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今日という日に友達のことを
一人で思い出しているのはなぜだろう
長ネギの入った買い物袋を抱えて
また 部屋にまで帰ってきた日の 夕暮れ時に
カーテンを開けて 夜空を見ている
何もして ....
あの日 バンコクの高架下で
僕は一人ぼっちで寂しくご飯を食べたのだった
薄暗い屋台の席で カオマンガイと
闇の中を行くバイクを 一人で 静かに眺めていた
今年のクリスマスの印象としては ....
バンコクの光の中
仕事場へ向かう人たちと
そこから帰る人たちとで混み合うバス
ガイドブックに無いスーパーの前
バスに乗っていた僕だった
高架下はどこか寂れた冬の風景
暑いけれど ....
僕はタイのドミトリーにいたのだった
蒸し暑い階段を登る時に思う 僕は 今 タイだ
事前に予約しておいたベッドに案内された
白いシーツに横たわると そこに 四角い窓
僕はそして風の入 ....
取り出したノートを夕暮れに見つめている
手にして 最初の行から それを見つめては
手で 時間自体を紐解いたような
光の方へと 時の言葉を読んでいる
何か そして 自分が経験した出 ....