風は
一心に捜していた

「ないぜ」と言ってやったら

泣き叫び

僕を
かきむしっていった
ふいに君と目があってしまったから
とっさに空を見上げて

あっと声をもらしてしまった

そんな僕を見て
君も不思議そうに空を見上げる

めずらしい鳥が飛んでいたんだよ
なんてもっとも ....
「今日こそは」 昨日もきいた そのセリフ

ざるうどん 食べるあなたに ひとめぼれ

一緒なら どこでも行くよ タイタニックへも

大掃除 古びた教科書 赤面す
好きな人といちにちじゅう空を見上げながら、空の話をしていたい
ずっと、ずっと、ずっと

はだしでふとんのなか、じゃれあいたい
もっと、もっと、もっと

くだらない夢の話とか、どうでもいい日 ....
ぼくはずっとロバと一緒にくらしていました

その子は優しい目をしていて

いつもぼくのおなかに鼻をくっつけて眠るのでした

ぼくらは仲良しでした

ぼくがさびしいときロバは
 ....
わたしの田舎に

とうとうコンビニができてしまった

もう
これで
この町も終わってしまった

二十四時間
煌々と国道を照らす
白い光は
人々を堕落させるためのみに
輝く

 ....
あつくやけたいわのうえじりり

なつのそらいっぱいのせかいを 

  ふりかざしてしぇいくしてみる

からだちゅうにやつらとりこみ 

  かわもにたたきつけてやるんだ

     ....
部屋の中で素振りをしていると
外は激しい雨が降っていて
どこかとても遠いところから
僕の知らない動物の鳴き声が聞こえる

シマウマはたてがみも縞模様なのだと
テレビ番組でやっていた ....
(ぽとり)

点滴1本3時間

(ぽとり)

ペンとノートがあったら詩の一つでも書けそう
だけど悲しい詩になりそうだから書かない

(ぽとり)

透明なビニール容器から
半透明 ....
ヤニだらけの体ン中を
蝕む寄生虫がいるような
気がするテンポで
頑丈に塗りつぶしたニコチンを
私が舐めてあげようと
彼女は笑っていた
5日前に彼女は禁煙者になったらしい
まぁ私には関係な ....
   こよつきよ              
   ここにもちから およぼせよ。

   夏草ノ原 草ノ海原。


 ノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ
      ノノノノノ ....
 サラリーマンの振りをする
 花売りの振りをする
 学生の振りをする
 独裁者の振りをする

 朝だからと
 眠そうな顔をして嫌そうに
 でもちゃんと用意されている理由に安心して
 ....
眼を閉じると古代の森が広がる
見たこともないはずの
それらが

私の中に確かに在る

植物は草食恐竜に食べられ
草食恐竜は肉食恐竜に食べられ
そんな彼らはみな土に還り
そうやって
 ....
爪の甘皮おしてると、女になった気がします
ゆるりとした4月の日差しを遮らずに
南がわの部屋の中で
女として
女として
生きてゆく心地を
いま、思い知らせて
桜が、潔くて美しいというのは本 ....
からだの曲線にそって
あなたは
かんたんなじゅもんなのだと指を折った
てのひらをそっとひらいて
りゆうもなさそうにわらった時
すこしだけ
えんえんとつづいてゆく
朝の風景を おもいだして ....
パソコンの スクリーンセーバー 見つめてる
花火さみしい 消えゆく花火

昼休み 電気消した 暗闇で
パソコン向かい 詩を詠むわたし
かんぬしまちの
おさななじみだったおねえちゃん
がみこさんになったとき
ぼくのこころは
ふ ってはずれて
べっくうさんやのほうに
ぷかり ぷかり
とんでった


  きれいだったん ....
   *スピカのトランク

   スピカの青いトランクの中には、壊れた物がたくさん入っている。
   それは三時半を指したまま止まっている古い置き時計や、
   硝子玉の取れてしまったおもちゃ ....
  *島の魔女

  「だってわたしは魔女だもの」
   赤い唇を歪めて笑った魔女に、
   オリオンは硝子壜を差し出したまま俯いた。
   魔女はしばらくその頑なな様子を見つめてい ....
ばかやろう!。あほたれぃ!。
てめえがいなくなるはつらい。
てめえがいなくなるはつらいんだよ!。

