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 ん
  だっ
    て          てる
     なんだっ   まがっ  た                に
         てこう       のむまっすぐ ....
旅に終わりはくるのかとみあぐるそらに
  つき かたぶきぬ

古の唄のまねなどするわれに
  今宵の よぞら やさしく あけぬ

旋律とは 音であるのか りずむであるのか
  太古の森に やさしく さ ....
たくさんの資料に埋もれて君に愛を告げた分室という部屋


僕の住む街を指でなぞれば指紋が乾く空のない地図帳


こけしを削って食事に入れ続けた、母は父に何の復讐


ひとことで言 ....
小さな人が困った顔をしていた、きっと困っていたと思う


ケチャップでしょうかマヨネーズでしょうか幸せにいつも足りないのは


君と手を繋ぎ星空を眺めていた一面のペンギン畑


自転 ....
どれくらい寒がりかって?靴下は履いてお風呂に入ってるけど


高校生二年の僕とすれ違う冬の深夜のゆめのさかみち


爪はなぜあるのだろうかマニキュアを薬指だけ塗って出かける


薔薇 ....
発音のやわさ/かたさの調節をするボリュームがぼくのウエポン


またおもちゃの階に止まらず去っていく ジョージ・ブッシュのエレベーターは


サッカリンキャラメルの色 後味を忘れた君とぼく ....
今は亡き母の姿を求めては
     会いたし会いたしと 老いた我が母


ミシン糸 穴に入らず{ルビ背中=せな}丸む
          祖母と似たりし横顔の母


人生は長かりし か ....
「不思議だね、みんな死んだらいいのにね」ってビルの65階の夜景




もう少し待って 60年くらい経てばさみしさが死因で死ねる






{引用=6月、梅雨 ....
「昨日はふたつの嘘をつきました今日は今日とて数え切れずに」



たくさんの傘が車道をすぎてゆく雨上がりの陽に影を失くして



風あおぎ枯れ川の春祝うのは帰る場所無き ....
Tシャツの表と裏で出逢うよな夏と絡んで脱がしてみたら?

ドキドキは冷蔵庫から獲り出していつでも君の体温待ちで

透きとおる空の世界でくちびるを奪うそれってバニラみたいね
{引用=猫の目のなかに言葉をさがしてた世界がわたしの部屋だけの夜


はてしなく優しいきみが眠るときおとぎ話の幕が開いて


鍵穴を探す深夜の部屋の中小さな鍵の彷徨う{ルビ行進 ....
  【贋作】『サラダ記念日』

 女宛送る手紙に『友情論』を引用してるだあれあなたは

 愛告げてしまいたけれど遠景の似合うあなたをしばらく惜しむ

 「その歌はよせよ」と君がぽつり言うこ ....
均一な味はひとつも変わらずにぶれる輪郭ゼラチンな夜

摺り足でただただ進む塗り絵縁空白もなく色彩もなく

何かしら泣いて見上げたあの空は3号棟で掻き取られてた
ブランコに51kgぶらさげて光らすための助走をつける


20歳になったら生きる意味がない崩れるための両足で立つ


空っぽになるのに伴う痛みならどこでなおしてもらうんだろう


 ....
 水たまり広がる波紋に耳すましきみのリズムでやってくる夏



 砂浜に置いてきたもの捨てたものロケット花火と添い寝する夜



 8月のリップカールのてっぺんで届きますよにぼくのメロ ....
   こよつきよ              
   ここにもちから およぼせよ。

   夏草ノ原 草ノ海原。


 ノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ
      ノノノノノ ....
パソコンの スクリーンセーバー 見つめてる
花火さみしい 消えゆく花火

昼休み 電気消した 暗闇で
パソコン向かい 詩を詠むわたし
(RT会議室Aでの出来事)



暗い部屋AC機器のランプだけあたしじゃなくて窓を開けたの


新しい部屋は2人も入らないよ1.5人入れば充分


泣くだけのお部屋があるの地下五階 ....
五円玉天に向かって打ち放ち裏なら弾が一個なくなる


「死んだ時合図をしてよ」
「じゃあ雨を降らすね」
君のような水無月



真夜中においでバルハラひとりだけ殺したいひとを ....
もう大人になった気がして二本足で立つことにした誕生日


「生命線を持って生まれたかった」スクラップされていくロボット


大福だと思って食べたら素甘だったという悲しみを背負う
 ....
平成十七年五月十七日
半歌仙連歌「木漏れ日まるく」の巻
於 RT会議室A

 表
 発句  夏木立木漏れ日まるくなりにけり
 脇    手足伸ばして歩く歓び
 第三  園児らの帽子ばか ....
夜空下
目を凝らす度
幾千年
光が届き
泪流るる
漆黒の派手な呪文を唱えたらポップコーンは胸にぽろぽろ



