穏やかにただ穏やかに生きてたらそれでしあわせ木枯らしの空
亡き人に語りかけてる人みたい会うたび一人で何か言ってる
売る側と買う側となるコンビニで渡したメモは直ぐゴミ箱に
事務員のニシ ....
とうさんは
もちをいくつと
かぞえうた
くものかなたも
もうくれじたく
あきのかて
ながふゆじたく
たなだほし
まずまずのくれ
かぜもひかねば
せののびたすすきもかれてそ ....
あのひとが「いいね」を押してくれたからずっと消せずに、残るつぶやき
大好きなポン柑を想うテーブルを三色ゆたかな食卓にする
ピアノには弾く人の心乗り移る弾く人の世界形成される
生き物のように街並み変化する毎日何処か工事している
通学路その周りには家ばかり児童の安全守るグループ
近道があればいいなと思う日々 ....
未知なるは不幸のなかに居るときに
その事に気づいていないんです
今夜に限らずわたしはひとりで寝る
いつものこと そういつものこと
ドアノブを触ったのがあなたなら
緩ん ....
負け犬のように生き来た私にはたしかなものはこの南瓜だけ
この星の
誰も知らない
空き地で、
独り泣いてる
人を見つけた
星たちのありすぎるほどまたたく夜そこにしゃがんで母を恋う
思えらく心頭滅却 釜のなか くつろぐ鬼の明晰の夢
今は晴れ明日の天気が気になった卒業式を思えば涙
良いニュース増えれば世界和らいで柔らかな愛表現出来る
習い事に行けば行くほど上手くなる夕暮れに染まる街が眩い
見慣れてる街は変化を続け ....
阿鼻叫喚が
含むベールを
履む鬼は
何処でお膳を
召し上がる
わかるまい頑張るそばから上前をかすめ取られるこの気持ち、南無
スカッとねしたい人たち集まってスカッドミサイル飛ばすんだって
冬が来た僕の体が冷めたから秋に戻るはまた焼けたかな
守りた ....
天井で木魚の音がする耳を持ってる 令和元年しわす
簡単に作れて美味い鍋料理家族みんなの心ポカポカ
近所から頂きものが多くある無農薬の美味しい野菜
何年かぶりに大雪降っている真っ白な雪にネガティブはない
知り合いに誘われ釣りに初挑戦会 ....
冬の夜
澄みきった空
雪の山
....
骨の回りに肉が付いて、肉の内部に張り巡らせた管を血が巡る
それらを皮膚が袋になって包む
Jr線の駅の構内
自動券売機の上の路線図
を
見上げる度に私は連想してしまう
地下に埋まる水 ....
弟に飴をあげたら喜んだ ちなみに私に弟はいない
冒険が好きなあの子は非自明なことに瞳を輝かせている
この家に猫といっしょに住んでいて、ときどき本を買ったりしている
風向きが変わりゆくのに逆風へ
常に顔向く、ぼく風見鶏
本歌
風向きが変わりゆくのに逆風へ
常に顔向く、きみ風見鶏
ながしそうめん9軒目[798]らどみ2019/3/29
神社から夕陽を眺め赤く染まる溜まった邪気が燃やされていく
山奥の総合公園完成し老若男女楽しめる場所
広島市背の高いビル増えてきた高さばかりに気を取られ過ぎ
商店街シャッター通りになる ....
お地蔵さまがほっかむりをかぶったと見に来たが昼の光に雪解けのあと
雪から雨に変わったせいかコンビニから出たら俺の傘がない
空が黒いし降るか降るなと傘を持って電車に乗る 駅を出たら雪
風とゆく雲になりたいゆけるならどこでもいいと思う日もある
野ざらしの地蔵に声かけ返事はないかわりのように木枯らしがざぁ
風がまくる高校生のスカートを押さえる仕草は夢があるよあると言え
洗い物で冷えきった手に染む寒風お前もあがり?ラーメン行かへん?
夕雀夕鴉たちもいなくなりわたしの心のように暮れてく
渋滞し夕暮れ時の街赤い仕事疲れがどっと出てくる
昔からチーズの匂いと味が駄目苦手意識が高まるばかり
感謝して愛し愛され生きている不要なものが存在しない
南風生暖かさ連れてくる北風との ....
星が舞う。
ような気のする冬空に
赤や黄色や青の、花火よ。
爪を砥ぐ。
まるで刃物の冷たさを
こころに刻んでいる、冬の夜。
夢のあと、
楽しいパーティで出 ....
めらめらと陽炎揺れる繁華街欲望勝手に走り出す
黒和服凛々しき姿は美しく遺影を抱いて霊柩車
眼を病んで片方失う人からの電話着信明るいメロディ
黒髪が老いて衰え真っ白に姉の青春今何処なり ....
木枯しに揺れる紫煙やまず寒風やめやめ憂鬱ひたすらに思ふ
声あげる子供をガキと疎む頭がガキと知るも耳塞ぐ
電車でのポテトのにおいはテロだねと人も言ってたわたしも同意
夜の海穏やかそうでそうではない今夜は力強さが目立つ
冬なのに気温が上がり暖かいでも平年より雪が多い
北風が絶えず吹きつけ寒い今日外での仕事多くて困る
新しい店が出来ても人気出ず出入り ....
きみといる羽毛布団のふかふかは天国よりもきっとふかふか
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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