一万年と二千年前からは愛していないけれど
「真夜中のカーボーイ」になって
マッハ10で君をルパンしにいけたら
大変なものを奪いに行けたら
海老で釣った鯛で
気を引く必要もないのかも知れない
 ....
男爵ディーノの得意技
マウント状態から、相手の顎部を片手で抑え付け
「鼻が邪魔にならないかしら?」と言いながら、
もう片方の手で相手の鼻の穴に指を挿入し、
自らの口で相手の口を押さえる大技 ....
あぁ俺はロッキンポでクリスタルヴァージン乙女でした
つける薬は無いけど飲み込む薬ならどこかにあったかも
ばぁーン

ファックユー
あなたが僕の日々の仕合せを祈る100倍以上の願いを込めて
 ....
明けない夜は無いらしいから
幾つかのあの夜達を積み重ねたら
いつか朝を迎える事が出来るだろうか

冷たく張り詰めていた空気が少しだけ緩む
肩の筋肉は若干だが弛緩する
あぁそうだ
閉塞とか ....
きっといつか小さなアパートの二階のベランダから
この世で最も醜い青と橙の冷たいグラデーションを眺めながら
冷え切った珈琲を流し込んで
ゆっくりとベッドに沈む
とても美しいその一連の仕草 ....
電球の切れた部屋は薄暗く
机の上のランプだけが部屋の隅を照らす
ゆれる煙草の煙
歪む視界の隅
眠気を切り裂く犬の遠吠えとクラクション
思い出すように右手で銃の形を作る

エアギターエア合 ....
ロック吠アグラ、勃ちっぱなしロック、
スタンディングオベーション、
スタンディングマスタベーション、
スタンディングバック、スタバ、
後ろから、貫け、
その、鈍く、光る、
包丁 ....
僕の中の男は、二度目の眠りについたまま、まだ微睡んでいる

鈍い渦が沈殿していく

カーテンの隙間から差し込む光が
僕の足をゆっくりと
犯す
寝返った筋肉が軋んで
いつか誰かとの曖昧な ....
繰り返しエア拳銃自殺
繰り返し飛び散るエア脳漿と絶望

ショーンはエアBB戦争に行った
片輪な倫理
戦争は嫌いだけれどエアBB戦争は好きさ
繰り返し飛び散る片輪な倫理

ファンタスティ ....
グリーンピースに
コークスクリュー
死人に梔子
詩人に朽ち無し
笑うシャレコウベ
貰う洒落おべべ
千切り捨て燃やす

喜びを悲しみが、包む、から、
そうなる前に、手を、振って、
反 ....
嘲笑と自分で生み出した言葉の海の中で溺れて眠る
冷たい階段の踊り場で目を閉じて
眠る

通りすがりのブラザーが俺に聞いたんだ
「よォ兄弟、歌は好きかい?」って
だから俺は答えたんだ
「天 ....
タートルネックガール
毒殺ハニー
撲殺マドモアゼル
つんざめく夕立
ざわめく人たち
どよめく轍
サーカスはもう来ない
サンタクロースも
真新しい朝も

コンクリートの道でさえ眠って ....
いつか君の狂気が芽吹いて
僕の精巣から飛び出たら
君の子宮を突き抜けて
幾重もの肉壁を破って
栗の花を咲かせるだろうから
そうしたらお花見をしようよ
そのまま根を生やして
桜の木の下に眠 ....
オレンジ色の太陽が
真上から覗き込む
とても明るい駅前広場で
足の長いおじさんは
子供達に風船を渡していた
沢山の風船に
その足の長いおじさんは
今にも飛ばされそうで

まるで味がし ....
誰かと約束をしていた気がする

明け方に目が覚めた
理由はわからない
悪夢を見たわけでも
喉が渇いたわけでも
催したわけでもない
ただ唐突に
目が覚めただけなのだ

手をめいっぱい ....
今日も街には危険な香り
七色に輝くこの街が
俺を何処かへ走らせる
倒れる訳にはいかないのさ
例えどんなに苦しくても
誰かが俺を待っている

Fly to the heaven ....
浅い眠りから目を覚まして
とりあえず煙草に火をつける
目覚めた原因である上の階の部屋から聞こえるベッドの軋みに
苦笑って煙を吐き出す

壊れて下がらなくなったブラインドは
皮肉にも健全なオ ....
さて
どんなふうに君を射止めようか
作戦を練って振り向かせよう

なんて
手の平で転がしていると思ったら
君の手のひらの上で転がってた
ウンコネタ多数。カレー食ってるヤツ注意。

俺は、風呂に入る時、風呂場の空気が乾燥しているのが好きだ。
ほら、一番風呂の時の、風呂場の感じってあるじゃん。
二番目以降だと、風呂場の空気っ ....
まだ憎しみの火がこの心から消えないのは
あの時に費やした愛の反動だろうか
それはもし人生に於いて費やす
愛の量と憎しみの量が同じだったら
と言う事なのだけれどね

