ブラウスのボタン一から留め直すまた新しく生まれ変わって
ふたりして春の間際で咲いちゃって あるはずのない青い花弁
六年も前に交わしたセックスの思い出をまだ、しがん ....
超越論的観光に出かけよう ガイガーカウンターを片手に
25℃で沸点に達し汗まみれランニングハイの火ここになき灰
長いこと放置してたらトルコ風アイスみたいになってたアイス(当然捨てる)
....
ゴルフ好きの先輩に連れられゴルフ場手取り足取り指導が入る
飼い猫は私以外に懐かない大好きなもの見せても逃げる
コロコロと天候変わり落ち着かず雷も鳴り賑やかな日
マシュマロを三つ食べれ ....
死ななくて済むんだろうと思ってるお酒が飲めるようになったら
何回もやり直して水に流す横顔にまた夢をみている
触れないとわからないようにしていたいきみに魔法がなくてよかった
墓参り高台にあり景色いいご先祖様に近づいた気分
散歩して季節の良さを体感する頬を伝った風のメッセージ
以前から街で有名なたこ焼き屋食べ歩きして生み出した味
牡蠣筏広島湾に浮いている大 ....
吐く息は雪の行き先変えるただ僕は話題を探してるだけ
野球の国際試合面白い日の丸背負い重そうな選手
スキー場夏は一面花畑客を呼び込むアイデアを練る
スキー場のレストランが有名にどの料理でも何処よりも美味い
歌を聴き耳に残った詞の一部強調 ....
進化した洗剤汚れ取り除く強力だけど地球に優しい
懐かしさ感じさせる歌声が心の何処かを刺激して遊ぶ
牡蠣小屋で新鮮な牡蠣食したい美味しさだけを伝えるスタッフ
改札を抜ければ知らない町に ....
デートの日急な用事で駄目になる雨降りそうな心の景色
僕は今冬と春の間にいる中途半端な生ぬるい風
神楽見て昔の景色見え隠れ殻を破ったスーパー神楽
桜から魅力が溢れ出ていると周りから聞こ ....
「美しく吠えてみせろ」と君は言う
「上からだな」と私は返す
うちの猫は来月去勢を控えてる彼はそのことの意味を知らない
きらめいてなおきらめいてきらめいて有限の性を終えてからもなお
猫ならば性は失うものだとはどの教科書にも載ってなくても
....
この冬を殺そうよ今きみとぼくひたひた蒼い非常階段
雨なのか雪なのかよくわからない寒さが増せば雪になりそう
梅が咲き春の始まり伝えてるもう一、二度は雪が降りそう
この冬の最後の雪になるだろう圧倒的な絶景さらば
学校が多く存在してる地区 ....
生きている
だけでいいんだまるもうけ
もしも食べずに生きてられたら
そんなわけ
じつはないからがんばって
泣かないように慎重になる
星降る夜
昼間に降った雪の ....
何回も何回も切る、封を切る、届かない手紙みんな死ぬのに
陽の遠い部屋だけれども文明が光をくれた 今日ねこが来た
部活動終えれば外は真っ暗で疲れた体充実感得る
寒さから逃れるようにカフェに来た香り染みつく様々なもの
寒々と曇った空が続く午後仕事捗り早く帰れそう
楽園で遊ぶ夢から覚めた時テレビから ....
午前五時わたしの横にはギフが居るあなたは今ごろどこの空のした
穏やかにただ穏やかに生きてたらそれでしあわせ木枯らしの空
亡き人に語りかけてる人みたい会うたび一人で何か言ってる
売る側と買う側となるコンビニで渡したメモは直ぐゴミ箱に
事務員のニシ ....
とうさんは
もちをいくつと
かぞえうた
くものかなたも
もうくれじたく
あきのかて
ながふゆじたく
たなだほし
まずまずのくれ
かぜもひかねば
せののびたすすきもかれてそ ....
あのひとが「いいね」を押してくれたからずっと消せずに、残るつぶやき
大好きなポン柑を想うテーブルを三色ゆたかな食卓にする
ピアノには弾く人の心乗り移る弾く人の世界形成される
生き物のように街並み変化する毎日何処か工事している
通学路その周りには家ばかり児童の安全守るグループ
近道があればいいなと思う日々 ....
未知なるは不幸のなかに居るときに
その事に気づいていないんです
今夜に限らずわたしはひとりで寝る
いつものこと そういつものこと
ドアノブを触ったのがあなたなら
緩ん ....
負け犬のように生き来た私にはたしかなものはこの南瓜だけ
この星の
誰も知らない
空き地で、
独り泣いてる
人を見つけた
星たちのありすぎるほどまたたく夜そこにしゃがんで母を恋う
思えらく心頭滅却 釜のなか くつろぐ鬼の明晰の夢
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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