冬花火
石川和広

暗い夜を
しのぐには
必要なものがある

そは

またね

(またね)


耳の草原へ小さくともる冬花火

布団にくるまり
明日へと
焼かれる


自由詩 冬花火 Copyright 石川和広 2004-12-09 19:55:25
notebook Home 戻る  過去 未来