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山をのぼるたびあたりまえのことだが

生き物いがいも存在しているこの世界に

山が石で岩でできていることをおもう


日本でにばんめに高い山は北岳だ

連山にあるのに富士山より孤独な ....
見交わす、
立ちのぼる、
瞳の中の揺らめく樹木
私たちは、いま、もっとも生きている、ということ
強い風に吹きつけられる
一匹の猫が
民家の塀を
豹の速度で駆け登ってゆくさまが見える
掠 ....
灰色の寂寞に粉雪舞い
無数の記憶と思い出が
白く吐き出されては消えていく
雪の降る街を 雪の降る街を
哀しみだけが追いかけて来る
場所は何処でも
笑顔があれば
愛の空間になる

寛げる場所は愛でいっぱい
ずっと過ごしていたくなる

辛いことがあっても
悪いことがあっても
乗り越えられる

愛の空間は居心地が ....
メガネをはずすから
いけないんじゃない?


どれだけ好きなのかの実験を
いつやるのかを
待っている

負けないはず

あなたの優しいところ
あなたのほのぼのとしたところ
あな ....
長坂の
途を巻いて
舞い降りた天使は、
寄せ波引き波に気を合わせ
光の響きを七色の虹に変えて
足早に石灰岩の舞台に水を打ち
消え逝く人々の祈りを聴き取る。

 独り独りの限界と可能性、 ....
蝶々は飛び回ります
匂いに引き寄せられて
花は待っています
蜜と共に花粉が運ばれるのを

蝶の性なのか
花の魅力なのか
色艶はどの生物にもあるもので
命を引き継ぎます
自然は魅力 ....
その水道からは愛は溢れるのだ

しかしお前は
蛇口の捻り方を知らないが為に
グラスはただ薄汚れていくばかりである

誰にも教わることもなく
恥と傲慢の隙間から手を伸ばし
ようやく蛇口は ....
穿つ
一点の水滴
たえまなく
焦らず
おごらず
白い石、穿つ


ダメな
期待を
いだかせない
過去の自分自身を
穿て


刃物のような崖から見降ろす
目の前の荒海が騒 ....
月曜日は湿気った煙草を吸ってた
嫌になるぐらい肺を膨らませて
病めるときも健やかなるときも
しらねぇよっ、て知らないふり

あの角によくいた犬は?
おれの車のボンネットで昼寝してた
猫は ....
セーラー服の第2ボタンの下
見えない手形が押されたあの日

腐った果実と一緒に捨てた
体の行方が心とはぐれて
ダスターシュートの入り口で死んだ

触れることも触れられることも
許せなく ....
大きな欅が伐採された
ものの半日かそこいらで
姿を消した
あっけないほど
たやすく
死んでしまうことは
こんなに簡単

雨を飲み
光を吸収し
息を繰り返し
いくつもの季節をその身 ....
ふつうがなにかも分からない

善悪の区別もたぶん

ついてもいないし分かってもいない

なにが悲しみなのか

その結果のようなものをタオルで拭く

なにも元には戻らないし

関 ....
同じことばかり
繰り返さない
癖にならないように

同じこと繰り返し
嫌な思いしたくはない

気持ちが変われば
考え方が変われば
何かが形を変える

いつでも止められる
その力 ....
文字が言葉が歪み 一瞬にして灰となるとき

闇から逃れ来たるものの 漆黒に崩れ去る

郵便、郵便
この豪雪のなか
届ける者は誰一人としていない
雪道に崩れ落ちそうな脆い月、
そんなこころを抱きしめて
自分を抱きしめ堪える朔月

雪道に崩れ落ちそうな暗い月、
抱えた苛立ちを棄て切れない
涙も凍る非情な朔月

雪道に崩れ落ちそうな ....
この世の塵の掃き溜めに涙も唾も吐き捨てる
俺の怒りの矛先は何処にも行き場を失って空っ風に震えるばかり

何でもねえょ
馬鹿馬鹿しいよ
どうでもいいよ

どいつもこいつも
あいつもそいつ ....
 今日が、微睡んだ瞳の奥で
 希釈されていく


感情は、乾いた風に吹かれ、干からびて
身体の襞に折り畳まれる
けれど、記憶はいつかまた蘇る


あなたが必要としているものは
全て ....
少年期の 苦悩が
舌の上に 暗く燃える
燎原の火とも 思しく
火力を 増幅する

のたうつ 蟒蛇の様な
凶悪な 輪郭に
驟雨めいた 思考の
黒煙を漏らす 眼瞼

少年から 幽鬼へ
 ....
一人にたった一つしか持たされていなかった
それを
いつかは黄泉の国に落としていまうとわかっていても
一分でも一秒でも長く持っていたいのは
誰しも切に願う事

