死 線
043BLUE

青空を
引き裂いたら

タールのような
宇宙が

どろりと
垂れてきた

光を吸い込んだ
その深い艶は

悪魔の
瞳のようだった


そして
今日も同じ
青空の下

君と僕は
ふざけ合ったり
している

どこかで

あの
視線を
感じながら





自由詩 死 線 Copyright 043BLUE 2005-06-10 23:45:52
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