万感の思いが たわわに実る場所は
南国ばかりでは 無いのでしょう

安息を丁寧に 縫い合わせて
絹の雑巾を 織り上げる

反物みたいに 重宝されるのです
手の暖かさを 思い出せますから
 ....
ガガガッ・・・ガガガガガ・・・・・・






ピピーッ・・・ガガガガガ・・・ッ・・・ザー・・・・










・・・・・

CQ CQ ....
冬の夜
わたしのうでは母に貸すものと決まっていた
ほどかれたセーターの毛糸の輪を
うでに通してかかげていると
母はそのはしをくるくると巻き取って
毛糸玉を作る
単純な作業は退屈で よく居眠 ....
狩猟民族としてのあるいは
遊牧騎馬民族の遠い遠い血が流れているのだろうか

トラッカーだけれどカーナビなんて要らない
iPadでGoogleMAPだけで探索し移動するのが得意になった

い ....
{引用=
長らくご無沙汰しております


 要に結ばれた 松の葉が
 はらはらと舞っていたりするものですから

この世で添い遂げられなかった二人の 死骸の群れのように思え
いたたまれず ....
ある女性から振られて
運気が下がった。
身から出た錆だった。
必死にあがいたが
ダメだった。

前世からの因縁で
地獄行きが決定した。
もう夢も希望もない。
仕事もその内首になる。
 ....
言動のピース

DNAに左右される

言動のピース

思考が言動にかわる

言動のピース

環境で言動がかわる


一秒まえもわからない

一刹那あともわからない

 ....
雨上がりの朝 音楽会は終わり あたりは拍手のように光っていた

──終演

濡れた落ち葉は閉じられた楽譜 土に還る日を待つのだろう

    ──静謐

鳥は何の疑問もなく冬へと向かう ....
キミのことが大好きです。

大好きなんです、どうしょうもなく。

そんなキミを、守りたいって

僕はいつしか思うようなったんだ。



そして

キミを守ることができ ....
羽化する理由を知っているなら 
窓を開いた

心を閉ざしたままで 
呟く理由

聞こえぬことを 
知っているから

少しだけ 
唇を開けば

新しい空気が 
入り込んで来る
 ....
教室から飛行機が見えた
窓の向こうでは轟音が聞えているはずだ
潮のにおいも混じっているはずだ
この町の大人達の自慢は この学校の窓という窓は
二重ガラスで 外の音が 全く聞えないこ ....
虹の始まりが
何処なのか分からない

虹の終わりが
何処なのか分からない

出所もなく 湧きあがる
雨上がりのイリュージョン

七色の光のスペクトルを
キラキラと反射させて

 ....
 
あたいの前には、立ち入り禁止

あんたの前には、Uターン禁止

標識、ちゃんと見てよね!



 
あの星の輝き
あの花の艶やかさは過去の印象

今は
何もかもが色褪せて見えてしまう

貴方と恋をしていたあの頃
私は一体貴方の何を見ていたんだろう?
私は一体貴方の何を知っていたんだろ ....
いちおう様々な料理らしきものは食べてはいるが
いつも冷蔵庫の残り物から逆算してメニューが決まるような気がする

この前は大根一本が処理しきれずおでん風の鍋
その前は残った豚コマですきやきみたい ....
神よりも偉いのだけど蟻よりも偉くないのだ四十二歳  夜汽車の音を聴きにいく
眠れぬ夜のなぐさめに

