にんげんを神の家畜だと思った人がいる
あるいはそうかもしれない

そんなのおかしいよと誰かはいうだろう
あるいはそうかもしれない

じゃあほんとの家畜はどうなるんだと
ニュースキ ....
誰かわたしを飼ってください
朝 かろうじて
そう わたしの耳がささやいたとき
ひとが姿を現しはじめた

かつて わたしがどんぞこで
まだ 形をとりもどしていない頃だった
 ....
与えられた運命のがっちりつなぎあわせられた糸
ほどこうともがくぼくは

一匹の昆虫としてもぞもぞと眠るだけ

何かしなきゃってわかってる
信じようとしている運命を
それが正しい道 ....
傷ついて
しまった者
遠くからみてる
見守っている僕は

傷だらけの朝
まどろんでいる
ねぼけた手つきで
昔を
まさぐって
あんまり欲情しない
大丈夫かな
おんなのこと思う
 ....
素晴らしい世界だ
人々は通りすぎて行く
僕も
生の
通行人

夜の木陰
夕暮れの谷間
びる
びる
びる
回る空

天王寺公園
悲しいかな
カラオケ屋台は消されてしまった
 ....
驚くべきことに土佐日記はおとこがおんなになっておとこのことばを使うしか日常の文学が書けなかったという困難を表している。日本語を使うときそんな歴史があったことを考えるといろんなことがみえてきそうだ。おと .... 空は赤い

歩いていても
泣いてなんかいない
恥ずかしいからではない
憂鬱だからでもない
たぶん幸せ者で
その幸せを一歩一歩
ふみにじっていっている

そうして家に帰り
笑いなが ....
苦しいのは
薬のんで
痛みがないこと

痛いの怖い?
でも少しの我慢
長い退屈
痛みだけが
自分のもの
記憶している
すりきれていく
忘れていく
流される
暮らしに押し流され ....
とりかえしの
つかないことを
してしまった
そのひとの顔がみえないところで
おそろしい場所で
またひとつ
大切なものを
ふみにじってしまった

ぼくは
ぬけぬけといきのびるだろう
 ....
しにゆくものなんです
ぼくらは
それだけなんです
ぼくらは
それしかじょうけんが
ないんです
そんなにむづかしいですか

かいひはいりません
しにゆくものということだけなんです
わ ....
宙吊りなんです
時間というもの
これが曲者です
入りたいですか
いきていいのですか
てごわい草花です
取り越し苦労します
太陽が隠れています
泡立つ時間が雲になって
雨がふっていま ....
わらう
あなにむかって
ここはおうのしま

おうゆれる
まゆーん
まゆーん
びしゃ

おうはあつい
おうはわらわれている
かしんどもから
まるでしんだねこみたいにやわらかいのに ....
わたしたち
しんだひとのこと
わすれちゃった
おぼえていても
きえてしまうの

だからもうゆめもみないし
うまれてきたものだって
ふくざつなの

あやしいおしえはないけど
かわい ....
夕暮れ
絶望は希望の反対語ではなく
生きている私の
不安の影がついてくる

彼女は飲み会に行ってしまった

虫たちに話しかけようとするが
虫たちは鳴いていない
犬も鳴いていない
葉 ....
抜き打ちに
昼が訪れて
僕は
誰にともなく
やあどうもというが
答えは空っぽの家に
自転車のブレーキの音が
キュウキー響くだけで
僕はためいきをひとつついた

昼はおとなしくしてい ....
いきている
じょうねんの
むきだしの
よる
みどりごがないている
いきなかったきみのために

さらけだされている
かたくみをしずめている
どちらだ
どちらでもある
あんまりこころ ....
犬が鳴いている
と書いた瞬間
何かいのちが死に絶え
また生まれるような気がする

書くことは定義不能
生きている毎日が
戦いだ

誰のため
自分のためではない
存在そのもののため ....
愛している

小人たちはパチンコ屋の前で
十時前にならんで神になる
流れていく涙の
キャベツが猫に食い荒らされて
みずうちする商店
青色バケツは宇宙の蜜
ハワイには四季があるんだぜ

死んでいった
お母さんたちは
特攻する
とつくにの小泉さんちに

生きて往くだけの毎日
新聞は届かなかった

全ては桑田佳祐の仕業である

廃工場 ....
愛してるといいたい
立っている
コンコースの中を
知らない笑顔が通りすぎる
ああ!

