すべてのおすすめ
いつなんどきこの世界が崩れ落ちるかなんて
誰もわからないよね
もしかしたら世界は永遠にこのまま続くかもしれないし
だとしても
個人としては誰一人そこまでついて行けないわけで

コンビニの深 ....
うつる
ゆめみたいな空に
かわいたお皿
ながれおちる今日と今日と今日
耳たぶのかたさのパン

うそをついてやり過ごした
好きなくつ下をはいても
気持は汚れていて
みあげてもみさげ ....
女神は約束をしないし
願いも叶えない
女神は怒る
約束を破ったと
鬼の形相の女神を
性懲りもなく
あなたは
愛してしまうだろう
苦みが味覚でもっとも
秀でたものだと知ったとき
ひとは少し大人になれる

そして気がつく
生に於いても
それは同じではないかと

例えば
苦難 苦労 苦悩などが
それにあてはまると ....
更年期だからもう卒業させて、と嫁さんに言われた。摩擦で粘膜が痛くなって耐えられないの。
それがセックスを拒む理由だった。
突然の卒業宣言に私は戸惑った。
男の性欲は簡単には終了日を迎えられない。 ....
雑木林の奥の崖まで行く癖がある
そんな時に偶然見つけたのがこの教会だった
天井近くには鳥の巣まであるほど廃れていて
キリストは取り外されたのか
薄汚れた大きな十字架があるだけだった

軋む ....
時間の壁を一気にさかのぼる
その写真のなかには今では想像のつかない彼女がいた
写真の横に書かれた十七才の文字と妻の名前

アルバムは彼女が私に嫁いで来るときに実家から持ってきたに違いない
な ....
「世界が平和になりますように」の立て看板を次から次へとぶっ壊して破片の上でダンスダンスダンス。七夕まで踊り狂うよ。天の川の下、きれいに残った文字だけを組み合わせたらそれが世の中の真実なんです。
嫌い ....
未だ薄暗い病棟の廊下を
行き来する人達、
それぞれの様々な幻を
歪な足取りで運んでいく
とんとんとん、と
縺れて引き摺り屈曲して

閉鎖病棟の午前四時
反復される夢現、無限
いつもの日常は
新しい朝から始まる
何もかも新しく感じられる

お決まりの喫茶店に行き
お決まりのコーヒーとサンドイッチ

陽差しが心地良い
朝の涼しい風が
良い気分にさせる

 ....
何かしてもらったら
ありがとうと言いなさい
自分が悪いと思ったら
素直にごめんなさと言いなさい

自分が嫌だと思うことを
人にはしないようにしなさい
挨拶をされたら
微笑んで礼を返しな ....
この地球が何一つ前兆を現さずに
突然
引力の全てを失ってしまった

あってはならない事態が起きてしまった
もはや地面にへばりついていられなくなって
宇宙に飛散していく有り様に
全人類を代 ....
ひまわり畑に抽象など要らない
ひまわりが人のようにひとりずつ
死んでいく死んでいく真昼
ひまわりは枯れては青空を見返す
死をさえぎるどんな光も要らず
衰弱はどこまでも澄み切っていて
笛 ....
*
三島電灯機械製作工場は大きくなりすぎた。

*
年々その規模は拡大し街は浸食された。
僕の家の玄関にもそれは入ってくる。

*
56年の時点ではドアの隙間から鉄屑を突き出す程度だ ....
そんな顔しないで
の、そんな顔がどんな顔なのか私には分からない
特に悲しくも無いのに
悲しいのと聞かれ
特に怒ってもいないのに
怒っているのと聞かれる事が多く
 ....
真昼の空、俄に暗くなり
青い青い地球 巨大に浮かんでいる

凝視しながらわたしは
驚きの余り震えている

存在していることの異様

青い青い地球 ぽっかり浮かんでいる
あそこもオレがガキの頃は家族がちゃんと暮らして子供が沢山あそんでた団地で、いつのまにかアイツラの兵舎になってそのままああやっていっつも上からオレタチを見下ろして、三階まで空き家にしてな倉庫だぞ倉庫、あ .... 真夏の太陽に眼も火傷した。
もうこれ以上たえられない暑さに気が変になりそうだ。
屋外に出るのは命に危険だと市の防災放送が盛んに注意する。
しかし屋外で働かなければならない我が身は逃げられなかった ....
朧な虫の音
池畔に風が渡り
汗がひく
ほんの
ほんの少し
涼しい夜
夏の欠片を
見つけた夜
「みやざわけんじくんが
人殺しだと言っただけじゃないか!」
木更津の暴れん坊が
予算委員会で唐突に
そう叫んだとき
質問者の共産党員が
「何を言うんだっ!」と気色ばんだ

