すべてのおすすめ
言葉が通じる相手を
食べようとは思わない
そこここに
言葉が通じない人
食べられちゃう

たとえば外人
言葉通じない
もちろん
食べられちゃう
南無

たとえば犬猫
言葉通じ ....
荒涼の沃野を散布する
貴女と云う銀鱗の輝き
生に震撼の死を孕ませ

〉生きたい処で逝きなさい〈

地球と天国を架橋し傘差し
伸びやか細やかな静かさの渦
秩序を壊しながら秩序を創り出し
 ....
「あなたは 15歳の子供は こんな醜悪な場にふさわしくない
少なくともわたしはそれを知っている
もっと美しいものを受けるに値する」  
                 (ヤマシタトモコ『違国日 ....
地平線から昇り来る
巨大な母親の顔が毎晩に
フライパンで私を炒めるの

そう言い遺し旅立った彼女の声
その残響 心に刻み込まれ保ちつつ、

僕は生き残り自らの巨大
混沌の時代に炒められ ....
9月の末から禁漁期に入る

本流の虹鱒だけは年末まで

あと何回渓へ入れるのだろう

明後日はイワナ・ヤマメを狙い

深い緑のなかに入ってゆく
九回二死走者なし
わたしは十七歳だった
バッターボックスで
晴れた外野ばかり見ていた
白線に囲まれて内と外は
確かにそこにあるのに
わたしを囲む輪郭は
ぼんやりとするだけで
虚 ....
琥珀の水に酔いながら
明日のメニューを考える
今夜はカツオのたたきが良かった
夏の終わりには生姜が美味い
胃を失くしているのに
ご飯をモリモリ食べる夢をみる
筋肉質の躰には
良質な蛋白質 ....
まぶたが閉じるのとたたかいながら
キャラメル箱の移動 ゆれる
向こう側の空 灰色
ほんとうは 終らない色

窓開けて あみどに
バッタの子ども
会いに来てくれた
また自分らしくいられる ....
買い物帰り、袋を持って歩いていると
子連れの母親が「あんなに重いの持って偉いね」と

ありがとう、でもこれ、いい〇こなんだぜ
きれいな顔してるだろ、ちょっと打ちどころが悪か……

昔、入院 ....
白く浮かんだ綿雲が涼しげな影を作り、
緑の斑は噴煙のように大地を盛り上がらせた
いつもは動かない巨きな山たちが
突然、立ち上がって天空を掴みそうだ

現実と、非現実との見分けがつかない
遠 ....
岩子は人間で幽霊族とは結婚できなかった
岩子が死んだ後
腹から子供が這い出てきた
幽霊族との子供で妖怪だった

岩子の体は灰になり意思だけが残った
やがて姿をアゲハ蝶に変え
子供と夫に寄 ....
光の細やかな骨組み
白銀に震え観え
意識の内に立つ光柱 
     、
眼を見開けば雨上がりの空に
巨大な虹の音も無く架かり在りて
それはやはり

そうだった

{ルビ伽羅=きゃら}を{ルビ焚き染=たきし}め

熱き胸を{ルビ鎮=しず}める

秋の夕暮れ
身長169cm
体重62kg
心電図異常無し
尿検査異常無し
血圧92-60低血圧

血液検査
白血球8490異常無し
赤血球系は全部少なく貧血症
LDL(悪玉コレステロール)121 ....
爆ぜてふわりと広がる火の粒
無数の思いを映して漆黒の宙に咲く
見上げる顔は様々な色に照らされた

今の自分がパッと開いて
苦悶する思い散らして

心に纏わりつくものが
だんだん落ちてい ....
 君の発する声の
笑うとき 、

 その感触あゝ不思議に

歌って居るんだ、
 ささめき震え色成して
日暮れとともに出港し
太平洋を南下する航路
フェリーの舷側が
海面を撫で
闇の中に小さな白波を立てる

夜半に目が覚め
風にあたろうと
デッキに出る扉を開き
手すりにもたれた
夜空 ....
角がないから、
まあるくなれる、
笑顔という名の、
おまんじゅう、


角がないから、
まあるくさせる、
笑顔という名の、
おまんじゅう、


笑うと目が細くなる、
とぉーっ ....
他愛無い話をして笑い合った
そこが病室であることを忘れてくつろいだ
しかし血色の無い唇は落ち切った砂時計のようだった

帰る時
私の頭から爪先まで目に焼きつけようとする瞳が潤んで光っていた
 ....
お星さまにとどかない
きらきらひかっているのに不思議
ずっとながめているうち空になってしまった

朝はまだ水がまぶしかった
おなかの模様でちくちく逆だつ毛
たまには吸ってるって知っていて
 ....
ゆっくりゆったり朝を歩くと

雲間に太陽が顔見せ輝き始め、
吹き寄せる風に揺れ動き照り映える緑の群れ
明るむ色光の濃淡 歩き進む私を包み込み
流砂の如く染み流れ沈み込む頭の思考 、
足の意 ....
街も山も渓もみな

雷雨に包まれ

水の中

通勤電車もみな

雨の中


   ※


雨だから

何をするのも面倒で

今夜はレトルトカレー

しょうがない ....
 

詩、
て、なにさ

自称詩人、
て、なにさ

他称詩人、
て、なにさ

想い、
て、なにさ

テク、
て、なにさ

伝えたい、
て、だれにさ

夜のう ....
ゴロゴロしてテレビを見ていたら
窓際で蝉が鳴きだして
テレビの音が掻き消された

でも腹が立たない
僕は何とか無事に辿り着いた週末だ
蝉も何年もかけて辿り着いた終末だ
お互いをたたえ合お ....
ネアンデルタールは愛を知っていた
葬列を組み
亡き人に花束を捧げ
そして葬った
クロマニヨンとも愛し合い
子孫を残した
それは考古人類学でも証明されている
すがたかたちは違うけれど
彼 ....
伝えたい想いがあるから描くのです
届けたい想いがあるから描くのです


この想いが、この世界のどこかの片隅に
たったひとり たったひとりの誰かに
拾い上げてほしいから描くのです


 ....
帰り道でも
     ない道を

通ってアパートに辿り着くと、飼い主のない
猫に好かれて。君の声も、君の顔も思い出せ
ないのに、君の匂いなんて思い出したはずも
ない、あの夜に似てい ....
雨打つアスファルト 水の溜まり

波紋の拡がり消え拡がり
一瞬、一瞬 無数輝き銀の色
虚しき永久の 永久の虚しき
連呼する歌声に地が応え
宙へ返し降り続ける雨

水の溜まり 雨打つアス ....
大病をした私は
人の心の痛みに敏感

なれたと思う
人の心は動く
だから励ましが必要なんだ
痛いのは君だけじゃないよ
私もそうだよ
必ず良くなる
希望を捨てずに
共にがんばろうよ
死ぬ
グッドバイ

それは太宰治だ

いろいろ……
ありがとうって続けたそうだった

そしてありがとうと言えばお別れになりそうで
いろいろ、何?
とさえぎって

けれど終わりに ....
こしごえさんの自由詩おすすめリスト(3569)
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