冬晴れの光のなかを進み行く遠いシグナル仰ぎ見ながら
シグナルは冬陽に揺れる揺れ動く日々の果てから輝き出でて
掴み取る光の海へ泳ぎ出す死すと生きると詮無いことと
....
{ルビ理解=ゎゕ}るのは家族と飼い犬それだけの歌をうたふる土人の世界
明日の果て所有非所有無に帰して光りの海ゑ還る{ルビ詩=ぅた}ゐ手
指紋あり声紋ありて{ルビ言=こと}の{ルビ葉紋=はも ....
細かな大切なことは
ぜんぶ教科書に置き忘れて社会人
南天の紅の実のさびしさの訳を知ってる人はいますか
大人ではあるつもりだよ人様に大人になれだの言わぬほどには
嘘臭い友の想い出話聞く着色好きの作家の卵
お気に入り移動式パン屋今日休みフランス人の仲良し夫婦
暑いほど気温上がった春の午後何かするでもなくただ眠い
世の中を揺らす政治の問題が政治家 ....
昔から虚しかったし今もなお虚しいけれどいい音で鳴る
一夜茸のようにつややかだとしてもそのユートピアは食えそうにない
ぼくときみ
文字の世界で
1となり
花と開けや
令和文化よ
時間なら放っておいても過ぎるので無視して茸狩りに出かける
具体的理由がなくても人間は時々狂うものでしたよね
生きていることがある種の病気ならそのうち死んで治るので待て
殴ったり撫でたりできない位置にまで離れてようやく対話ができる
「会いたい」というのは「あなたの肉体を目視したい」じゃないので注意
淋しいとメール送れば淋しいと返信がある恋人同士
ふと花火思い浮かんで花火買う空気が澄んだ季節は綺麗
釣りをして釣れないことは殆どない目当ての魚未だに来ない
山の上レジャー施設が点在し ....
ベイシング・エイプの猿の
カモフラを
脱いで一服
建設現場
「バンドでも組む?」って
言ってくれた夏
あの蜃気楼
あの遠い夏
....
作品が「こいつ邪魔だわ早く死ね」などと思っていそうな作者
沈まない夕陽がないと知っている
木枯し吹く街知識にすがる
つまびらかにされたこの世の真実も
愛や恋には照れてるみたい
龍安寺の石庭をいま見る君は
海の果てまで見ている ....
お母さん一緒に一斉清掃に。いい絵面でもないですな、やめ
どこまでもついていけない先がある。素手で一人で挑む戦よ
行けません、髪も洗ってないですし。一人で行けば働き者だ
一人にはさせな ....
しかしまあこの日本語の文字数のコスパの悪いことといったら
文字列を人は織り継ぎその人の幻像を文字列が織り継ぐ
顔や手を見て知れることもあるけれどそれはそんなに知りたくはない
もしももしも君に夢中になるなって
いうならあの日を忘れさせてよ
丁寧にヘッドホンして壁向いて
出てゆく僕への思いやりだね
本を読む横顔をみて憧れた
高校二年の図書 ....
ゆっくりとぜんぶをなおしてゆけばいい
小雪の舞う中真っ直ぐ歩こう
黄緑の葉の舞う街を手をつなぎ
青空みあげてどこまでゆこうか
儚げな貴女の指はこんなに ....
セックスと愛は別だし、いやそもそも人を愛する義務などないし
赤ちゃんの双子パンダが木を登る
ただそれだけをテレビでみている
悪い人なんていないと美しい
夢を見れずに沈みゆく夜
朝に吹く風が調子を狂わせる
その優 ....
死ななくていいけど死体の冷たさになりたかった、か。そうかわかった。
とてもとても悲しいこの胸が
プリクラをみて泣きそうになる
城の跡、城はないけど沈みゆく
雲海は空、数瞬の夢
貼り合わす心と心のその果てに
....
朝焼けの真っ直ぐ歩く道照らす
木枯らしはふく聖歌の街にも
大きな陽田んぼに映るその赤が
キラキラ染み込む青春でした
海の底知らない神やら仏やら
好きな空とか ....
不自然な生き物らしい服を着て零下の街を凍えずに行く
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.54sec.