それをニュー ....
明日鰺を焼く
今日は豆を食べる
いつもと変わらぬ
立秋過ぎて
8月14日
空晴れて後
夏が残る
形から入るタイプだから水晶玉でもそろえない限りスピリチュアルに傾倒することは一生ないと思う。それに飽きやすいから。さみしい人がハマるんだよって、ハマったこともない友達が深刻な顔で忠告してくれたけど、き .... もうちょっで物語は完結するから、舞台の前から席を立たないで欲しい。
あまりの悲劇の連続に笑いが起きてしまいそうだった。でも最後は泣けてくるから期待して下さいね。
どんなに長丁場の物語にも必ず終わり ....
かたいかたい土を破って死ににくる蝉。六角形の頂点で、
わたしたちは夏を迎えた 地味で可愛い花とか、葉っぱ
とか、きれいな石や安くてぺらぺらの靴。32階建のビル、
眼鏡のあの子、クーラー ....
素手でごしごし食器を
洗うようになった
ゴム手袋は着用せぬようになり
ゴム長靴はタクシー会社に
置いて来た
だって私は毒殺犯ではないのだから
湯呑やピペットは要らない
赤痢が猛威を振るっ ....
みんみん蝉の鳴き声が
ギラつき始める昼下がり
私は君に沈み込み
君は私を受け入れて
二人は一つに溶けていく
天蓋が開くのを待ちながら
苦痛と陶酔入り交じり
骨の髄まで溶けていく
乾燥機の横に
ノートが吊り下げられていた
落書きが多いノートの最後に
「心を洗える洗濯機を入れて欲しい」とあり
お店のコメントは
「探してみます」と書いてあった

ちょっと笑えて心が洗わ ....
強い酒を飲む習慣が身に付いてしまった。
何の事はない。仕事と職場の人間関係にストレスを感じてしまい、強靭とは言えない精神が悲鳴をあげたからだ。
アパートに一人暮らしをしていたから、誰にも咎められな ....
平和なひとにしか着られない服があるらしい。あたしも着たい。「似合わない」の散弾銃を浴びたい。身体中ぼこぼこに開いた穴から零れるのがうつくしい宝石なら生きた価値を見出せる気がしている。証明させてよ。フリ .... 取り出したノートを夕暮れに見つめている
手にして 最初の行から それを見つめては 
手で 時間自体を紐解いたような
光の方へと 時の言葉を読んでいる


何か そして 自分が経験した出 ....
秋葉竹さんの自由詩おすすめリスト(2134)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この世界が- こたきひ ...自由詩318-8-20
青い塗料- はるな自由詩718-8-19
あなたの女神- 腰国改修自由詩2*18-8-19
苦み- HAL自由詩5*18-8-19
更年期だから- こたきひ ...自由詩918-8-19
「祈りの残骸」- 桐ヶ谷忍自由詩718-8-19
アルバム- こたきひ ...自由詩318-8-19
ダンスダンスダンス- 青花みち自由詩8*18-8-18
病棟の朝- ひだかた ...自由詩418-8-18
新しい朝- 夏川ゆう自由詩318-8-18
少しずつだけど- HAL自由詩4*18-8-17
断崖- こたきひ ...自由詩218-8-17
残暑から始まる- 葉leaf自由詩218-8-16
三島電灯工場- 佐藤伊織自由詩218-8-15
慟哭の向こう- 中山 マ ...自由詩318-8-15
夢○地球- ひだかた ...自由詩218-8-15
ゆるしてくれ、たのむ、ゆるしてくれ- よーかん自由詩118-8-15
真夏の太陽に- こたきひ ...自由詩518-8-15
夏を惜しむ- 腰国改修自由詩1*18-8-15
殺人犯みやざわけんじくん- 花形新次自由詩118-8-14
8月14日- 腰国改修自由詩2*18-8-14
宗教- 青花みち自由詩4*18-8-14
耐えられない心の痛み- こたきひ ...自由詩218-8-13
- はるな自由詩418-8-13
となえてこらえた- 間村長自由詩818-8-13
法悦- ひだかた ...自由詩518-8-13
コインランドリーノート- イオン自由詩2*18-8-13
胃が痛くて- こたきひ ...自由詩418-8-13
シースルー- 青花みち自由詩518-8-13
昔の日記を開いて- 番田 自由詩318-8-13

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