星の王子様は
蛇に咬まれて
しんじゃうんだよね
ってうっかり言ったら
最近その本を初めて読了したという年下の友人が
驚いて言った
えっ?死んだようになるだけだって体は重すぎて持っていけない ....
理由がある

なんて生き方や考え方は

好きじゃない

いちいちゴールをつくりたがる

そんなのまるで嫌だ

ゴールなんてない

原因なんてない理由なんてない


だって ....
緑の葉先から一滴の雫が零れた
一滴の雫は私の腕に落ち壊れた
壊れないままの雫は葉先で揺れ
ぶら下がり地面に落ちて壊れた


私は頭上に雫になって落ちよう
雫のまま壊れず頭上に留まろう
 ....
強過ぎる日ざしが
真上から
直接脳に突き刺さる
そよ風が
熱風に変わり
日傘を裏返しにしようと
襲ってくる

バッグからハンカチを取り出して
涙をぬぐう
何度立ち止まって
ハンカ ....
かりんとうにもうってつけですと
テレビがしゃべる
なにがうってつけなのか聞き漏らしたので
気になってテレビから離れられなくなり
学校にも行けなくなり
落第した
この責任を誰が取ってくれるの ....
弱いと見れば苛め抜くのが私の信念です
本音を漏らすことも厭わないから
500円寄越しなさい
言いたい放題を聞かされて
ぶちきれそうになったが
辛うじて堪えた
みんなが見ているところでは弾け ....
ひと日は過ぐ

黒髪の妻と働き
今日もまた
庭の植木の花は萎え
バラの花しおれ枯れ
枝も葉っぱも取り払い
さっぱりとした庭になり
夜は集会へ行き
聖書学びて帰りきぬ
夜十時五分
 ....
水に映る夜はきっと
誰が見ても美しいものなのに、と
君は諦めたように溜息を吐いた
そうだね、と僕は顔を上げて
もうすぐ生まれ変わる街を
薄らぎの色に塗り替える

雨に濡れた街は絵具の様
 ....
みたらし団子を食う
団子を食うとき
食えよ、食えと
淡白な魚がギュウギュウ吠えているのに
櫛に噛り付いたまま横も向かない
海辺を睨むように正面を向き
もぐもぐ口を動かしている
ピーマンだった朝
ごぼうと言われた昨日の昼
もやしっ子と中学時代揶揄され
これまで
土の匂いが抜けたことは一度もない
ハウスに移り住んだのは妹と義理の弟
僕は小さな畑の端っこで
売り ....
訪れようとする今日の始まりに
カーテンレールの音で線をひく


薄明るい空はやがて明るい朝となる
ベランダ越しに徐に空を眺める毎日
朝方ろくじにカーテンを開けたとき
今日もいつもの一日が ....
実力がうえの者たちに善戦しても

勝てなかったら

何をやってるんだということになる

戦うということはそういうことなんだ


俺はいま戦っているか?

俺はいま戦っているか?
 ....
ごく普通のおばさんです

暮らしぶりは平凡ですが
お小遣いを稼ぐために
少々 仕事もやっておりまして
それを理由に家事は手抜している
ズボラな主婦でございます

趣味はスーパー銭湯とグ ....
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール 時報に電話する
天気予報に電話する
都会の昔の孤独を歌った
Dylanはすでに年老いて
顔も見ないで携帯画面
交換される文字の羅列に生活する
今の孤独を知りようもない

声で発ッせられ ....
小学校2年生の時
大好きだったチクロ
世間の皆にチクロが後ろ指さされるまで
名前を知らなかったチクロ
十円や五円の駄菓子にも
たっぷり喜びをまぶしてくれたチクロ
今から思えば冤罪だったのだ ....
白粉の香り

バター飴の香り

緑に埋もれた

クチナシの花の香り


闇が深くなる

落とし物は宇宙の彼方に

機械仕掛けを歩くようだ

闇が濃くなる

落とし物は ....
ちゅんとしか
啼けないでなく
ちゅんとしか
啼かない

くちばしの
下にある
君の発音器官が
そう決めたから

多くの言葉を持つ人は
たくさんの選択肢を持つけれど
ほんとうに伝 ....
 
