わたし
生意気な
オトナ?

ガキよりタチが悪い
いやらしいかも
餓鬼よりさらに、飢えている

かわいやらしいかも

たぶん親父ほど稼げないが

わたしはエロい
ほっぺたをつ ....
シビレエイに
さわったことはない

海のふくらむ昨日


しらないことは
ありすぎる

とおりすぎても
とおりすぎても


新しい
曲がり角は変だれもが魔


お試しのクリームで肌荒れ田


塩をまけ塩が巻け首列車


階段を何回昇った人類よ


白い粉空を掃く鳥が死にレレレのレ


タイタンもしくは ....
ぼくはマジメだと
云われることがある

たぶん、そうではないと云いたいし
否ありがたいなんて
ゆってくれる人の手を握りたいのだが
たぶん僕は何度も嘘吐きなので、実績はものをいうもので、
 ....
カナリヤ


時限発火
たたたた
この廊下をはしるな
年金は払えない

道祖神


産まれた足
 ....
かたちがない雲の
のんのんした響き


コロ

しばし倒れて鉄塔

はめられたんだ
生きる鋳型に
はめられたんだ

被害者意識それ
わたし

受け身をとれない

打 ....
若干 死ぬ気持ちが 薄れるときがある なんとなく 変な感じである
こぼれそうな雲の厚い切れ間から母の頭が うなだれている

ソウルケージとはスティングの曲だったか
たましいの鳥 ....
凍えるわたしのか らだには 血が通ってる とがる まがる 川べりに出る前に 無限のでこぼこ ぢめんがあるの せめてものおおいなる恩寵 セーターの匂いは まぎれもないわたし だ が .... しゃあないこと
いうても な しかたない こっちゃ けど な わしにも いわして な
てんのじにな まあながいこと な くらしとる というか ほれ あれや あれ  ....
昼だ

僕は、また光に、一枚ペルソナを
削がれた

僕に
肉の顔が帰ってくる

あの朝は
ガラスでしか
なかったのに
考えすぎと、たれか云う

しかし、霧の中に一度
入ったもの
考えすぎないと
むしろ、僕の霧の触れるままに
いきる
それ歩みつづけること
はっきりと
終わりのない坂の眺望
辿り着くま ....
おれはペライ

あたたかい毛布
うずくまる温もり
運ばれるフェリーの

波立つ夜
弟と王国について
語る古代より来たり
ペライ
オレ

ペライ
沈黙は苦しい
オレはペライ ....
すてきな
漆塗りの木の椅子に
画廊で座る

ご主人は魔法使い
みたい

椅子はお尻の部分が
固い木で
柔らかい不思議

肩が凝りがちな僕
でも
背筋に
木の中を水が通るよう ....
住宅顕信
これは人名
僕は最初「じゅうたく」と読んでしまった

しかし「すみたく」さん
不思議な名前だなと思う
「顕信」は僧名。本名は「住宅春美」
男性。手元の本の後書きは息子の春樹氏が ....
顔にベタベタ
張り付いているようにしか
みえんぞ!

あんたの鼻は
目は
口は
別に整形を疑ってるんでは
ありません!

変な顔も
慣れるよ
けどな
あんたの笑いは
さっき ....
僕は北村太郎という詩人が好きだ。
1922年東京生まれ。下町生まれで、友人の田村隆一と先の大戦の後、「荒地派」という、戦後詩の一時代を画した。
しかし、他の鮎川信夫や田村隆一となにかちがうのは、田 ....
家畜に名前がないように
あなたの名前を忘れてしまうの
思い出して泣いてしまうよりも
あなた自体を消してしまうの


これはスガシカオの曲「サナギ」の一節だ。僕は、こんなフレーズに詩を感じる ....
僕は以前、このフォーラムの雑談スレ5で、風さんが、幾度か発言されていたのを見た。
円谷幸吉さんの遺書について紹介していたのをよく覚えている。
事情により退会されたが、独特の文体は異彩を放っていた。 ....
頭の中で、たくさんの想念やら妄念が不定形に流れ、いつものもやもやがはじまる。

他者の作品を、それらが、絡めとり、作品の体液を、吸い取ろうとする。
リトアニア生まれの、ある哲学者は、セックスを食 ....
昨日靴ぞこが半分はがれたー!

アロンアルファでくっつけた

がー!またトレタ
歩きにくいー
片足を引きずる。もうどこいきゃいいの?

