あんまり理屈はいわん
僕は病院にいく
形のない検査
それ
精神科

すべてやない
苦しみを見るには
こんな手もあるや
先はわからん
筋は通したい
要は

ぼくのストーリーへ
 ....
苦い
ひかりがやわらかに

そのまま
ゆれるカラダの中
あなたに
ねぼけて
述べるまちがいさえ
ただしさを
からみほどく

そんなことが
あなたのいびき
鼻くすぐる

さ ....
世界を
世界がひとの
近所に評判の
ボランティアの父

殺害の想いが
わたし
あふれながら
愛してるって
闇の山でうめき

大切な感じの
冬に凍えたうわ言を
父に
ぶつける ....
わたしに
大切なものが
ひろがって
あまりにも
ひろがって
霧みたいに素敵に
人々がとおくなる

わたしは
あなたをおもうほど
麻酔していく

打たれるのだ
構内放送に
笑 ....
自分が死ぬの怖いからって
人の尻を何か書類で叩いて、殺させてもな

そんなの相手にしてられないが、だからといって俺だって
毎日何かを殺しじかけ
だからな、だのにね、殺したくて、生かしておく、 ....
楽し歌に狂いラッパをそえる
公園で
あなたわたし、
すれちがい、

やあひさしぶりと
云うには、北風に追われてわたしの信
折れようとする

もろい
もろい
ハーメルンの笛吹

 ....
僕は、時々、ボードレールをぱらぱら読みます。
なんだか、とても気が楽になります。気が楽になるというのも変だろうけど、あんまり、考えなくていいなあ、流し読みするのに気楽だと感じます。

ところで、 ....
狂ってしまうと、あなたを
愛する草、風、鉄橋が散らばる中で

わたしは何もない
なにもない
なにもない
ためらいも勇気も
恥も

釣りをしている人がいて。

何もないことをくぐる ....
たしか夜
洗面台下にて



ここにあるハエは腹を見せる

ナイフより、見守る光を

黒い塊に

ささぐる
判決から刑が
執行される
間の
魔の
空白のイライラの
満喫の禁煙の
毎日が人のかたちを
して
日の光の下歩く

判決が何やかやは
鞄の中のメモにも
ないが
罪といわば全て罪 ....
悟りきったように
雨だった
鉄錆のトタン屋根血のように
濁った生を洗い流した素直に生きることを
問う
あなたには力なく頭を下げた
ぼくは限りなく人を差別する
よく見ると晴れていたあまたの ....
今日は今日とて
そそぞろと
集まり来る言葉は私を「ガイジン」
と感じさせるのよーん

「ガイジン」ってなんだろう
差別語なのかな、そうゆってても
あらら、うちのお父さん使ってるからなあ
 ....
なんだか
今日は素敵な日
おちゃわんに少しの
ご飯
退屈だって思ってたのは
イライライライラ
上せるからで
家にいても
光があり影ありて
庭の自転車をみて
むかし
誰かが何度も
 ....
精神病院と刑務所

どっちが住みやすいか
どっかの哲学者は考えどちらも似たような
もんだ

考えたらしいが
精神病院にはなぜか
卓球台がある
将棋を首吊りかけたおじさんがやってる
 ....
僕の魂は
半分焼け焦げている

弟は半分でも大丈夫
と云った
なつかしい声がした


腎臓だって、ひとつだけでもいけるし、片まひの人の介護したけど街までいけたしね

僕は少し冗談を ....
ぼやき。
ぼやき。
みんなで復唱しましょう。
なぜか?

要は、というか要することはできないがとりあえず
ぼやきを「批評」という言葉に置きかえると、批評の楽しさとつまらなさの判定は
かな ....
しゃべってもいいのよ
もし言葉が
無限の小石のしゃべりを忘れてないなら
そのしゃべりの
マジな感じ優し感じ
凍えた舌が
なめてみるのが怖いなら

しゃべってもいいのよ
山盛りの静けさ ....
僕は悲しい
あいつの泣く声

強がり
強いのかもしれない

弱い
そして厄介だ

僕は
好きだ
あいつ

だが、あんな野球
下手なのに
わからない

僕はポジションを ....
ある小学生の話を
聞いた

彼は机から、何でも落としてしまう。

えんぴつじょうぎけしごむのーとすぷーんきょうかしょちりがみおやにわたすぷりんと

彼の回りの床には
何でもいつのまにか ....
レコポエにジンライム氏の詩を推薦した後またも鼻クソのある詩に出会った。読書会で読む高見順の詩集を予習中だった。「空を見ていると」の3