空をみたい
きっと夕暮れて
傷ついている
空は
Mr.Childrenの新曲
買っている
 ....
そこにいてはいけない
広がる闇がせまっている
いのちが傘を畳むように
ひとつの音楽がおわろうとしている

からみあう僕たち
下草の湿った野原で
傾いていく橋
今光が走った
ここには
 ....
やみのなかで
しらないうちに
からだがおぼえていて
あいしかたを
しらなくても
わななきながら
さえずっている

ちちはひとりで
はかまいりにいき
むなしいよと
ちちはつぶやいた ....
歩いています夕暮れ
空は赤くありませんでした
曇り空が何度目かの意識で
その姿を現しました

その下が
天王寺の駅前の古い商店街というか横丁で
腕を組んでパチンコ屋の前で立っている
お ....
夕飯を食べたあと
タバコを吸っていると
ささと風がふいた
まぼろしにささやきかけたように

近くでおんながくしゃみした

僕の物思いの雨の中を
通りすぎた
あれら透明な命はなんだった ....
意外なところから
闇が降りてきた

その中で書いていると
母が向こうを向いて
おばあちゃんと
しゃべろうとしている
しかしお母さんの許せない気持ちが
歯の形になり
お母さんの言葉は
 ....
頭の線がからんで
かゆい明日がある
かもしれません

右へならえ

ならえません

今日パソコンを買いました
使い方がまるで
象の鼻みたいに
ふりまわされて
もっとからまって
 ....
いつまでも
置き忘れられたような
宿題のような生活だ
いつまでも焦っている
逃げるように眠る

鳩が鳴いている
静かにメスを入れられる時間
過去はえぐりだされた

歌います
感情 ....
すれちがいじゃありません
すれちがうにはあまりにとおいのです
ぎらぎらしたつきがはなしかけてきます
またひとがいきました
のぞみどおりじゃないですか
むねがはりさけそうです
とくにいたみは ....
ここにちかよってはいけません
きれいなはながみえているでしょう
もうとりかえしがつかないですよ
かんぜんにはまだ
わたしはこわれきっていません
うつくしいおんなをもとめています
し ....
僕のカラダには裏山がある

街を自転車で走り抜けて
裏山が虚ろなる音
こだまする

君達とすれちがい
顔が痛い
裏山の木木がざわめく
鈍いろの
横たわる裸の老人
新聞に囲まれて
 ....
石川和広(309)
タイトル カテゴリ Point 日付
ニュース自由詩4*05/10/26 18:28
ハウス自由詩8*05/10/26 18:26
恋虫自由詩11*05/10/24 14:18
夜は少しやさしい自由詩9*05/10/20 21:42
羽ばたくように自由詩4*05/10/17 22:40
土佐日記からおんなへ散文(批評 ...11*05/10/17 19:39
そんな日自由詩6*05/10/16 22:15
宣戦布告[group]自由詩4*05/10/13 20:58
ひとでなし未詩・独白4*05/10/11 22:04
しにゆくものたちへ自由詩5*05/10/8 21:28
ひとでなしつうしん(事変)自由詩5*05/10/5 15:03
うそのこどく自由詩3*05/10/2 20:49
のろい自由詩10*05/10/2 20:38
鳴き始める自由詩7*05/10/2 17:53
昼のあいさつ自由詩8*05/9/30 14:35
あくむ自由詩2*05/9/26 23:49
絶句自由詩8*05/9/26 22:02
宇宙のにおい未詩・独白3*05/9/24 22:34
反四季自由詩5*05/9/24 22:27
風、ひとのにおい自由詩1*05/9/24 17:41
巨大なからだ自由詩3*05/9/23 23:02
はげしいゆれ自由詩7*05/9/22 22:52
今日はおじさんの日自由詩7*05/9/22 18:09
夜の透明な命自由詩12*05/9/21 23:06
それはかなしみのため自由詩8*05/9/20 18:37
ひとでなしつうしん改自由詩4*05/9/19 23:02
逃げる眠り自由詩11*05/9/18 22:34
ひとでなしつうしんB自由詩7*05/9/16 0:15
ひとでなしつうしん自由詩8*05/9/14 22:11
ここにあること自由詩5*05/9/13 21:11

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