らら ら

  白紙のページに埋もれた夜に

   ....
コンクリートの丸いもようは、踏んじゃだめよ
って、
しあわせになれないから
って、
きみが言ったとき
さっき
二度ほど踏んでしまったぼくは
ちょっと泣きそうになって、あわてて
声をだし ....
「昨日はふたつの嘘をつきました今日は今日とて数え切れずに」



たくさんの傘が車道をすぎてゆく雨上がりの陽に影を失くして



風あおぎ枯れ川の春祝うのは帰る場所無き ....
 それをさせてくれるのは友人でも恋人でもなく

 きみが生まれてから
 したことのない努力をし
 したことのない我慢を覚え
 優しさについて 事あるごと考え
 煩わしい毎日をどうにか越えて ....
Tシャツの表と裏で出逢うよな夏と絡んで脱がしてみたら?

ドキドキは冷蔵庫から獲り出していつでも君の体温待ちで

透きとおる空の世界でくちびるを奪うそれってバニラみたいね
空は鋼鉄製の空
優しい飛行機だけが
僕らの所有する
すべてだった
乗客は皆
海のかたちをしていて
ポケットは
いつもだらしない
客室乗務員が
小学生のように
一人
また一人と
 ....
{引用=猫の目のなかに言葉をさがしてた世界がわたしの部屋だけの夜


はてしなく優しいきみが眠るときおとぎ話の幕が開いて


鍵穴を探す深夜の部屋の中小さな鍵の彷徨う{ルビ行進 ....
ぼくは普段は草食だけど

きみがあんまりいい匂いだから

ついつい食べたくなっちゃうよ
ヤギさんのおすすめリスト(865)
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水無月セピア- 野月歩短歌605-6-6
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