長く尾をひく汽笛
行く人のさよならのように

旅のゆくえを指し示す
線路のむこうは闇に溶けている

行かない者のさみしさを
私はぼん ....
癒してくれる。
助けてくれる。
理解してくれる。
会ってくれる。

世の中を光り輝くものに
してくれる。
勇気をくれる。
生きる希望を与えてくれる。

自分に自信を与え
その気に ....
寒さのあまり目が覚めて

気がつけば、職場で椅子に座ったままで

くしゃみが鼻先で誘爆すると

まるで冷たい水中にいるのではないかと思うほど寒かった。

いつの間にか、窓は真っ黒に塗り ....
こちらは大雨です、

ぼくはこころでそうしたためた

未来は今と過去の連続地点にあるのではない

今と過去と未来はパラレルワールドで

そのパラレルワールドには無限の組み合わせがある
 ....
雨がやんだ
塹壕に 糞尿のにおいが」もどってきた
雨のほうがましだ



        ・



複葉機が雨雲のしたを飛んでいきやがる
俺たちのことを 見棄てるのか 

 ....
毛布から出てこないのがアルテミス {画像=121112003029.jpg}


人はみな心の中に
自分の花園を持っていて
色々な花を育てている

私は一つの花壇に飽き足らず
ネットを彷徨い
この花園を見つけた
私 ....
ゼンマイ仕掛けの時間は
古い鳩時計みたいに装飾されてさ

彼女だって珍しくつけまつげをしてる
僕はピンクのカーテンの裏側は何色か考えてる

演奏者の孤独と陶酔
空から蜘蛛が降りてくるなん ....
どうしようもない 気味の悪さを 感じながら
別のモノだと 勘違いしようと している

この 悪寒を
オカンのセイだと 変換してみたり
気味の 悪さは
君の割るさだと
右からの横顔にしよう ....
僕が降ってきたよ
無数の

堪え切れずに
僕が

地面に突き刺さろうとして
ザザズ

濁った悲鳴をあげているよ
無数の

僕が降ってきたよ
止めどなく

所嫌わずに
 ....
いつもスポーツとメカニズムにはコンプレックスを持っていたと思う。
でも好きなのだ。

たとえば本当はクイーンがとかカレンカーペンターが大好きなのにあえて反骨のかたちを
繕っていたのだろう。
 ....
人の心に耳を澄ませた金曜日
聞こえてくる様々な声に
目頭が熱くなった

人の声に耳を塞いだ土曜日
何度も繰り返した同じ言葉
口にだしてしまえば、泣いてしまいそうで
唇をぎゅっと噛みし ....
ラジオで誰かが言っていた
「小さなことからコツコツと」を
「小さな琴から骨骨と」なんて変換していた翌日
ご近所でお骨発見のニュース

家族すら知らないうちに家の中で骨になるのなら
たぶん友 ....
夕方は落ち込んでいたけど
救いの電話が来た。
皆に嫌われているのかな?と言ったら。
たまたま都合が悪かっただけさ。と言ってくれた。

今夜はご機嫌
明日はポッキーの日
そして介護の日
 ....
芦沢 恵さんのおすすめリスト(5458)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たわわわわ- 藤鈴呼自由詩3*12-11-16
通信。- 元親 ミ ...自由詩212-11-16
ふゆのうで- そらの珊 ...自由詩23*12-11-16
アストロナビゲーター- 梅昆布茶自由詩1612-11-15
秋の便り- 月乃助自由詩13*12-11-15
どうあがいても地獄行き- ペポパン ...自由詩5+*12-11-15
言動のピース- 吉岡ペペ ...自由詩412-11-15
冬鳥- そらの珊 ...自由詩2012-11-15
守るべきものに守られて。- 元親 ミ ...自由詩412-11-14
羽化する理由- 藤鈴呼自由詩4*12-11-14
個と場- るるりら自由詩21*12-11-14
【_夢想家の見る虹_】- 泡沫恋歌自由詩10*12-11-14
標識- 殿上 童自由詩14*12-11-13
貴方がいた世界は- 柊 蒼衣自由詩312-11-13
サラダそば- 梅昆布茶自由詩1412-11-13
- 北大路京 ...短歌412-11-13
夜汽車- そらの珊 ...自由詩1912-11-13
愛の力- ペポパン ...自由詩10*12-11-13
11月の海流は。- 元親 ミ ...自由詩7*12-11-12
ぼくはあなたに- 吉岡ペペ ...自由詩912-11-12
墓標のはざま- 月乃助自由詩9*12-11-12
毛布- 北大路京 ...俳句212-11-12
人はみな心の中に花園を持っている- beebee自由詩27*12-11-12
辻音楽師- 梅昆布茶自由詩1412-11-11
左のホクロ- 藤鈴呼自由詩6*12-11-11
土砂降り- nonya自由詩16*12-11-11
僕たちは何ものなのか- 梅昆布茶散文(批評 ...412-11-11
週末- 三奈自由詩1612-11-11
小さなことからコツコツと- ただのみ ...自由詩21*12-11-11
今夜はご機嫌- ペポパン ...自由詩10*12-11-10

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