名を呼んだけれど応答がなかった ....
透明な砂漠が
空に広がり
回るペダルで
時間を止めながら
誰よりも強い
世界を探そう

意識の中に
光を打つ魔法
薄いセロハンを
瞼に乗せて
たゆたう風の
踊りを眺めて

 ....
荒れ狂う海を見た
 防波堤は決壊し
穏やかな海に遊んだ
 日がな一日泳いで泳いで
甘やかな海を味わった
 夕げに貝をほじくり食べ
律動絶えない海を聴いた
 夜の浜辺に蟹を追い
太陽を溶 ....
街の灯が消えるころに
俺たちは跳躍を繰り返した
皮を剥ぐような風が
駆け抜ける午前三時
記憶のなかのサウンドのハイハットが
氷の割れる音に聞こえるような気温だった
あたためて
それは ....
裏切りはいつももう

すでに進行していて

素知らぬふりしていたひとも

あばかれるとすっとぼけてる


星空の瞬きって

その距離と俺の距離って

なんのものまね

す ....
砂浜に辿り着くと私は
必ず目を閉じる
波の音を聞く為に

どんなに凪いだ海にも必ずある
怒りを鎮め
後悔を慰めてくれる波音

共に訪れた人にも
私は勧めて目を閉じた
どう?と聞いた ....
目覚めの一杯、その珈琲は
欠伸より先に注がれて
眩惑が晴れたのちに
細胞膜へと浸透してゆく
窓際の古い毛布を染める東雲を背に
明けの明星は針であるかのように
在りし日の純白に突き刺さる
 ....
東京の風がつよい

霞がかった青空だ

むりやり既視感を

呼び起こさなくても

子供のころ学校で

教室の窓にうつる

運動場や町並みだ


あのころの細胞は死滅してて ....
涙と雨を掻き混ぜて
同じ輝きになるまで
見ていた

虹のベルトを
胸に締め付けて
白いワンピースの
模様にしよう

洗っても
消えることのない色を
思い出と呼んで
心にしまえば ....
どこか楽しいところに行こうか
平日で季節はずれで
誰もいないような
そんなテーマパークがあればいい
小さな車ですいている道だけたどって
近頃君が好きになった外国の音楽を流して
ほんの少し窓 ....
俺の親父の誕生日を祝うために市場で食材を買う女は

そのちいさな宴を終えて

車から降ろされるまで大声で歌うことをやめなかった

白骨死体が見つかるまで俺を探しつづけるような女だ

俺 ....
秋葉竹さんの自由詩おすすめリスト(2134)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
孤独の山- ペペロ自由詩1019-2-10
みじかい流星- Javelin自由詩319-2-9
雪の降る街を(改訂)- ひだかた ...自由詩319-2-9
愛の空間- 夏川ゆう自由詩319-2-9
『好き』につける薬- 立見春香自由詩519-2-9
使命(改訂)- ひだかた ...自由詩319-2-6
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水道- 中原 那 ...自由詩219-2-5
崖の上の星座(ほし)- 犬絵自由詩419-2-3
乾いた野良犬の鼻- 帆場蔵人自由詩419-2-2
- ミナト ...自由詩219-2-2
かなしいおしらせ- そらの珊 ...自由詩12*19-2-2
ふつう- ペペロ自由詩419-2-2
繰り返さない- 夏川ゆう自由詩119-2-2
音信不通- ひだかた ...自由詩319-2-2
とんがって月- 立見春香自由詩919-2-2
死にたかねぇよ- こたきひ ...自由詩519-2-2
クロスオーバー_ナイト- 長崎螢太自由詩5*19-2-1
幽鬼- ルラ自由詩2*19-2-1
時の経過を待っていたから- こたきひ ...自由詩319-2-1
カーニバル- ミナト ...自由詩219-1-31
ふるさとの海- ひだかた ...自由詩1119-1-31
この夜はあの夜- ホロウ・ ...自由詩3*19-1-31
素知らぬふり- ペペロ自由詩319-1-30
海の音- しょだま ...自由詩319-1-29
故郷- 中原 那 ...自由詩219-1-29
東京の風- ペペロ自由詩619-1-29
ボーダー- ミナト ...自由詩1*19-1-29
ファンタジア- ドライ運 ...自由詩7*19-1-28
シグナル―時計と写真―- ペペロ自由詩419-1-27

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