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しとしと
詩と死が降って来る
意味と響きの言葉の間(あわい)
貴女の声が木霊して
深い深い沈黙のなか
詩と死が現に孕まれる


)そのとき空が落ちてきて
)そのとき宇宙が爆発して
 ....
 
はるか空
最近は見上げることを
忘れていた気がする

それは足もとの水溜まりを
下を向いて避けながら歩く日が
続いているからだと思った

はるか空
そこには雨の工場があって
 ....
死ぬのは怖い
死ぬのは怖い
死ぬのは怖い

なんとしても死ぬのは怖いから
何とか死を回避する方法はないものかと
あれやこれやと思いを巡らしながら
何とか今日まで生きてきた

死ぬのは ....
とてもシュガーレスで甘い日々に乾杯
いつかか叶うかもしれない幸福論にさよなら

すといっくなクラプトンが好きだったな
ちょっぴりうち間違えをしたタイピスト

シドビシャスみたいな素直な凶暴 ....
考えなしに
イイねなんて入れると
それで許されたと思って
自分で働いて生きて行こうという
気を失くします
(元々0に近いですが)
あなたがイイねをくれるまで
ずっとこの場所から
離れな ....
{引用=
こわれた家で待っています

むかし きいたことのある
こんな声、です

「死んだ子たちはけだかいので
 星になったりしません
 晴れ空に光がみちるだけです」

(おし ....
巨大な宇宙の夕焼けが
今日も雨降りの向こうにやって来る
私も君も雨に濡れ
その時をじっと待っている
今日という日を取り逃さないため
在ることの不安に呑み込まれないため
祝祭の刻を、永劫の瞬 ....
去年の秋
星を探しに
小高い公園で二人

私が指差す方向を
まるで鉄砲を打つように
腕を掴んできた

どこ?
僕の星座はここだよ
この指の先
あのカシオペア座の下

君が ....
大きな一頭のゾウの写真をこっそりと 
一人だけ見ることのできる男がいた

男はゾウを連れてきて
人々に目隠しをして触らせた

北の民はゾウの耳を撫でて
ゾウは耳だと言った
東の民はゾウ ....
降り続く雨に
赤い薔薇は薮の中
凛と咲き誇り昔日の
君の面影、呼び起こす

 *

この雨のなか
はしゃぐ子らの声上がる
病棟の窓辺のやるせなさ

 *

一雨毎に色深める
 ....
地図から欠けているくらい

小さな島の話で 反対っかわまで行っても

さして変わり事もなく あお満面だし

画家には一人の上客が居て、全てはそれで十分だった


さくばん夜な ....
湿度が高くて過ごしにくい
梅雨の重々しさが嫌

雨は嫌ではない
雨に濡れた大自然も
雨に濡れた街も好き

長々しく横たわる梅雨
出口が見えてこない

何もかもが
湿気に包まれて
 ....
園芸すきな
こてんはあげん先生
満点くれへんかった

こたえのない問やから
空欄のまましとったら
そんでは点やれんのやと

ほんならまともなこたえて
そん花壇に
さいてたんかいの
 ....
私は太陽の鏡
雨の日も曇の日も
忙しく道を通り過ぎるあなたに
私は光をさす

振り返らなくてもいいの
私は知ってる

夏の間あなたが早起きして私に水をくれたことを
昨日あくびをし ....
私の心は鬱々と
外は晴れて燦々と
闇と光が交錯する

)眩しい戸外の緑の群れ
)俺は眼からそれをむしゃむしゃ喰う
)光で闇を圧倒せんと
)眼からそれをむしゃむしゃ喰う

私の心は鬱々 ....
孤独を愛してるなんて
自分に大きな嘘をついてる

しかしそれは
ただ単純に自分以外の人間と
うまくやっていけないだけ
そして好きな人と
嫌いな人間とをはっきりさせてしまい
上手に自分に ....
牙よ 凍土よ









ファングよ
悲しみよ






俺たちは罪を犯してもないのに



なんで裁かれるんだろう?







 ....
{引用=
かなしすぎてわたし
みちばたのたんぽぽのように首をたれて
ないています

さいごにもらした
ころしてやる
の、声が
しろい綿毛になって
神さまだっただれかのところに
とど ....
遠いところへ行ってしまった人へ

忘れていった財布が
今もここにあります

空っぽだよと言ったけど
あの日のレシートが
一枚だけ入ってました

最後に行った
二人お気に入りのお店
 ....
  
