尖らせた鉛筆を突き立てるべき肉体がまだあるんだよなあ
ああそこに立たないでくれ 観念を、象徴だけを壊させてくれ
王のいる地方から来た珍しい種として記載されるのだろう
この位置やこの母語という拘束は捨てられないが守る気もない
枯れ葉落ち枝だけになり冬本番派手な厚着に目を奪われる
山々は蜜柑畑の集まりで温暖な島居心地がいい
小雨降り涙色した街になる感動的な芝居目にする
寒い午後ニューカレドニアの写真見る四季 ....
本のなか文字のひろがる風景で存在しない曲を弾く人。
きみの黒い髪が宇宙みたいだった 青い景色に浮かんで見えた。
火のように月日はもえて土になり金いろの木に水をやってる。
....
花を見てきれいだというわたしたち 人はこうして人を造った
ギリギリで
吐き出し口がこの場所に
あって良かったなとそう思う
コロナ下の
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「無駄でないことなどない」という一面の真理 一面の白い空
無意味だと言葉にすればそれすらも無意味だという意味をもつので
みんな死ぬ、という事実の眩しさが太陽光を超えてしまった
君があまりにも優しく笑うから
あまったプリン譲ってしまう
君があまりにも優しく笑うから
あまりにも、優しく笑うから
君があまりにも優しく笑うから
割り切れなくていいと思った
....
紅葉は一瞬で去り白い時期長くて地味な白いトンネル
二次会に参加はせずに帰途に着く酒に飲まれてみたくはなくて
忘年会数日続き体重い飽き飽きしても酒は美味しい
人参の詰め放題に参加するビ ....
半ば幻だとしてももうこれは眼を閉じるくらいでは消せない
良い人に出逢うのだから良い流れ自分の思い通りの流れ
何となく東京に出て人混みに紛れて消えた安っぽい夢
「金糸瓜」素麺南瓜と呼ばれてる聞き覚えない初めて聞いた
チョコ貰う苦味の強い大人 ....
気づいたらここにいたのでなんとなくいつづけているだけではないか
もう誰が始めたかも覚えていない双六遊びの続く夕暮れ
まだ時にこうして血など流すので葬りがたい観念がある
世界には片隅なんてないのだとdemocracyは言う 澄んだ眼で
無駄口を叩いた奴は消されゆくさだめなんだとジャパンジャパン
たとえすべて夢だとしても年金やすき家バイトがある夢なのだ
世界とはほぼ社会だがぽつぽつとはみ出して個体なるものがある
バルコニーからの景色がお気に入り夕陽を眺め酒は美味しい
佛通寺行くの大変道狭い紅葉が綺麗人は集まる
知り合いが教えてくれた観光地お土産を見て行きたくなった
スポーツをやってる人は怪我 ....
「殺したいのは神だった。でも神は人だったので人を殺した。」
絵を描く猫を描いた『絵になる』という題名の絵を描いた猫
ドーナツに穴があいてるのは多分トポロジーの例にあげるため
歴史上の人物の言葉はあまり信用しないようにしている
....
お尋ねの窓については出口ではないという認識でおります
今年こそ
白い藤を
観たいけど
また叶わない
....
苦痛には二つの消し方があってあいつはそっちを選んだんだな
きみにならなんでもあげたい
米軍の基地の湖の日没だとか
与えよよ与えよよ与えよよよよ
さようなら、色違いのよしあき
ランドセルに他人を詰め込んでいる
This i ....
後悔をきっとするって知りながら子供に返って雪に寝転ぶ
傾いた棚を作った父の顔、偲び吸えないタバコを咥える
避難所で青い唇噛んだ夜、あゝ、十年か、陸前高田市
起 ....
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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