風船をふくらませる

ギリギリまで、ひといき、またひといき

これが、わたしの 愛



 
萎んだ心に息を吹き込む
空気のように目には見えない
大切なものが漏れて往く
紙屑の皺を伸ばすように
 歌い出す 
いのちの輝きは遥か
記憶の地平の彼方
燃え落ちる花のように笑っていた ....
戦争は誰かの暴走ではじまる

みんなほんとはしたくないんだ

家事も子育てもできない女も

まいにち右往左往している男も

暴走をとめられない日和見主義者も

期待に応えようとマイ ....
風の調べに泣いていた

涙こぼさず泣いていた

ぐうんぐうんぐうんと

口笛がみずみずしいよ

空の調べにほとばしる

命散らせてほとばしる


すきとすき

夏だろう
 ....
題があるから
何処かに行ける
だから
LINEで縛り付けられたら
どこにもいけなくなる
新しいものを避けるのは如何なものかと
苦言を呈する人も居て
無料だから
どんどん採用すべしと言う ....
向かい風は願ったり叶ったり
よく上がるぞ
追い風なんて当てにするな
向かい風を受け止め
駈け上がれ

多少の雨なんか放っておけ
雨雲は低いんだ
すぐに突き抜けるさ
雨粒を弾き飛ば ....
もういいかい!
まぁだぁだぁよ♪
なんどでも
繰り返し歌われて
元の意味が分らない
彼女に贈る歌かしら
{画像=140622083456.jpg}


*


言葉が漲っていますか
心が漲っていますか


前を見ていますか
手を握っていますか


感じていますか
感動してい ....
読み人知らずの
ささやかな空気の振動を
耳たぶでそっと掬って
外耳道へ流し込む

外耳道の突きあたりの
気弱すぎる鼓膜のときめきを
耳小骨は丁寧に拾い集め
蝸牛の殻に押し込める
 ....
花咲くころの空気

ステーションから見つめている

無重力の悲しみ

言葉が震えて

生きものたちのみずみずしさ

!!!!駆け出した


切実が無重力の自由に震えている
 ....
   怒鳴りだしたい
   衝動を
   奥歯で噛みつぶす

   瞼の裏に溜まった
   悔しさを
   ギリギリの精神力で
   持ち堪えている

   溢れそうな感情を
   ....
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘
芦沢 恵さんのおすすめリスト(5458)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星の王子様- Lucy自由詩8*14-6-28
だって宇宙でさえ- 吉岡ペペ ...自由詩414-6-27
雫の夢・・・- tamami自由詩1014-6-27
熱風の街- Lucy自由詩20*14-6-27
化題- あおば自由詩7+*14-6-26
主題- あおば自由詩3*14-6-26
ひと日は過ぐ- 生田 稔自由詩114-6-26
朝焼け売り- 智鶴自由詩314-6-25
現題- あおば自由詩5*14-6-25
野菜生活- 乱太郎自由詩23*14-6-25
午前ろくじと午後ろくじ・・・- tamami自由詩414-6-25
俺はいま戦っているか?- 吉岡ペペ ...自由詩614-6-24
【_おばさんの呟き_】- 泡沫恋歌自由詩14*14-6-24
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール- 北大路京 ...短歌614-6-24
孤独- ……とあ ...自由詩8*14-6-24
ごめんねチクロ- ichirou自由詩7*14-6-23
6月の闇- 吉岡ペペ ...自由詩414-6-23
はずれくじひいたみたいなすかすかのオレンジを憎んでみたりする ...- そらの珊 ...自由詩20+14-6-23
風船- 殿上 童自由詩19*14-6-23
歌いたい- ただのみ ...自由詩16*14-6-22
反戦- 吉岡ペペ ...自由詩514-6-22
傷つく場所- 吉岡ペペ ...自由詩514-6-22
- あおば自由詩4+*14-6-22
凧になって駈け上がれ- ichirou自由詩9*14-6-22
原題- あおば自由詩3*14-6-22
自分に問いただす言葉_/_信じています- beebee自由詩24*14-6-22
聞こえた- nonya自由詩19*14-6-21
LIFE!- 吉岡ペペ ...自由詩314-6-20
【_表面張力_】- 泡沫恋歌自由詩17*14-6-20
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘- 北大路京 ...短歌814-6-20

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