甘ったるい
紙の本たちは眠りこけ
つみかさねられたその時間は
子守唄よりやさしい響きを感じさせる
かなり音程の外れた歌声で
耳を撫ぜるように笑うのは君かなと

つきとお ....
悲しいですね
苦しいですね
人は誰しもただ独り
後ろ姿を追いかけても
戻ることなどできなくて
ポツリと独り呟くことばかり

交差点ですれ違った人があの人に似ていて
ポロリと一粒涙を流し ....
目覚めている私の前には現れない
ずっと待っていたのに決して
出てこない気配あっても黙して
祈っても願っても姿を見せない

その名前はたくさんあって
その現象を呼ぶ名もたくさんあって
だか ....
ひみつ
口にもしないから
風も通らずよどんで
古い醤油瓶底のようなそれ

そんなものが胸のすきまに
たまって
口がどんどん重くなる

もう一言も発せないから
すこしばかり目 ....
今までは数えることもなかった
あと何回会えるのか
誰もが背負うカウントダウン
先が見えた時だけ思い出す
できるだけいくつも季節を乗り越えてくれたら
思い出を一つでも多く記憶に残せたら
願い ....
千里の浜の渚に寄り添い 
ひとりの人が海原をひらいた
開くべくもなく海の紺碧を開き
巨大な炎の渦を渚に打ち上げ果てた

浜辺の人々は息を呑み足をとどめて 
巨大な炎の渦が減速し窪みゆく一処 ....
 くまちゃんにピンクのパーカーを着せて

 代官山を走らせる



 みんなが『何?』って振り向くような

 かわいいポエムがいいんじゃない?



 詩は言霊だとか言うな ....
○「政治家と金」
いくら規制を厳しくしても
必ず抜け穴をつくる習性があるようだ
いたちごっこである

○「言葉」
本当に悲しい時には
なんていったらよいか
わからなくなる

○「言 ....
ねれないの と少年は云う

ただわからないだけなのに
酷い話

黒いリボンのあの子は去って行く
彼の孤独に巻き込まれないように
不安に震える彼女の身体

彼は虚無を胸に
今日も浅い ....
雪の透明な土臭い冷たい香りが鼻の中を刺激する

ふんわりとかけられたまっさらな雪の上は太陽光がキラキラ反射して早朝の希望に溢れてる

自転車で走る通学路はアイスバーンで危険です

手袋を忘 ....
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+
 ◆ケイコ47歳
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜ ....
くらやみ 霧のような きもちを閉じて
結露のような まよい 触らないで 消えるまで

雪色のブランケットを どうぞ
こんや さまようわたし ささやく繭の変化 気づくことなく

朝日色の花び ....
ZZZ(・・・ちょっとした記念日のように髪を束ねた君の、まるで陽だまりのような白いほほえみ、そんなぬくもりの中で老いていけたら良いな・・・)ZZZZZZ・・・・・・、 朝 ミートボールコンソメ煮、キャベツとベーコン炒め
  鮭ふりかけ、サトイモ味噌汁、ヤクルト

昼 サバのゆず胡椒焼き、ポトフ、春菊とにんじん和え

夕 豆腐ハンバーグオクラなめ茸あんかけ、 ....
 

もうそんなに刺激が欲しい年頃でもない
とつぶやきはじめて
ヘアーサロンへ消えてゆく

それでも
歌はどうですか?
詩に込めてみますか?

高鳴るものはすべて
すべて消えてし ....
ブラックコーヒーをもらう
飲めば喜ばれる
その代わり自分の時間はなくなる
油断すれば尊厳さえも
わかっていながら
最初はチビチビと
やがてゴクゴク飲み干す

今では自らブラックコーヒー ....
目隠しされた灯りの下
踊り明かすしか無い私たち
昨夜も今夜もまた明日も

蒼白い腹うねらせ続ける夜に 、

たれか自らの痛苦の肉身超え
内なる魂が担うもの 掲げ得るか


 ☆
 ....
ほうれん草の種は小さい
ニラの種は薄くてぺらぺら
菜の花の種は小さくてまるい
アボカドの種の大きさはご存知ですね

今にも飛んでゆきそうな
ふわふわした綿毛の種を買ってきて
プランターに ....
星のような脆さで光っていた
鳥達が言葉を持ち
海を渡っていく
変わっていくことが分かっていた
愛だっていつか干上がるだろう
けれども僕たちの生活は
今のところまだ
星のような脆さで光 ....
 

