ただの光りの気まぐれ。

それが美しいと思える、僕たちは。

素敵なんだと思う。
寝たきりは趣味の欄はみ出している


理科室に誰一人居り呼気透明


水槽の脳の上野の野のあのね


八月の影どこまでも掘れていく


あの時の後悔がほら、あの雲だ
世界は、誰か一人でも。

綺麗と想ったら。

綺麗だ。
すこしだけ怖いことを考えたくて
夢の中で君を消した
白い朝がやってきた
さよならが乾きたてのころ



机の上に散乱する単語帳
角が折れてめくれてゆく
覚えることと忘れないこ ....
懐かしい我が家田んぼの中の一軒屋。

いつもいつも通る夜汽車と唄う小さなわれ。

早春賦小さなオルゴールに似せて。

わたしの詩に意味はあるのか十二月。

手ごたえがほしいわたしの ....
君は生きてはいけないのだよ。


でも生きたいの。
どうしたらいいのかな。 
斉藤君は
亜貴さんの事が好きで
亜貴さんは小松君と肉体関係があって
小松君は亜貴さんの事が好きで
小野先輩も亜貴さんが好きで
松木部長も亜貴さんが好きで
小松君は男の人と話している亜貴さん ....
 
 
 
 
桜葉のような少女の手を
抱いて
うら若きわたしが泣きます
 
 
波濤の白にいくつもの
瞳は
飲み込まれて
 
 
月がいつまでも
母恋しと
ひかります ....
あの、ね

  君の語りの中にはいつも海があって
  壊れた砂時計が海岸線を塗りつぶしている
  波はいつの間にか言葉になって
  こだまする、喉の奥

赤いうさぎを抱いた少 ....
こっそりと
ゆびわをかじると きいん とする
ぽっかりと
ちいさなあなのあいた夜

空の一部を
せろはんてーぷのぎざぎざで
ひかりのかたちに
切り抜く


わたしのへやで
ちか ....
真夏の海岸でのたれ死ぬ
そこから私の旅ははじまる


   *


毎日のように続く毎日の中で
呼吸をするのと同じくらい自然に
私の言葉は溢れ出てくる
笑顔のように涙のように
あ ....
 
 
墜落するくだものたちをあなたは笑って見てる
 
 
白い砂をびんにつめるのはながれだしたときの音が美しいから
 
 
二年生の教科書に書き込んだ虚像はわたしによく似ただれかのわ ....
1.


上履きの色は赤か青で
たまにみる緑が
私はうらやましかった
ぺたぺたと
音もなかった
たくさんの足
あの
はためく日の丸をもう
みることがないから
ここがどこかわから ....
きみをおもいだす

よるはいつも暗く
窓に映るぼくはすこし歪んでる
あめが降れば街は滲んで
みずたまりに落とした絵の具のようさ
揺れて、染みて、きみになる

あさはいつも正しくて
羽 ....
久しぶりの太陽と

あなたからのメールは

暖かい。
呼び出し音
ドキドキの時間
君の声
こぼれる笑顔




内緒話しのように
囁く君の声が
可愛くて
たまらなく好きだ。
砂浜のない水たまりがさみしくて砂時計から補充した陸



さようなら ― もとは接続詞なのだから ― 悲しむ理由はどこにもない



「リコーダーを縦笛とよぶ日 ....
ぼくの隣
静かなきみのポケットに
たぶん幼い
春が来ている

手を入れれば
指先に形のない手触り
必要な幸福は
それで足りる

春になったら
そう言い続けて
ぼくらは今
何を ....
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz .... ノックをしてみる
と、きちんとノックが返ってくるので
僕は待ってる

春になって数回目の風が吹く
見上げる空の青さも
鳥の羽ばたきも
風にさらされている皮膚も
本当は多分
言葉でしか ....
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す発情都市への宣戦布告
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す蜂の巣になる君が好きでした
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放すたやすく好きとかいうなばかもの
 ....
          着想       が生まれるまで            待つ     押し続ける           穏やかな         侍      放棄する      インドの先端    ....  
話す声が小さくなっていく、朝
きみは一冊の
ノートになった

軽くなった身体をめくって
話の続きを書く
これからは大切なことも
大切、とは少し違うことも
こうしなければきみに届か ....
こうしている
時間がすき

君のことを考えて
優しくなれる時間


眠れない夜も
痛みにも
慣れないけど


なぜだか 安心するよ


明日は
晴れるといいね


 ....
{引用=体温の変化って
すごいね


+



うるんだ夕刻の
スプリンクラーからは


しずまないでいる陽が
不遜で
わたしたちは
落日みたいなことばで喋る

 ....
現実まがいの優しさのせいか
こころが脳にある

人間みたいに笑うきみの
黒髪が
きれい

恥を知りなさい
  「オルガン」

オレンジみたいな涙を流すから
いつも泣かされてばかりいた
優しいね
キミは唇を頬に寄せて
流れる柑橘涙を上手に受け止める

夏の子供用プールはレモンの匂いがするね
 ....
一.


舞いそこねた息が
蜜擦れしている

まつげのながさは
わたしたちのいのち




二.


等分できないものをささえる
ゆいいつの幕間
背泳される 水は
 ....
あなたは届いたり
届かなかったり
する

ふゆのなかでは
わたしはあなたにもぐり込んだり
息をとめたり とめなかったり
する

わたしは海のように
いくつもの約束を
忘れたり
 ....
 小さな詩を書こうと思う
 微生物のように
 ゾウリムシのように
 ミジンコのように
 誰にも目につかないような小さな詩は
 きっと誰の胸にも届かないだろう
 この大きな世界に
 小さな ....
水宮うみさんのおすすめリスト(1490)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
虹。- 狠志携帯写真+ ...708-9-3
無題- しみまん川柳2*08-8-1
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あのね。- すぬかん ...自由詩208-5-17
亜貴さん- matu自由詩308-5-9
五月- 森さかな自由詩4*08-5-3
あの、ね- Rin K自由詩38*08-4-26
月を飼う- はな 自由詩15*08-4-15
Reproduction- Tsu-Yo自由詩508-4-14
春はワンピースを着て- 森さかな自由詩408-4-10
春離れ- 簑田伶子自由詩17*08-3-27
きみをおもいだす- アルビノ自由詩708-3-24
こんにちは。- 空 春色自由詩5*08-3-18
電池一個の賭け。- 空 春色自由詩2*08-3-18
【短歌祭参加作品】グッド・バイ- 簑田伶子短歌24*08-3-18
裏木戸- たもつ自由詩3008-3-7
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ノック- たもつ自由詩2408-2-27
チョコレイトマシンガン- しろいろ短歌16+*08-2-14
かんがえるスペースバーおす- 黒川排除 ...自由詩308-2-9
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断片集「追水」- 簑田伶子自由詩18*08-1-24
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