あかきいろきみどりみどりあおぐんじょうお目目ぱちくりコズミックガール



遊園地ポケットティッシュピンク色ガールスカウト整 ....
ガソリンスタンドで働く父のために埠頭で釣りをする母


サンドウィッチにはさまれたクラゲがただ干からびていくのを待ってる


ヒツジの皮を被ったケダモノだが牙はすでに抜かれてし ....
どうぞどうぞさあさあ奥へ遠慮なくどんどん奥へはいさようなら〜


元気ない?ちょっとまってて目を閉じてうんもういいよ、はい、
星だよ〜。.:*:・'°☆。.:*:・'°★°'・:*
(o^ ....
(以前書いた即興短歌。2001〜2002)



催涙ガス食らったみたいに笑いながら泣く君見て笑う僕

目の前で起こったことではない あれはテレビの中 あれは11日

名も知らぬ野花を ....
ゴミ箱の中から聴こえる呟きを半紙に写して歌を詠む。





燦々と太陽萌ゆる春の日に悲惨悲惨と人生燻る。





憎まれど憎みはせずとも湧きいでる、釘の音そ ....
竹の子を探す少年少女らを囲む竹林千本の闇


ウミウシという生き物がいることもやがて知るのか二歳の娘


あの日きみが嫌いと言った茄子を見て疼くこころのむらさきの痣


たこ焼きのた ....
筍の感情 同じ夜ばかり見ているはずの違う自分が


ウミウシを夕餉に出される漢字では書けないような場所に来ている


飛行機が墜落してる茄子を買う少女のようなまなじりをして


 ....
異国の名二人の前に立ち並ぶ飛べるのならばどこでも良かった

落ちていく温度もペダルの回転も雨中の喧嘩ドラマ未遂

振り向いた先にあなたはいなくってドアも閉められ抜け殻輸送
ヤギさんの短歌おすすめリスト(54)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ながしそうめんリフレイン_(視覚短歌)- ふるる短歌12*06-4-5
つき- すぬかん ...短歌4*06-4-4
空のない地図帳- バカ男短歌806-3-15
幸せ- バカ男短歌1506-2-28
群青日和- 本木はじ ...短歌1106-1-8
R18- ピッピ短歌405-10-5
母を見つめ- 秋扇短歌6*05-8-7
なつ、青、ひかり- ピッピ短歌1705-7-22
手紙- 木立 悟短歌705-6-8
IMITATION_SWEET...vanilla.- ユメミ  ...短歌5*05-6-7
水無月セピア- 野月歩短歌605-6-6
【贋作】『サラダ記念日』- 藤原 実短歌305-6-1
はるのきわ- ねいやん短歌3*05-6-1
K- ピッピ短歌21*05-5-30
メトロノームの夏- 望月 ゆ ...短歌37*05-5-30
なつくさのはら- 小池房枝短歌13*05-5-24
昼休み・仕事休み・ココロやすみ- 逢坂桜短歌1*05-5-21
部屋- ピッピ短歌605-5-20
あの時なんであんなに死んでしまいたかったのか- ピッピ短歌405-5-19
二足歩行- バカ男短歌1605-5-18
木漏れ日まるく連歌れんしゅう- 小池房枝短歌9*05-5-18
- めぐみ短歌2*05-5-17
ながしそうめんリフレイン・(色や絵/その他)- ふるる短歌10*05-5-17
飛翔- バカ男短歌11*05-5-16
ながしそうめんリフレイン・(君が笑ってくれるなら/よくある話 ...- ふるる短歌4*05-5-16
保存用- いとう短歌405-5-11
「_阿呆歌。_-_塵之市。_-_」- PULL.短歌1*05-5-8
【短歌祭参加作品】食卓までのディスタンス- 本木はじ ...短歌8*05-5-4
【短歌祭参加作品】沖縄にて- ピッピ短歌4*05-5-4
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