ぼくの育った街の
素敵な駅前でー!

ああ ....
出口がない
そう感じたら
潜れ
潜れ

水死体みたいに
朝の空を流れる

昨日の夜
大阪環状線で
車両事故

ムナシイ
家と反対に
生まれた方へ
帰る

夜をとおりゃ ....
批評するときは、どんどん造語したいものです
みんなに届く時は、届くので
各自、無自覚に日本語を変形したいね
定型詩批判とかね
あのー定型詩って何?
自分で辞書書いても学問人の方が
金もらっ ....
からみあう唇の
なじるように
押し込めてしまいたい、それ
ぼくの歩いてきた日々のワガママのクルミ

こんなことを続けて
気持ちいい
後には
何も進まない
つながりを確かに
したい
 ....
自閉症って
変わったなまえだな

でも、そう呼ばれて毎日。
病名とは関係のない、ある?家族はどんな気持ち?
わかるなんて、ウソなんだ
けど、偏見持ったままでも、顔が浮かぶよ。仲イイと僕が思 ....
暗い夜を
しのぐには
必要なものがある

そは

またね

(またね)


耳の草原へ小さくともる冬花火

布団にくるまり
明日へと
焼かれる
あなたのために
あなたは夜から朝へ

書いては
ちょいと死んでみる

あーやりなおしたい
朝火

自己中心してくとね
あなたが
きっとはっきりする

ぼくを忘れていって
温 ....
さまよってたのではなかった

新しいダウンに袖を通したとき、包まれた、温もりに
軽くて安くて
チャチで大切な

千円の

この瞬間
わたしの迂回や迷妄は
大切なひとの
消えていく ....

軽々しく
イズミヤで
千円のダウンを
買った

暗いのは闇でなく
僕の感応かなあ
建物
電線
いくら真剣なときめきを捕まえても
それが道すがらで
まあ
自信無いくらいで
 ....
これだけに物申したいことがあっても、冷凍倉庫の中で、この三十年間、だろうか、それは幾筋もの、午後の曳航にも似た、時間の影像パックが、幾本も幾本も、まとまらないチューブ。
素手で、触ると張りついてしま ....
覚悟が
さざめく朝陽のまえの胸のシメツケから
僕の喉元に
つきあげている

愛している

コンビニの尽きること無い、
子供の頃には
なかった
変な灯り

愛している

歩く ....
石川和広(309)
タイトル カテゴリ Point 日付
まもる、弱さで自由詩0*04/12/29 23:30
波の兆し自由詩8*04/12/29 23:21
コペルニクス川柳1*04/12/29 0:32
ぜいたくな人自由詩3*04/12/28 0:31
はやりやまい未詩・独白3*04/12/27 14:18
ひかりの後ろ姿自由詩3*04/12/26 22:57
おとかげろうし自由詩1*04/12/25 17:00
わたし自由詩1*04/12/25 0:22
ほるもん(無限のことば)自由詩5*04/12/24 18:54
自由詩2*04/12/23 14:06
錐通し自由詩1*04/12/22 17:32
ペライ自由詩3*04/12/21 20:37
画廊で不思議自由詩3*04/12/21 16:25
(批評祭参加作)住宅顕信を知っていますか?散文(批評 ...1*04/12/19 20:33
変なきもち自由詩1*04/12/19 8:09
(批評祭参加作品)観察することば散文(批評 ...3*04/12/18 21:01
「サナギ」について、ひとことだけ…消費社会で生きている詩(批 ...散文(批評 ...2*04/12/16 20:32
風のなかの詩人たち散文(批評 ...8*04/12/15 17:49
ふるさとを滅ぼされた難民、、、言葉の生まれる原風景へ(批評祭 ...散文(批評 ...3*04/12/14 19:04
主語はオレの日自由詩5*04/12/13 11:15
環状遊泳[group]自由詩6*04/12/13 8:48
批評の愛散文(批評 ...1*04/12/11 20:57
白いノイズ未詩・独白3*04/12/11 19:03
世界への欲望自由詩1*04/12/9 23:53
冬花火自由詩2*04/12/9 19:55
自己中心[group]自由詩3*04/12/9 3:00
柔らかい夜に未詩・独白1*04/12/9 2:43
冬の刹那未詩・独白2*04/12/8 1:46
運送自由詩0*04/12/6 18:36
まったなしに流れて朝自由詩4*04/12/5 23:46

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 
0.1sec.