空を見ていると
もう一度小学一年生に戻って
先生 先 ....
頭かゆい、みそがかゆい
黙っているとしんどいが
声に出るのはうめき声いいたいことは
あぇお

ひとを呼ぶ?
救急講習みたいに
ヘルパー講座で習った
でも、始めてなんだ
毎日
いつで ....
のび太の意識は、深い昏眠の中を、ほつれていく、かなり遠くから力強い声が、赤色のガラス瓶の中を、散らばっていく。

僕は、命令者だと叫んでいるオトコがバルコニーに立っている。

彼は消えてしまい ....
あの
青い
大きなアタマの
残影は

未来の
希望という謎の
言葉を
響かせたまま

どら焼きを食べた時もお好み焼きを食べた時も
日本
古きか新しきか
帝国の
少年少女の
 ....
子供の頃、日航機が山に激突した後、のび太が植物状態だという流言がさ迷い僕は自分が死ぬのではという妄想にさいなまれていた

同じ頃、ソ連のSF作家レム氏は米攻撃衛星開発計画の記事を読むのを止め溜息を ....
死んだのび太が
すぐ夢に出てくる



恥ずかしいで

こんなこといーな
できるといーな
て、何だかなあ

早く寝ろよ
ドラえもん!
おい

のび太は侍であり
ひかえる ....
日差し
二月


それは
それは
大きな人でした

すごくキャップが似合っていて
つばの角度が、あの人の顔を
すこし横切るけれども
なにも
なにも

その表情を隠し立てしな ....
河原で

堤防のコンクリート、の染み
見ている、あおいジャンパーの抜け殻が光のなかで
かんじられる
ふにゃりと
弱い地を
弱い膝にて踏みかたむく



すぐに通り抜けられるこの ....
あなたが
云うが
僕が何をいうても
変わらない星が
地下ショッピング街
過ぎる

あまねく吹き抜ける
構内の作動する溜め息
何のためでない
毎日
はらばら視野
汚いけど馴染む側 ....
少なくある
真剣なまなざしに
ゆるやかに
目を向けたい

何か距離をとって

ぼくらのやさしさが
いかに否定的なものであるか

何か距離をとって

夜の光をみる
堤の上で風を ....
きずつく
きずつく


ぼくがとびだす陽光

駅からふみだす
雨はやんでる
石川和広(309)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぜんぶ途中自由詩1*04/12/3 0:52
勝手にねがいで自由詩5*04/12/1 0:44
いにしえの笑み自由詩1*04/12/1 0:01
むてきの音影自由詩1*04/11/30 23:49
いくさナラヤマ考争自由詩1*04/11/29 15:32
誘拐ハーメルンの夕べ自由詩1*04/11/29 0:19
陽気な死人---ボードレールのいい加減拾い読み散文(批評 ...2*04/11/28 17:26
はじらい未詩・独白6*04/11/28 15:11
母へ自由詩1*04/11/27 18:25
刑の執行未詩・独白1*04/11/27 15:29
天候自由詩3*04/11/26 15:33
つぶてんなか自由詩1*04/11/25 16:54
そのまま未詩・独白0*04/11/23 22:02
怪鳥哲学ならず割れ自由詩3*04/11/23 12:10
半身自由詩2*04/11/22 15:23
ぼやけ、ぼやけ、ぼやけ。。。。。僕の今の批評観散文(批評 ...3*04/11/21 17:48
無謀な返歌自由詩0*04/11/21 11:58
因果日乗ドラえもん5自由詩1*04/11/20 22:35
ある発見者未詩・独白1*04/11/20 8:48
鼻クソ\もろもろ、高見順詩集(三木卓選、弥生書房)より、一粒 ...散文(批評 ...2*04/11/19 14:09
発音未詩・独白2*04/11/18 20:17
因果日乗ドラえもん3未詩・独白2*04/11/16 14:38
因果日乗ドラえもん2未詩・独白1*04/11/15 15:12
僕とロボット散文(批評 ...1*04/11/15 12:57
因果日乗ドラえもん未詩・独白6*04/11/15 0:34
今は昔自由詩104/11/14 17:17
ひかる、ともに未詩・独白0*04/11/10 20:37
ささげるの、つつつち自由詩2*04/11/10 0:38
春めいた日ではない自由詩6*04/11/5 1:04
たずねて自由詩3*04/11/5 0:48

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