ふと 遠くを見るような視線で
あなたは 呟いたようだった

なにをどう 言葉にしたのか
僕は 聞き取ることができなくて


  あなたは 聞こえないように
  わざと 呟いてみ ....
咲き誇る紫陽花
憂鬱な思いに
濡れたふくらはぎ
閉じられる傘

 *

雨上がりの明るみ
触れ合う額と額
優しい石鹸の匂い













 
刈り入れの終わった麦畑に
白い月光が降り注いで
女の裸が踊っている
ぼくは二階の窓に足をかけた
出来損ないの人形で
アスファルトの上に踊りながら落ちて
小さな青い海を広げた

星と月が ....
日暮れ時
蜜を求めて飛ぶアゲハが
自殺した美しい女達の
芙蓉のような人魂に迷い
燃えて無くなってしまった

いかに美しくても
幸せになれなかった
業深き女達の
貧しい平等

鱗粉 ....
大気のハロー、青い地球
緑は再び燃え立って
私は自分を忘却し
無限の彼方に身を委ねる

)すべて、すべては去っていき
)果ての果てに眩めくもの
)思考の遥かに見出されるもの

(〃詩 ....
カレンダーを
これから旅立つ友だちにもらって
廊下にかけた
それは
ラウンジの一人がけのソファに座ると
真正面にあって
ふとスマホから目を離したりすると
かつては真っ白な壁だったところに ....
街の雑踏で背後から声をかけられた
立ち止まりふり返ったら
人違いでしたごめんなさい
と若い女の人

人の流れは速くて
あっという間にその人は何処かにいってしまった
ほんの束の間の出来事
 ....
久しぶりに、酔っ払ったあの夜

「あのねえ、私、好きな人がいるのー」

いるのー、と延ばした音の先まで

彼女は駆けて、そして駆けるのをやめて

だって酔いが回っちゃうからね

ま ....
 
突然の雨におどろいて
なみだを浮かべるあなたを
思い出してしまいました

だんだんと雲がはれて
すっかり晴れた空を見上げ
あなたの笑顔を見たようで

あの空もこの空も
あなたの ....
朝日を小瓶に捕まえて
蓋をしめて逃さない
泣き出した夜に雨が降る
綺麗すぎて汚くて正しすぎて間違いで
かけがえのないものを掛け違えるまいにちに
夕陽を虫籠に入れる
幼い記憶を餌にして
孤 ....
昨夜の酷い雨が連れてきたボロボロの木の枝が、川の分岐に設えられた水門の脇でおざなりな寝床のように積み上げられている、そこで眠っているのは生まれたばかりの数匹の子猫の死体だった、明けたばかりの木曜は ....
秋葉竹さんの自由詩おすすめリスト(2134)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩と死と- ひだかた ...自由詩6*19-7-2
「雨の工場」- ベンジャ ...自由詩3*19-7-2
約束- こたきひ ...自由詩319-7-2
ロッカー- 梅昆布茶自由詩1119-7-1
自称詩人にエサを与えないで下さい- 花形新次自由詩219-7-1
六月の朝- 羽衣なつ ...自由詩1619-7-1
夕焼け(改訂)- ひだかた ...自由詩519-7-1
星の想い出- 丘白月自由詩219-7-1
ぞう- 為平 澪自由詩319-6-30
入院生活2- ひだかた ...自由詩719-6-30
本懐- なけま、 ...自由詩219-6-30
梅雨の海- 夏川ゆう自由詩219-6-29
流れける_を続けとる- AB(な ...自由詩4*19-6-28
マリーゴールドの妖精- 丘白月自由詩319-6-26
この午後の刻- ひだかた ...自由詩8*19-6-26
孤独とは闘えないよ- こたきひ ...自由詩219-6-26
牙よ_凍土よ- TAT自由詩319-6-25
わたげ- 羽衣なつ ...自由詩19+*19-6-25
レシート- 丘白月自由詩1019-6-24
「淋しいと呟いてしまう」- ベンジャ ...自由詩4*19-6-24
面会(改訂)- ひだかた ...自由詩619-6-24
君の海- 両性具有自由詩219-6-23
美人魂- ゴデル自由詩7*19-6-23
無限(改訂)- ひだかた ...自由詩519-6-22
友のうた- コーリャ自由詩519-6-22
火の車と水の車- こたきひ ...自由詩319-6-22
もえかす- うめバア自由詩219-6-22
『あなたのような空色でした』- ベンジャ ...自由詩4*19-6-21
夕陽の虫籠- かんな自由詩1019-6-21
饒舌なハレーションの朝- ホロウ・ ...自由詩3*19-6-20

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