カッくんがご飯をほおばるのが
好きだった

心象は朝から降りつづける雨のせいで
すこし軽めに滅入っていたり
部屋から一歩出る勇気の取り出しかたを
なんだか忘れてしまったり
 ....
横尾忠則 細野晴臣 ビートたけし 渋谷陽一
ブライアンウイルソン ピートタウンジェント ジョニミッチェル ボブディラン

ありがとう ありがとう ありがとう 20世紀
ありがとう ありがとう  ....
水鏡に満月が宿り、
しずやかな川面を見ると
凪の時を迎へてゐるのが解る。
ぽちゃっと魚が跳ね、
尚更、静寂が心に沁み
川中に立つ柳の木は
その葉葉を落とし、
そよ風には柳の葉のない枝が
 ....
ポゥと灯る
淡雪は幽霊の涙
だって、そうでしょ
あの子の思い出が
まぶたからこぼれる

バカだな
それはそう
愛しさは
金平糖のせいだから

助けてほしいよ
わからないからさ
 ....
夕方まで盛んに降りしきっていた吹雪。部屋の床の上に転がっている、くしゃくしゃに丸められた、クズカゴの縁に跳ね返ってしまった。いくつもの紙クズ。それらに混じって、いつもよりもすこし早めに破り捨てた、今日 .... ミント色の空を燃料にした機関車は一滴の踝を遮断する
 ぬいぐるみの雲の灯りを誘うミルクで
 柔らかな木々の卵を感じる振りをして
 ナイーブな東京タワーが羽を広げる
それはすなわち、木製の炎を
 ....
静かに流れる時間は
君がいない海のように冷たい

自分を抱いたベッドの中で
溺れそうな朝も
溢れそうな夜も

ひとりになって
冒険するには
言葉だけじゃ足りなくて

思い出みたい ....
私は長生きする為に
死ぬまで動き続ける心臓を
止めたのさ
分厚い雲に覆われて
方向を見失う
狂ったコンパスのようにグルグル
確率にヒットして生まれたのに
他人のルーレットにはヒットしない
太陽の祝福は
誰にでもは訪れない
それでも空を見上げる
 ....
朝のアスファルトに
鋭角に切り込む境界線、
若人の軽やかな足取り
屈曲した老人の背筋
鮮やか明暗二分し、
道端の名もなき花に蝶、
ゆらりひらり舞い降り
光に織り込まれた鱗粉浴びせ
地へ ....
ニュースを見る
テレビを消す
洗う手を
また汚れる

最悪だと思う
お前もお前もお前もお前も
同じように最悪だと思う
でも自分はそれよりももっと悪いと思う

女になったり親にな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
僕のために祈っているとしたら秋葉竹124/12/18 21:32
逆風レタス6*24/12/18 21:04
それとしかいえない【きょうのソネット】佐々宝砂224/12/18 19:23
ひみつ―澱凍湖(とおこ...524/12/18 19:22
あと何回524/12/18 18:45
ヴァーティゴ*ひだかたけし3*24/12/18 17:53
くまちゃん、アサイーボウルを食べる。おやすみ2+24/12/18 11:42
独り言12.18zenyam...3*24/12/18 11:15
行けない理由キャサリン124/12/18 9:31
冬香る早朝3*24/12/18 9:20
ma'amatsuch...10*24/12/18 6:47
GN唐草フウ6*24/12/18 4:50
ひるね本田憲嵩824/12/17 22:41
【病棟日誌】 今日のメニューレタス8*24/12/17 21:24
音速パンチAB(なかほ...524/12/17 19:41
コーヒーはブラックで8*24/12/17 19:15
SOUL・LOVEひだかたけし324/12/17 18:00
種【きょうのソネット】佐々宝砂4*24/12/17 16:30
脆さはるな824/12/17 9:33
さみしい希望秋葉竹324/12/17 8:41
2025年問題人名リスト〜ありがとうニッポン〜鏡文志5*24/12/17 2:45
幻夢積 緋露雪0...124/12/17 1:41
頬と雪(習作)トビラ5*24/12/16 23:51
紙星本田憲嵩1024/12/16 23:13
♪とびきり甘い苺の魔法♪鳥星4*24/12/16 22:25
青と赤ミナト 螢224/12/16 19:09
ひと休みリィ024/12/16 18:58
太陽よ微笑んで424/12/16 18:45
肉身の魂の肉身のーひだかたけし224/12/16 18:14
最悪はるな324/12/16 17:27

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