批評の愛
石川和広

批評するときは、どんどん造語したいものです
みんなに届く時は、届くので
各自、無自覚に日本語を変形したいね
定型詩批判とかね
あのー定型詩って何?
自分で辞書書いても学問人の方が
金もらってるし
因業がらみになる恥の書き捨ては
できますの

別に大丈夫
造語しなくても
いいのよ
作品内現実と
それに似合った服があれば
ださジャージでもイイの

作品の中身を勝手に中身を作り変えるのも批評の愛よ

そして批評家に自由はないの
だって
作品なんてものが
この世にないから
読んで作るしかない

というほらを吹いてるんだかなんだかわかんないのも
批評?

たとえば「誰も悪くない」
この作品http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=6359
石畑由紀子さん、この人の書くの、挑発的やなあ
でも、壊しにくいように
出来ている
だけど
壊す壊さないは、暴力だな
しかし暴力されるすれすれで
うまく、すり抜ける
しかし
読まないなら読まないでも行ける

ポイント入れてるよ
肯定して
壊さなくて
残酷ね
僕は
そう言う気持ちにさせて、そこがサガの言葉選び
伸びの無い文体につながってる
もう少しからだ柔らかく

まあ、硬さがぬきたいのかなとも作品がウメイテルカナ


散文(批評随筆小説等) 批評の愛 Copyright 石川和広 2004-12-11 20:57:56
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