だけどこいつは、てめえが考えて、てめえが決めたこと。
ばかやろう!。わかったよ ....
涙の理由が知りたけりゃ。
ここに堕ちてこい。

涙と一緒に、
同じ速度で、
ここに堕ちて砕けてみな。

俺が受け止めてやる。
この雨のように、


堕ちてこい!。 ....
(RT会議室Aでの出来事)



暗い部屋AC機器のランプだけあたしじゃなくて窓を開けたの


新しい部屋は2人も入らないよ1.5人入れば充分


泣くだけのお部屋があるの地下五階 ....
「寒い」
と君は呟く

君に街外れで告白したのは
怖かったから
君はそんなふうに
すぐ
逃げるから


「寒い」
と君は呟く

僕はその頃
埠頭で潮風の匂いを嗅いでいた
 ....
この夜を
この途方もなく退屈な夜を
新発売の口紅で
プルンプルンの唇を作る口紅で
塗り潰す
安っぽいベイビーピンクで
パールのキラキラと
グロス系のピカピカが
なにもかも
どうでもい ....
五円玉天に向かって打ち放ち裏なら弾が一個なくなる


「死んだ時合図をしてよ」
「じゃあ雨を降らすね」
君のような水無月



真夜中においでバルハラひとりだけ殺したいひとを ....
僕の言葉に意味なんてない
君の言葉にも意味なんてない
だからもう、ペンを走らせるのをやめて
その手を、僕の方にのばしてくれないか
僕も、君の方に手をのばすから

随分長いあいだ、僕たちは言 ....
毎日、いくらでも詩が書けるような気がするし、
明日から、なにも一行も書けないような気もする。

去年、同じように感じていた時期があった。
だが不毛な論争に巻き込まれいるうちに、
 ....
にんしんしたいと言い出せないアタシは
子供に子供を産ませるアナタの苦悩に気付いて
抱き合う背中のうしろでそっと中指たてる
くそったれ
アナタの見てない世界でアタシはいつだってムテキなんだ

 ....
甘栗むいちゃいました
三点倒立で甘栗むいちゃいました
航空ショーで甘栗むいちゃいました
筋肉ミュージカルで甘栗むいちゃいました
死海で浮かびながら甘栗むいちゃいました
女性専用車両で甘栗むい ....
もう大人になった気がして二本足で立つことにした誕生日


「生命線を持って生まれたかった」スクラップされていくロボット


大福だと思って食べたら素甘だったという悲しみを背負う
 ....
ヤギさんのおすすめリスト(865)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
答え- 吉岡孝次自由詩105-5-28
そのとき鳥は飛んでいなかった- ベンジャ ...自由詩6*05-5-26
春から夏への- 逢坂桜川柳3*05-5-26
こぼした夜のあいだ- e R i自由詩5*05-5-25
ロバとぼく- Kj自由詩7*05-5-24
コンビニ- 北村 守 ...自由詩605-5-24
川底に飛翔- かぜきり自由詩1*05-5-24
素振りなら負けない- たもつ自由詩1605-5-24
やっぱり悲しい詩になってしまう- ベンジャ ...未詩・独白15*05-5-24
関係無くなれば多分何もしたくなくなる- 無知アコ自由詩105-5-24
なつくさのはら- 小池房枝短歌13*05-5-24
パントマイム- マッドビ ...未詩・独白305-5-23
みんなの森- ベンジャ ...自由詩3*05-5-23
女として- かなりや自由詩305-5-22
星めぐり- はな 自由詩39*05-5-22
昼休み・仕事休み・ココロやすみ- 逢坂桜短歌1*05-5-21
しらやまさんのこと(1)- AB(な ...未詩・独白705-5-21
オリオン航海誌(3)- 嘉野千尋散文(批評 ...2*05-5-21
オリオン航海誌(2)- 嘉野千尋散文(批評 ...2*05-5-20
「_おれのらいばるくんへ。_」- PULL.散文(批評 ...2*05-5-20
「_涙の理由。_」- PULL.自由詩4*05-5-20
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ビピーイクンベ- 大覚アキ ...自由詩405-5-19
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炎の中で書き続けている- haniwa自由詩3*05-5-19
Sex_And_The_Poetry.Vol.2「_明日の。 ...- PULL.散文(批評 ...1*05-5-18
レモン栽培伐採- e R i自由詩305-5-18
甘栗むいちゃいました- マスイジ ...自由詩58*05-5-18
二足歩行- バカ男短歌1605-5-18

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