そんな事はどうでもいい
 ....
便器の水面に浮かぶ吸殻が
ジブラルタルを指している

生きる事は苦しむ事だと教えられた
人に生まれて幸福なのだと教えられた
善い事を重ねれば
来世も人として生まれると教えられた
でも何処 ....
冷たい金属のドアノブを回し
軽い色をした重たい木製のドアを開ける
笑顔で迎え入れてくれた先輩方は
僕の方に腕を回す

僕は震える手で小さなショットグラスを掴み
ひと思いに流し込む
出した ....
シリカゲルの砂浜に打ち寄せる波間に
ひとを仕合せに出来る鐘が見えた気がした
それは瞬く間に沈んでしまったけれど
少しだけ笑顔を取り戻したカモメのジョナサンが
何かを叫んで実家に帰ったんだ
眠 ....
破れぬ夢を引きずって
銀色の夜明けにたどり着いたら
大きな花火を打ち上げよう
ただ黙って抜け出した真夜中の後に
大きな花火を打ち上げよう

リタのダイナーはようやくシャッターを開けて
眠 ....

 その小さなおっぱいを隠そうとするけど
 俺が「大きければいい」何て言うとでも思ったか?


 敗者には栄光も名誉も敢闘賞もピンスポも何も無い
 だからせめて優しくしてやろうと思うん ....
トイレの中で泣いた事はあるか?
声を押し殺して
友が過ぎ去るのを待ちながら
泣いた事はあるか?
悪臭にゲロを吐きながら
泣いた事はあるか?

俺はあるよ
今もそうしている
だからお願 ....
散歩しようよ夕暮れの街を
改札を出たら
何時もとは逆の
左の商店街へ
教会の前を通って
遊具の無い公園に着いたら
名前も知らない煙草に火をつけよう

ピンクダークの空が

ねぇ
 ....
「い、イナゴ」
「ご、五右衛門風呂」
「ろ、六甲おろし」
「し、衝撃波」
「は、はなふだ」
「だ、だ」
「だ」
「大好き」
「き、キスする?」
「なぁ」
「ん?」
「あの夜みたい ....
ジョビジョバ ジョビジョバ
こぼれ落ちてゆく
ふたつに割れた夕陽から
大切な何かが
ジョビジョバ ジョビジョバ
シンクに沈んだスペアキーが
物言いたげに冷たく鈍い目を向ける

またやっ ....
僕がいるこの街について
君が知る事は殆ど無い
僕がここにいる理由のほかに
何を知っているのか聞きたいくらいだ
それは僕も同じで
君がいるその街について
僕が知る事は殆ど無い
君がそこにい ....
虹村 凌(786)
タイトル カテゴリ Point 日付
me, chain her, chain自由詩3*08/3/12 9:06
誰固め自由詩0*08/3/11 7:43
不惑化毒素振りまき自由詩1*08/3/11 7:34
創書日和「月」[group]自由詩9*08/3/6 17:29
二階のベランダ自由詩6*08/1/27 18:11
[group]自由詩5*08/1/23 7:58
ロッキンポにつけるクスリ自由詩0*08/1/7 20:19
不真面目な果実自由詩4*08/1/6 23:46
創書日和「鍵」[group]自由詩1*07/12/31 23:55
CFHS自由詩4*07/12/25 21:23
おっぱい自由詩1*07/12/21 23:24
シュガーレイが帰った後で自由詩1*07/12/21 22:49
寒桜自由詩0*07/12/21 22:40
風船自由詩4*07/11/30 15:36
創書日和「指」[group]自由詩3*07/11/29 16:27
Fly to the Heaven自由詩0*07/11/28 10:12
サボテンオレンジ自由詩7*07/11/14 6:14
GAME BOY自由詩1*07/11/10 14:01
「風呂と便所とウンコと俺」散文(批評 ...3+*07/11/10 13:35
NEOPAN400未詩・独白4*07/11/6 15:18
ハードロックカフェで自由詩6*07/10/27 16:56
創書日和「酒」[group]自由詩3*07/10/23 9:08
空き缶自由詩6*07/10/18 13:46
創書日和「酒」[group]自由詩1*07/10/18 12:19
おっぱい(マシンガン・クオーター)自由詩1*07/10/10 13:36
おっぱい自由詩3*07/10/10 13:11
ピンクダーク自由詩3*07/10/5 15:23
ヌーク自由詩1*07/10/5 15:15
ジョビジョバ自由詩0*07/10/5 15:09
創書日和「淡」[group]自由詩0*07/9/18 17:47

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