大学でて、いちねんかん
訳わからんかった

へやは本と服で山積み
かたづけるには
災厄、むしろ最悪だった

りれきしょをかけないので、父は
求人チラシをときどき見せた

どちらも同 ....
ことばは

見ず

寄らず

逆立ちせず


ことばは



壊す

すべて

危険がある



から

りゆう

りゅう



ように ....
いっぴきの魚が 泳いでいる
水 の表面から 雫が
、 、 点と とんで

ぼくからみて
左の方へ
流れていくすじは
   無限の
    きらめき
へと
息絶えていく
ぼくの意志 ....
全身が
あの世へ行きたがっていた

いつものことなので
ただ床に寝ころんでいた

さすがに涙も出るが
しょうがないなとおもった

昼から夕暮れそして夜へと
寝ころびつづけた

 ....
疲れて食卓にたどりつく

おやじは定年退職した
おやじがつくった飯を食う

箸を落とす

拾おうとする
かがめる腰が、まげにくい

どうも
おもいどおりに体動かん

ものわす ....
男の子
女の子

ころぶところ
ちがうところ
きづつくこと
砂の山みたい

それぞれ
スコップで
積み上げる日々

泣くのをこらえて
たまじゃり踏んで

数珠を下げるお ....
どこか
いま
どこか
知ってるけど雨
降ってるけど
存在感覚かな

あんまり
ない

傘あるけど
ひとあるいてるけど
ねこ
首筋かいてるけど
おとこ
あくびしてるけど
 ....
ひろびろとした
大学の教室の
誰もいない
こと
たしかめて
侵入した

空調は消されていた七月の
ブラインダーの降りた
その場所で
母の作った弁当を

箸の音
なるべく立てず ....
まぼろしは

青空の下

児童公園の、ねむたげな

楓の木陰の

ごむぼーる


夏がくる

あつくなる

汗をかく

ひや
あせをかく

誰にも届かないと思っ ....
石川和広(309)
タイトル カテゴリ Point 日付
カポエラ自由詩3*04/6/15 10:56
いつものいつもの、いくつもの、ひとつの、自由詩1*04/6/13 21:41
さいきんことばあそびをすることがすくない自由詩4*04/6/12 21:24
火の気持ち自由詩5*04/6/12 17:32
目覚めのお茶自由詩3*04/6/10 14:57
方角自由詩3*04/6/9 15:56
あめもよう自由詩5*04/6/8 17:28
おもいだしたこと自由詩11*04/6/6 18:39
公園の汗自由詩5*04/6/6 13:52

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